住まい・インテリア

過去の記事(目次)

ミハルと建築(正しい家の建て方 分かります)

トップページ

「 家の建て方 はじめに 」
「 木造住宅 耐震偽造工事 」   組織ぐるみの悪行
「 薄めていた外装工事 」     ビル改修工事の陰謀
「 ショールーム酔い症候群 」   選び方に注意です
「 住宅建築の基本 」        安心な家ではありません
 

「 工事によるマンション耐震偽造 」 組織ぐるみの悪事 
「 5階建ての罠 」          構造工事、悪事を謀る
「 一戸建て住宅の偽造工事 」  知識の無い業者
「 運の良い家造り 」        運を知らされない建主
「 販売成績だけの設計プラン 」  心のない小細工

「 家はこうやって建てる 」    ベストコンビネーション

「 住いの安心な工事契約 」   工事費の持ち逃げはさせません
「 覚悟と偽装事件-1~4 」   設計監理者の心構え
「 安心になった家造り-1~3 」  最も良い家の建て方
「 ミハルの自己紹 」平凡人です

「 建築の安心な取引-1・2 」   安心な支払い取引方法
「 住いの悲劇-1・2 」     家造りのまやかしと悪夢
「 住いの悲劇-3~9 」
「 望まない家-1・2 」    設計者を選べなかった設計
「 見えない家造り-1~3 」   ダメな監督は代えて

「狙われている家の値段1~10」建主の心を欺いて吊上がる値段 
「不幸な人が出ないよう-1~3」
「数々の不正工事と裏切、許せません!」1~11最重要
「緊急に安心な家を,不安です1~10」無責任な住宅販売
「家造りの命は基本プラン1~3」設計は気持ちが通じる

「数多くのプランから1~5」   信頼

「ひと と 竹とんぼ
 
 
 
  



 

| | コメント (0)

「木造住宅 耐震偽造工事」

家の建て方 経験1
この事例、どこかのドラマみたいですが

設計監理見張る )の重要性を痛感した
ミハルの実体験です。

「手抜き工事」
木造3階建(2×4工法)
1階が設計基準に無い工法で造られていたのです。
    
監理者は、建設業者の名義です。
建物は、私が設計したことから
監理補助という立場で依頼されていた。
連絡があれば検査に立会うのです。
 
3階部分も形となる頃、検査の連絡があり
現場に行くと
「こんな工法は存在しない」
建替えるしかないのです。
 
建物を、支える土台部分が極めて細く
3階建の建物が、宙に浮いている状態です。
この工事では、建物本体の重さだけで
崩壊の恐れがあり、極めて危険です。
 

  詳細は多くの専門用語とその解説が
  必要となるため省略します。
 
業者の監理者は下請業者に任せっきりで
設計図との照合作業を行っていなかったのです。
 
私は、設計者であり、監理者ではありません。
強引に建替を進めれば今後の取引は無くなります。
 
しかし、私も建築士のはしくれであり
目標は正しい設計監理者であることです。
 
この惨事を見過ごす訳にはいきません。
私を含めた話合いを申し入れたのです。

「手抜き工事の責任を取る者がいない」
現場には、多数の人間がいました。
背広を着てパリッとした誠実な感じです。
 
私は、この関係者の複雑さに驚きました。
 
現場立会い者は以下の通りです。
輸入商社 → コンサルタント 2人
  ↓        ↓
元請建設業者 3人
 ↓
下請け業者  3人

合計8人に対し、私は1人です。
 
手抜き状況を説明しました。
平然とした態度です。
無責任さに我慢できず私は、怒鳴った。
「あんたら、なにやってんだ!」
 
話合いです。
私の見解は
「解体して、建替えをするべきである」
 
建設業者
 「監理は依頼していない」
 
コンサルタント
 「なんで監理者でもない人間の言うことを
  聞かなきゃならない」

この無責任な発言は、
利益のみを優先しているのです。
建主とその家族の、生命を脅かすことに
責任を感じていない
 
8人を敵にまわし
3時間以上の話合いをしましたが
結論は出ませんでした。
責任を取ろうとする者がいないのです。 
 

「手抜き工事に対する私の決心」
現状のまま進行する可能性がありました。
 
私の立場は、監理補助ですが
監理を目的としています。
手抜き工事をさせないことです。
 
設計者である私は
道義的責任と自覚を持って
努力しなければなりません。
 
私は、手数料を諦めることも覚悟の上
強制的に建替えをさせる決心をして
建設業者の取締役に、抗議をしました。

「・・・解体、建て替えをしなければ
施主に知らせます」

 

  参考
  建築士法 第十八条-4
  建築士は、工事監理を行う場合において、
  工事が設計図書のとおりに実施されて
  いないと認めるときは、直ちに、
  工事施工者に注意を与え、工事施工者が
  これに従わないときは、その旨を建築主に
  報告しなければならない。
 
取締役が部下に下した命令は
「全て、
ミハル設計(私)の指示に従え」
 
手抜き建物は全て解体されました。
 
この後、私は妥協することなく「
見張る役」を
竣工まで行いました。
 
私は建主に、事実を知らせていません。
知れば、この建物全てに不安を持ち
家を建てたという楽しい思い出が消えてしまう
からです。
 
業者は、おとぼけです。
建主は、事実を知らされません。
 
私が、拘わっていなかったら・・・・・。
  

「手抜き工事を防ぐ方法はあるのか」
建物は現場製作なので小さなトラブルが
起きることはあります。
電化製品のようにはいきません。
 
しかし、手抜き工事は別ものであり
許すことは出来ません。
造り替えなければならないのです。
 
この事例
商社、建設業者共に自社ビルを持ち
数百人の社員がいた。
 
看板やセールストークは
参考程度でよいのです。
 
建物を建てるとき、手抜き工事を防ぐときは
不正を許さない設計監理者にめぐり合い
相談することが肝心です。
 
そして、設計監理者を選ぶ基準は
「誠実な感じ」ではダメです
「誠実」であることです。
 
後ろめたい点がない私は
この家族と時折食事をします。
 
一方、この建設業者からの設計依頼は、
その後一度もありません。


この現場が、最初で最後となりました。
誠実に業務を行った結果としては残念です。
 
経験1おわり
 

| | コメント (0)

「薄めていた外装工事」

家の建て方 経験2
「この建物だけでしょうか?」 
建物は、10年ほど前に私が設計監理をした
6階建商業ビルで、リニューアル工事の設計監理を
依頼されたときの出来事です。
    
建物診断を行い
工事範囲と工法の確定をした。
 
オーナーは私に
業者の選定を任せました。
 
工事を依頼した建設業者(元請)は
私が、絶対の信用を置いています。
 
決して、ズルして金を儲けようなどと
考える経営者ではありません。
安心でした。
 
業者から、工事終了の報告と
検査依頼の連絡がありました。
 
現場は、すでに足場が外されています。
 
しかし、私は手抜き工事見抜いたのです。
 
原因を調査しました。
 
結果、とんでもない事実が・・・。

 

私は、オーナーに事実を報告しました。
 「今更ながら・・・ミハルさんはさすがだねー
     黙っていれば分からないのに」
 
私が、業者と共謀していたら
それで済んでしまうのです。
 
本当に驚いた表情でした。
 
手抜き工事は
聞取り調査と書類調査などによって
突き止めたのです。
 
一つ目の原因
元請業者の下職(吹付業者)が利益追求のため
材料を薄めて使用していたのです。
 
オーナーは、値引き交渉をしないで
工事の取決めをしました。
 
元請業者も、下職に対して値切りをしていません。
 
  絶対の信用関係にあるこの元請業者は
  注文書を私に見せたのです。
  値切りがないことを確認しました。
 
しかし、この思いは下職に伝わっていない。。
  
業者も騙されていたのです。

手抜き工事を見逃していたら
耐用年数を待たずにまた
リニューアルを行う事になります。
 
リニューアルは新築と違い
足場工事費の割合が高くなります。
 
このため、耐用年数が短くなると
吹付工事の差額だけではありません
仮設工事の重複で、損害はさらに
大きくなります
  
この工事では、耐用年数の6割程度で吹替えを
するようになり、足場と吹付け工事の
損害合計額は120万円ほどになるのです。
 
リニューアルだからと私は簡単に考えていません。
 
「二つ目の原因」
業者は下職と長年の付合いです。
このため馴れ合いが生じ不注意になる。
結果、手抜き工事となります。
 
工事は
全面吹き替えを実行して無事終了。
 
多額の工事には、内容があり
金額が多くなるほど手抜きは
巧妙になるのです。
 
それだけに、監理者の専門知識と
経験が必要となります。
 
この事例
監理者が、存在した現場の出来事です。
なにか疑問です。
この現場だけなのでしょうか???
 
経験3 おわり
  

  

| | コメント (0)

「ショールーム酔い症候群」

家の建て方 経験3-1
「システムキッチンが・・・」 
システムキッチンが出入り枠から
はみ出してしまいました。
 
もちろん、設計図面上は、
はみ出ていなかったのです。
 
入り口の枠に並び、システムキッチン
幅225cmが取り付く予定でした。
 
設計者である私は、入り口の枠幅が65cm
必要な根拠として次の3つを説明しました。
 
  1. 人の出入りがスムーズ
  2. 入居時の冷蔵庫の搬入がスムーズ
  3. LD側から見た意匠の問題

建主と十分検討した結果
設計図は存在しています。
 
システムキッチン発注時期のことです。
 
建主が
「もう一度ショールームで再確認したい」
3度目のショールームです。
 
家は、完成に近づいて建主の夢は
膨らむばかりだと思います。

奥様は、ウキウキしている様子です。
 
こんな建主を見ていると
私も幸せになります。
 
建主は、大きめの幅240cmの
システムキッチンを見始めました。
 
少し大きくなるだけで使いやすさと
豪華さは増します。
ショールームの華やかな
雰囲気も手伝って、うっとりと
酔っている様子でした。

「これは、あぶない」と思ったその時です。
 

「ショールーム酔い症候群」
建主は、幅広のシステムキッチンを
希望したのです。
 
出入口から15cmはみ出してしまいます。

私は、前述の3つの説明を繰り返ししました。
 
建主: 『私はどうしてもこっちにしたいの!』
 
「ショールーム酔い症候群」に
掛かってしまったようです。
 
   建主は、夢と希望で胸いっぱいです。
   ショールームの豪華絢爛な陳列にうっとり
   として飲み込まれてしまう事があります。
 
   その結果、周りの忠告や意見を
   聞き入れずにとんでもない買い物を
   してしまいます。
   これを私は「ショールーム酔い症候群」
   と呼んでいます。
 
私の説得は振り切られ、発注です。

システムキッチンが取付いた
時のことです。
 
出入口から15cmはみ出した
システムキッチンを見た建主は
不満そうな顔で・・・?・・
 
   
参考
   建主は、工事が進むにつれて具体的な形を
   見ると気が変わり、変更する事があります。
   しかし契約上、問題が発生します。
   このケースでは
   配管工事が設計図に基づいて
   施工されていて、キッチンと配管の
   変更に伴う増額や工事の遅れが
   発生します。この問題を解決しなければ
   なりません。
 

「はみだしたシステムキッチン」
 「こんなのいや
   はみ出して格好が悪いわ」 
 
この時、建主はショールーム酔い症候群から
醒めたのです。。。
 
現場はこのまま進行し、家は竣工しました。
 
数年が経ち、訪た時のことです。
「実家が、建て替計画をしている。
紹介するから宜しくお願いします」
 
言葉だけでも、嬉しい一言でした。
 
最終的には
少し問題が残るキッチンになりました。
しかし、設計監理者として
はっきり説明、説得をしたことを
建主が認めてくれていたと思います。

  この事例は建主の気持を
  否定するものではありません。
  長年の夢が叶うのです。
  夢の上にまた夢を持つことは
  仕方がないことです。
  気持ちは十分わかります。
  
  その上で私の伝えたい事は
  建主は専門家の意見を
  受け入れる用意と冷静さが
  必要だということです。
 
私は昨年、軽ワゴン車を買う予定でしたが
普通ワゴン車を買ってしまった。
重症の「ショールーム酔い症候群」に
掛かってしまったのです。
家族からは、×です。

 
このような事例を私は、多く見てきました。
次回は、別件のショールーム酔い症候群を
一部紹介します。
 

 

家の建て方 経験3-2
「大きな鏡」
工事中に建主は、ショールームで見た
高価で少しし大きめの鏡を追加したのです。
取付け場所はトイレです。
 
設計では、小さめの鏡だったのですが。
 
取付いたトイレのドアーを開けた瞬間
ギョッ。
住宅のトイレには、大きすぎた鏡でした。
 
建主自ら小さな鏡に、また変更。
そして、大きな鏡は納戸の・・・。
 
鏡のデザインに引かれてしまい
よく考えずに、追加依頼したといいます。
「ショールーム酔い症候群」でしょうか。
 
建主は
工事が進むにつれて
「せっかくだから」の思いが強くなるようです。
この気持ちが、ショールームに足を運ばせて
しまうのでしょう。
 
そして、ショールームの華やかな陳列に
うっとりしてしまい、思わぬ買い物をしてし
まいます。
 
私自身の経験です。
自分では使いこなせないビデオデッキを
買ってしまい、家族からは×××でした。
 
私も注意と用心が必要です。

「取付かないキャビネット」
ショールームで見た
埋め込み型キャビネットをトイレの
壁に取り付けるというのです。
 
この壁は
仕上げ工事をすれば終了の状態で
中には配管もあります。
 
埋め込み型なので、壁を壊し配管を
やり直すことになります。
時間と費用が多く掛かるのです。
 
建主は、この事を知らずに業者に注文しました。
業者は、取付けの可否を確認しないで発注したのです。
 
設計者への相談はありませんでした。
 
建主の話では、便利さにうっとりしてしまい
設計者に相談することも
忘れてしまったといいます。
 
「ショールーム酔い症候群」です。
 
結局、他の場所に取り付けました。
 
仕方がないと思いますが、私に相談があれば
買わずに済んだかもしれません。
でも、気持ちはよく分かります。
 
私も、置く場所を考えずに必要のないキャンプ道具を
買ってしまい家族からはまた×××です。

経験3 おわり
 

 

| | コメント (0)

「住宅建築の基本」

家の建て方 経験4
「ズサンな基礎工事」
住宅建築の欠陥工事です。
必要な下地と型枠を省略し、
工事を行った結果
 
基礎コンクリートの厚さが足りない
鉄筋のかぶり厚さが少ない

   型枠:コンクリートを打ち込み
      成型するためのせき板
 
建物の安全を無視したズサンな工事です。
 
このような建築業者に
なぜ依頼してしまったのでしょうか。
 
2社の合見積です。

A工務店と
B工務店(建主の友人の紹介)
 
見積は,B工務店が少し安い。
 
建主には、価格だけではなく面談も含め
総合的に判断することを伝えてあります。
  
A工務店の面談
  注文建築のみ
  セールストークはありません。

B工務店の面談
「木造だから大丈夫」が
主なセールス内容でした。
 
私は、次の3つの理由により
A工務店を推薦した。
 
  1.B工務店は注文建築の経験がない
  2.「木造だから大丈夫。」の発言
  3.監理行為を理解していない
 
しかし、建主は友人との関係を
大切にして、B工務店を選びました。
 
監理業務と注文建築の
難しさを説明したのですが・・・。
 

  私は
  建主の気持ちを否定しません。
  建主は、純粋に友人との関係を
  大切にしました。
  この点については賛成です。

しかし「安心な家作り」と、私の監理業務には
拘わりないことです。
 

「安心な家はできたのでしょうか?」
工事着工からトラブル続出です。
設計監理者の指示を
業者は何一つ守らないのです。
 
その結果、前述した
問題のズサンな基礎が完成してしまいまた。
  
   ※ 工事の進行と内容を確認し
     建主の利害を代行する立場
     設計監理者です。
 
問題を解決するには
基礎の造り替えと監理の重要性を
業者に理解させることです。
 
私は、建主に現状を報告し、問題解決の協力を
申し入れしましたが、建主は友人との関係を理由に
「基礎はこれでよい」というのです。
 
監理業務は、建主の協力と理解
必要なときがあります。
  
この状況で、私は責任ある業務が出来ません。
監理者解任の申し入れをしました。
建主はこれを承諾し、監理者は業者側に
変更され工事は行われたのです。
  

竣工後、建主を訪れると打合せに多くの時間を費やし
仕事にならなかったといいます。
 
仕方がないと思います。
建主は
 
図面の読み方
専門用語
打合せ手順
現場納まり(基準の型)
が分からないのです。
 

こんな状態が続いたようですが
なんとか、形のある家は建ったのです。

それにしても
見積通りの材質なのでしょうか。
家の安全性は、
設計図通り確保されたのでしょうか。
疑問が残ります
       
また、建主の利害を代行する立場
監理者(私)であることを理解して
ほしかったと、私は思います。
  

  参考
  当事務所の監理形態は
  常駐監理と非常駐監理の二種類です。
   
  常駐監理は、建主の費用負担が多くなるため
  基本的には採用していません。
  非常駐監理は、週1回の打合せと検査。
  その他必要に応じて検査立会いを行います。
 
経験4おわり
 

| | コメント (0)

「工事によるマンション耐震偽造 」

家の建て方 経験5-1
これはフィクションではありません。ドキュメントです。
「お前だけが設計屋じゃない」
建設業者は、私が事務所開設した時からの付合いで
この業者から設計監理を依頼される事もあります。
安心して建築工事を依頼しました。
 
しかし、偽造工事は行われていた。
 
検査時期になっても連絡が無い怪しい動きを
感じる時があったのです。
 
設計監理者である私は、工事進行条件を伝えた。
「各種検査終了後でない製品(鉄骨柱)は
  現場搬入を認めない」

そして、検査の日。
そこには予想もしていない事態が
待ち受けていたのです。
 
打合せは、設計図に指定した
グレード工場で行われた。

しかし、検査は別の鉄骨会社に
連れていかれたのです。

この工場、指定したグレードではない。
 
下請です。
 
初期段階の検査を受けずに
設計耐力より、3割以上低い3階建
共同住宅
鉄骨柱は製作されていたのです。

  参考
  鉄骨会社は通常、建設会社の下請です。
  鉄骨は、製作段階での検査が数回必要です。
  私は、この検査は必ず行う。
  設計図には
  鉄骨工場グレードと検査内容が明記してある。
  鉄骨業者には基準が設けられ
  R・M・Hグレードに分かれています。
 
この偽造工事、四つの鉄骨会社が絡むという
とんでもない状況が発覚したのです。
 
鉄骨工事の流れはこうです。
建設業者
   〔現場担当者はグレードを無確認で発注〕
  ↓
鉄骨会社(ノングレード)
〔指定グレードに依頼〕
  ↓
外注鉄骨会社(指定グレード)
   〔利益追求のため下位グレードの下請に発注〕
  ↓
下請け鉄骨会社(下位グレード)。
 
要するに鉄骨製作は、ひ孫業者まで落ちていたのです。
 
監理者(私)が業者に与えた指示と条件。
 
 製作場所は設計図に従うこと
 新規材料にて再製作すること
 検査合格後でなければ
 現場への搬入を拒否する。
 
極上のものを作れと言っている訳ではない。
基準や条件を守り、建築業界の標準なもので
検査に合格すればよいのです。
 
私は、無理を指示しているつもりはありません。
 
二日後、建設会社の取締役から連絡があり
怒鳴りあいです。
 
「 お前だけが設計屋じゃない・・・ 」
設計監理者に責任を擦り付けようと考えた上
目をつぶれというのです。

家の建て方 経験5-2
「私は、負けない!」
どんな理由があろうと偽造工事は許せません。
 
前述のように私はこの時期、この業者から設計監理を
依頼される事がありました。
喧嘩をすれば仕事が無くなります。
 
しかし、私は覚悟を決めました。
 
「人が印を押せないものは私も押せない
 指示に従わない場合は、建主に報告し、
 しかるべき行動をとる」

 
この建設会社を信用していたのですが残念です。
 
結局は、多くの人間が関係する建築では
誰かが、金に目が眩み、どこかで冷静さを
失うことがある。
 
手抜き業者の片棒をかつぐ訳にはいかない。
私は、ペテン師ではない建築士なのです。
 

「私は、勝った」
鉄骨の溶接表面を見ると、外観はそれなりです。
肉眼では内部まで見ることが出来ません。
しかし、何かがおかしい。
私の経験からくる直感です。
 
私: 「溶接は基準通りですか。」
工場側: 「基準通りです。」
 
嘘だ。
   
日ごろ、監督だけではなく職人の
話をよく聞くよう心掛けています。

職人も、私と同じ建築技術者です。
一生懸命仕事をする職人は
自分の造ったものに自信があります。
話は正直なのです。

問題は、金が絡む経営者にあるのです。
 
私も監理業務には自信があります。
すかさず職人に聞いた。
 
職人の説明から、偽造工事が判明したのです。

  
3階建ての鉄骨柱12本は、鉄クズになり
新規鉄骨柱にて、無事完了しました。
 
しかし,業者はこの損金穴埋めのため
別の手抜きが予想されます。
 
手抜き工事を食い止めるために抜き打ちで
何度も現場に私は出向いたのです。

竣工まで監理に費やした時間は、予定の2倍以上です。

建主の目には見えない監理業務見張る役)が
とても大切なことが分かって頂けたでしょうか。
  
よくいわれる言葉があります。
「設計屋さんは、背広を着て現場に来るだけで
何もしない。」
 
たしかに私は、作業服を着て現場で
作業をしている訳ではありません。
「見る、考える、見抜く」が監理者の業務です。
 
この事例
耐震偽造事件の出来事ですが
建築はいつも多額の工事費が絡んでいます。
現在でも安心してはいけません。
  
つい先日、この事例を
建築計画中のお客さんに伝えたところ
「最近、本物という人がいないのよねー」と言う。
 
よい言葉だと思います。
監理者は本物でなければならない。
 

ミハル(私)は、これからも設計監理者として
本物を目指して見張る役を頑張ります。

関連記事
「5階建ての罠」
「一戸建て住宅の偽造工事1」

 
経験5 おわり


 

| | コメント (1)

「運の良い家造り」

家の建て方 経験8-1
「知らされない事実」
いくつかの実体験を伝えてきましたが
私の設計監理する建物は
不正工事が多く発見されます。
 
私は、運が悪いのでしょうか。
 
私が設計監理をすると
8
0パーセント以上の工事で
不正工事が発見されます。
他に聞いたことがありません。
 
本当に、私は運が悪いのでしょうか。
 
そして、不正工事があったことの
ほとんどが建主には知らされていません。 

当然です。
これが仕事ですからと、諦めたい。
 
時に、私の監理業務が
理解されないのでは、と
不安になる事もあります。
  
努力は誰にも知られないまま終るのです。
当然と言えば当然です。
 
しかし、誰かに分かって
欲しいと思う時があります。
 
胃がねじれるような思いで
不正と戦っている事を。
 
特に、報酬を頂く建主には。
 
本当に、本当に私は、運が悪いのでしょうか。

これから家を建てる人は
この「知らされない」という事を
知ることがとても重要なことです。

それでは、なぜ建主に知らせないのでしょう。
理由は三つあります。
 
一つ目
設計監理者である私の建主に対する想い。
 
  建主が知ることによって
  「建物全てが手抜き工事では」
  という疑いを持ってしまい
  一生に一度の大事業の楽しい思い出が
  壊れてしまうからです。

二つ目
私の業務は家の建て方 経験1の参考で
お伝えしたように

  建築士は、工事監理を行う場合において、
  工事が設計図書のとおりに実施されて
  いないと認めるときは、直ちに、
  工事施工者に注意を与え、工事施工者が
  これに従わないときは、その旨を建築主に
  報告しなければならない。

業者が直せば建主に報告しなくてよいのです。
 

家の建て方 経験8-2
「知らされない理由」
三つ目
建設業者等の身勝手な都合。
 
  工事代金の清算が速やかに行われない。
  建物のメンテナンス業務の依頼が無くなる。
  仕事の営業に(紹介者等)に影響を及ぼす。
  是正工事による損金の埋合わせは・・・
  など最悪です。
 
一般的に、知らされない理由は
このような事です。
 
ですから、あなたは不正事実を知らずに
家を建てる事ができるのです。
 
そして「事実を知らされない」ということは
不正を

見抜かなくても
見抜くことが出来なくても
黙認しても

同様のことが言えます。
 
運が悪いのでよいのでしょうか。
 
「運の良い家造り1」を読んで下さい。
そして、あなたはどちらの
「運が良い」家造りを選びますか。
 
世の中の常識は建主側の常識。
現実は、知らされていない非常識な
トラブルが多いということです。
 
常識や運の良いことばかりを考えていると
その気持ちを利用されてしまうのです。
注意が必要です。
 
多くの不正を見抜く「運が悪い」が
監理者として重要なことと信じ
私は、これからも邁進します。
 
経験8 おわり
 

 

| | コメント (0)

「販売成績だけの設計プラン」

家の建て方 9-1経験
「大きくなった設計」
「○○ハウスメーカーと契約をするので
ミハル(私)さんに相談してから契約をしたい」
 
相談だけです。
 
過去に、建主の親の会社建物を設計した
経緯があり、仕方がありません。
人間関係が大切です。
 
プラン図と見積りを私に見せて建主は
 「この内容でどう思う?」
 
返事ができません。答えようが無いのです。
私の知りたい建物の情報が記載されていません。
敷地状況を見た訳でもないのです。
 
知り得たことは
建物が小さめであること
打合せが少ないこと
契約が主たる目的であること
予算が厳しいこと

私は、この少ない情報で重大な契約の
是非を判断できる状況にはありません。
 
無責任に話をこじらせ入り込む事は避けたい。
このまま契約を勧めるのが無難であると思った。
 
ところが建主は、
「ミハルさんのプランが見てみたい」
建築基準法で建てられる本来の
大きさを知りたいようです。

私の設計プランを提出することになって
しまったのです。
仕方がありません。
ここでまた人間関係です。
 
建築基準法の制限により,希望する
大きさの家は建たない可能性があります。
 
たとえ仕事にならなくとも
私を忘れずに頼ってくれたことを嬉しく思い
引き受けました。
 
プランを送った翌日
「同じ敷地でどうしてこんなに違うの?」

私: 「販売成績は関係ない。
         業者規格のプランを作成する必要もない
         純粋な努力から生まれたプランなの」

 
○ ○ハウスメーカーの
2DK+納戸(納戸:2帖)に対し
私の計画プランは3DK+納戸(納戸:4帖)
になりました。
もちろん、延べ坪が多くなったのです。
 
私の、大きくなったプランが
すっかり気に入ったようすです。
 
しかし、重大な問題が残ります。
建主の予算では、どうグレードを下げても
私が責任を持てる家は不可能なのです。
 
建主は、建築可能である建物の大きさを
知らないで建てるより、知って諦めるほうが
納得いくことでしょう。
建主にしてみれば重要なことです。
 
無理な状況では、設計だけではなく
業者の決定にも問題が残ります。
 
今までの信頼関係を大切に考えた私は
建主の親へ先に連絡をした。
「予算上無理です。無責任に請けられません」
 

「売るためだけの設計」
以前に私の監理業務を見ている親は
設計者が建設業者を選んでよいという。
「?・・・」
足りない予算は、わずかな金額だから
親が貸すというのです。
予算上の問題は解決しました。
 
そして、建設業者は私の設計監理で家を
建てた事のある工務店を推薦した。
 
待ちに待った工事着工です。
 
日に日に工事が進むなか、
建主は、他の現場を通りすがりに
見るようです。
木材の太さなど素人でも違いが
分かるようになったといいます。
 
大喜びです。
現場では目に涙をうるませたこともあるそうです。
 
違いが分かって頂けたことに私も嬉しく思います。
 

家はそれぞれの人間関係によって
無事竣工となりました。

心の通い合った人間関係を作る
努力をしないと
「いいものを造ります」の
当り前のセールストークだけで
「家造り」が終わってしまう事があります。
 
「売るため」のセールストークより
設計者が「建主を思う」こと
この姿勢が家造りには必要な
ことではないでしょうか。

そんな設計者とめぐり会うことが
大切なことだと私は思います。
 
 
7 1_2 

                                               

                                                                                             

経験9 おわり
 

 

| | コメント (0)

「覚悟と偽装事件1 」

( 耐震偽装事件について-1 )

姉歯氏といい、水落氏といい
いったい何が目的だったのでしょうか?
私は、どうしても
設計者と施主が結託したのではないか
と、思ってしまうのですが。

上記、Kさんのコメント。
 
私には、分かりません。
参考に私の経験事例を3件紹介します。
  
参考事例1
合法な設計図を作成するのですが
実際には建物の大きさや用途を
一部変えるという違反行為があります。
これを承知することが業務依頼の条件に
なります。
  
依頼主は、建主、業者さまざまです。
この時、このほとんどが
曖昧な言葉
ものを言います。
 
意味は、暗黙の了解の上で
請負えという内容のものだと私は
理解しています。
 
この依頼に責任範囲を明確にせず
なにも言わず設計業務を請負って
しまえば設計契約は成立します。
 
もちろん、構造は論外ですが。
 
しかし、問題が発生した場合、偽装事件のように
   工事停止
   取り壊しの費用
   造り直しの費用
   責任の問題
などについてトラブルが予測できます。

私は 「・・・これらの責任は取れません」
と答えます。
 
すると、二度と電話が鳴ることはありません。
ものごとを言葉にしてしまうと設計依頼を
断られてしまいます。
 
これは、責任転嫁を謀ることを目的とした
だと、私は考えています。
  
依頼される側の立場としては、
断れば誰かが請ける。
仕事を取られてしまう。
そんな焦りが出てきます。
 
この時、目先の事だけを考えずに
設計監理者としての自覚を持って
毅然とした態度を取ることが重要です。
  
「設計者としての使命」
この目的を忘れてはなりません。
 
設計者としての目的を忘れてしまい
見張る立場が、見張られる立場になるような
仕事をするくらいなら辞めてしまう。
 
設計者は、この覚悟が必要です。

つづく

 

| | コメント (0)

「覚悟と偽装事件 4」

( 耐震偽装事件について )

「 あなたからは大変なことをしたという
感じが伝わらなかった・・・・ 」
の言葉を覚えていますか。
  
Kさんのコメント関連3件目です。

  
参考事例3
あるマンションの出来事です。
修繕工事において建物の鉄筋を切除するという
とんでもない工事を、住人である修繕委員の
三八六さんは発見した。
 
業者に顛末と今後の対策を文章にて
提出しるよう求めました。
 
しかし、書類の提出がありません。
鉄筋を切除した状態にも拘らず
修繕委員会の承認を得ずして
工事代金は支払われたのです。
  
三八六さんは、ほかの役員や数人の住人に
この不正支払いについて総会で取り上げる
べきであると伝えた。
 
しかし、誰ももの言わぬ。
     
三八六さんは一人で総会の議題に取り上げた。
 
このマンションではよく「ツルむ」という
言葉を多く発言する数名の人がいます。
 
しかし、「ツルむ」発言の数名は、もの言わず。
住人も、もの言わず。
 
しかし、耐震偽装事件の話は尽きない。
 
自分だけは嫌われ者にはなりたくないという
無責任な「現代社会の悪い癖」
表れてしまったのではないでしょうか。
   
東京地裁は、耐震偽装事件を
「 わが国建築業界史上最大級の不祥事 」と
位置づけました。
 
最小の不祥事を社会が黙認している結果
その慣れが積み重なったような気がします。
 
建築制度の問題でしょうか。
一人の人間の問題なのでしょうか。
 
私は違うと思います。
建築制度や資格の内容を変えても目先のこと。
問題の解決にならない気がします。
  
裁判長の
「 あなたからは大変なことをしたという
感じが伝わらなかった・・・・ 」
とあります。 
 
三八六という人の廻りには
「 大変なことだ 」と言う人がいなかった。
 
疑問を持ち、文句を言う人もいなかった。
  
最近では、なんとか還元水という高価な
水を飲んでいたえらーい人も
曖昧な文言だけ。
これを正す同組織人はいない。

「もの言わぬ人は賢い」という言葉を
耳にしたことがあります。
しかし、正しく生きることに
つながるのでしょうか。

疑問です。

耐震偽装事件の原因の一つは
正しく生きるという意識が欠落した
もの言わぬ「現代社会の悪い癖」
積み重なったものだと、私は考えています。

「覚悟と偽装事件1」
「覚悟と偽装事件2」
「覚悟と偽装事件3」

おわり

| | コメント (0)

「安心になった家造り1」

「家を建てるには
   何から進める事が懸命なのかな?」
私の小、中学校の同級生である
相談に来ました。
 

家の建て方 経験13-1
「一生懸命の説明」
同級生であっても普段の付き合いはありません。
 
私の実績など知らないのです。
 
単に情報を集めに来たのかもしれません。
私も同級生相手にセールストークなど
するつもりはありません。
情報の提供のみと諦めていました。
 
頼ってきただけでも嬉しく思った私は
 
設計監理と建設業者は分けること
設計者は看板の大きさではないこと
建設業者は建主と設計者の伝えたい事が
理解できること。
 
設計事務所、建設業者の種類、見分け方など
色々な事を一生懸命説明した。
 
: 「ふるくから親の付き合っている
            業者でもだめか?」
 
今までの記事の内容を聞いてもらい
私: 「基本的な方法の道を進むべきだ」

   建主 → 設計監理者
    ↓     ↑ ↓
      建設業者
 
何か思索を思いついたような感じで
うなずきながら「ありがとう」の一言を残し
嬉しそうな様子で帰っていきました。
 
何かの役に立てくれれば
それでよいと思った。
 
この、真面目で奥さん思いのいい奴です。
きっと良い家を建てるでしょう。

つづく
 

| | コメント (0)

「建築の安心な取引2」

自分の夢だった整骨院を開業するのです。
限られた予算ですが上品で安心感があり
患者さんに不自由の無い空間を望んでいます。
その上で、安心な工事取引を願っています。

「 建築の安心な取引1」のつづき
 


家の建て方 経験13-2
「 この費用で造れるとは思わなかった 」

安心な工事取引には、業者に何もかも
押し付けるような考えでは騙し合いになって
しまいます。
 
1.適正価格で取引がしたい
  設計図及び見積要綱は改修工事の標準な
  ものを作成する。
  
 設計監理者は、工事進行状況に合わせ
 現場を視に行き、現場員の話を聞きながら
 工事費の増減をすることにした。
 
2.手抜き工事はされたくない
 ミハルが見張るで、答えです。
 
 目視できない部分に欠陥が発見された場合
 業者には増額と減額対象を明確にし
 手抜きの無い工事を条件とし見積を指示する。
 この方法によって、建主も施工業者も安心して
 契約が結べるようにした。
 
3.お客さんが入り易いデザインにしたい
 
 現場周辺の地域性を調査し
 地域にとけこんでいながらも
 院長のイメージにつながる様
 清雅なデザインにした。
 
4.工事に対する費用の配分が分からない
 
 限られた予算です。
 あれもこれも満足、という訳にはいきません。
 重要度の高いものからピックアップし
 グレードを下げてはならない部分や
 造るべき工事の選択をした。

歪みのひどい床、壁、天井は
仕上げのみを施す工法では
品格を保てません。
 
上記1の作業を行うため、私は工事種別毎に
現場に出向き工事内容をチェック。  
業者と検討し追加工事の内容を明確にした。
 
内装や家具のデザインは
院長に説明しながらの作業になりました。
  
てこずったのは、床の色決めです。
ミハルが進める色はショールームやサンプルで
説明したのですが気に入らないのです。
 
仕方がないと思います。
素人は、30cm四方の見本でイメーが出来ません。
   
 
しかし、私の経験から「 これしかない 」と判断。
5回以上の打合せで院長を説得した。
( 半ば無理強いだったかもしれません )
 
床が貼りあがった時の院長は
 「 あれっ、こんな感じになるとは 」
 喜んでいます。

 優しく暖かみのあるデザインの床は
 施術室を安心感のある雰囲気にしたのです。

そして、完成後、院長は笑いながら

 「インテリアの打合せはしたが

     私が決めたものは何もない ハハハー」
 
満足している様です。
 
さて、追加工事費の清算です。
 
現場状況の工事写真と監督の説明。
監理者の現場確認資料を基に査定し、
これを院長に報告。
増減を明確にし、正当な金額で無事清算。
 
工事金額は通常の取引価格より
18パーセント以上の
節約ができたと思います。
( ミハルの経験より )

院長の言葉
 「 私もこの費用で造れるとは思わなかった 」

      1

      5

                         

  

                            

開院後、私は膝、監督は背中の治療に
この整骨院にお世話になっております。
 
経験13 おわり
 

| | コメント (0)

「住いの悲劇 7」

新築なのに大規模修繕が必要になるのか。

家の建て方 経験14-7
「直しても、直しても雨漏りが止まらない」
 
直してもまた違う場所から雨漏りがするようです。
 
また連絡がくる。
JK: 「 雨漏りが止まらない。
     どうしたらいいか教えてほしい 」
 
ミハル: 「 何も答えられない 」
 
冷たいようですが
私は、設計監理者ではない。
 
どのような話合いで設計が進められて、
どういう状態で工事契約がなされたのか
全く分からないのです。
 
仮に、契約書とは別に特別な信頼関係や
口頭による曖昧な約束があったのかもしれません。
前記事「覚悟と偽装事件1」
 
           「覚悟と偽装事件2」 参照
 
 
有効的解決方法(私の見解)は、
外壁、屋根等の外廻りをほぼ全面的に
造り直す方法しかありません。
 
事は重大だ。
 
今の段階で、これ以上この問題に
私が立ち入る訳にいきません。
 
契約当事者同士が解決に向かって
努力するしかないのです。

もう一度 「 家の建て方 はじめに 」
お読み下さい。

 つづく

| | コメント (0)

「住いの悲劇 6」

新築の家は雨漏りが止まらない。
 

「建主の悲劇 5」のつづきです。

「建主の悲劇 1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験14-6
「 設計監理者の存在 」
 
業者の手により補修をしたが、また連絡がくる。
 
JK: 「 雨漏りが止まらない。
     業者に指導して欲しい 」
 
前述したようにミハルは選ばれなかった設計事務所。
相談もここまでが限界です。
 
監理者でない私は
業者に対し指導的立場に有りません。
報酬の問題でもありません。
 
この様な異常事態になってからでは
責任や保証等の法律関係のトラブルに
巻き込まれてしまいます。
 
建主には、この一級建築士を選んだ責任
あるのです。
自分で業者に訴え続ける方法しか無いのです。
 
 
しかし、JKは
 「 どうしても・・・ 迷惑は掛けないので
  相談だけでもお願いします 」
 
 
工事内容は雑で、特に水周りは問題です。
現場監督に聞いてみましたが
漏る場所が分からない。
直す方法も分からないという。
  
足場は既に外れている。
この状況では目視による調査となります。
バルコニーのルーフドレイン廻り
アルミサッシュ廻りが・・・
とにかく水廻りのデキが悪い。
 
漏水検査方法と補修方法を指示した。
結果、雨漏りが止まった個所がある。
又、雨漏り水量も少なくなりました。
 
足場の無い状態では
これ以上の調査は不可能です。
 
請負者が設計施工責任で調べるしかないのです。
 
しかし、現場ではこの設計監理者と
Hインテリアコーディネイターに
会ったことがありません。
 
「建主の悲劇 2」で会った時の
この両名のトークは素晴らしいものでした。
あれはお芝居だったのだろうか。
 
つづく

| | コメント (0)

「住いの悲劇 8」

新築の家は
外部の雨仕舞(雨水の浸入を防ぐ部分)
のみが原因ではない。
前述したように、この業者
「施主のいうことなら何でも聞いてくれる」
ここに重要な問題があるようです

 

家の建て方 経験14-8
「家の建て方を分かったのが遅かった」

私の判断は
1. 強度やバランスを無視した設計であり
  許容変形量が限度を超えている。
2. 施工技術、知識が標準を満たしていない。
  
 
このため、亀裂や剥離が次から次へと生じ
そこから雨が漏ると考えられます。
又、雨漏りだけの問題でもありません。
 
もう私が立ち入る問題ではない。
 
 
私の大予言は当たったのです。
 
この後
ミハルの設計監理であるほぼ同規模、同予算の
建物をJKさんに見せる機会がありました。
そのときの言葉です。
 
「 ミハルさんを信用すれば・・・
 家の建て方を分かるのが遅かった 」

 
「家は造る人の気持ちが形になる」を友人に
20年間伝え続けた私は少し寂しい気がしました。
 
あれから数年が経つ。
 
その後、JKさんとA設計事務所は
どのようになったのか
私には知らされていません。
 
知らされているのは「 雨が漏る 」
 
JKさんは、私の事務所開設以来の友人で
人柄も良く優しい人間です。
 
素人であるJKさんは、この業者をプロと信じ
一生住む家を頼んだのです。
 
A設計事務所は、設計施工の責任を果たす事で
JKさんの「信じてくれた思い」に答えて
欲しいものです。
 
設計施工のプロでありながら
お金儲けに目が眩み
建物の安全を二の次にし
「 客(素人)のいうことは何でもきく 」では・・・
 
安心な家造りは
専門家としてはっきりとものを言う
設計者を選ぶことだとミハルは信じています。
 
なんとなく、ミハルがビルを持てない理由が
分かってきたような気がします。
 
つづく

| | コメント (0)

「 望まない家-1 」

建主が納得しない家が建ちそうです。
家の建て方 経験15-1
「 一生住む家なのに 」
建主(ご主人)が勤務する会社の
友人(建築士)によって
基本プランが作成されています。
 
私の業務は
この基本プランを引き継ぎ
実施設計、監理者として建物を完成させる事です。
 
打合せが日に日に進みました。
 
しかし
建主の奥さん、不満な発言が目立つのです。
 
私の直感です。
建主はこの設計を望んでいない。
 
望まない状態で延べ85坪の家が
建てられる可能性が出てきました。
  
私の行動しだいで
望まない家が建ってしまうのです。
引継ぎとはいえ、私は設計監理者です。
責任は重い。
 
私は不安に思い聞いてみました。
 
建主(奥さん): 「 この設計では不満です 」
 
ご主人の友人に遠慮があり
納得いく打合せが出来なかったというのです。
 
複雑な上下関係の中で時間が
通り過ぎていたのです。
 
建主(奥さん)は
「ミハルさんの設計プランを・・・」
 
最終決定プランとして引き継いだのです。
できない相談です。
 
不満が何処にあるのかを聞きました。
「 打合せに気を使い思うように話せませんでした。
ただただ夢が消える。一生住む家なのに・・・
 
設計は
打合せの雰囲気が大きく影響します。
建主が話しやすい状況を作り
気持ちをよく聞き、時間を掛けて進めるものです。
 
組織内の利害関係が背景にあることで
意思の疎通が損なわれていたのです。
  

つづく
 

| | コメント (0)

「 見えない家造り-2 」

誰がみても人の良い優秀な初老の監督に見えます。
 家の建て方 経験16-2
「 先が見えません 」
この監督、毎日、朝早く現場に来ては掃除をし
建主には、お世辞交じりでペコペコし
建主の前では監理者にヘコヘコします。
 
へりくだりの大芝居を打つのです。
 
毎日のように私を現場に呼出す理由が分かりました。
責任をなすり付ける。
監督業務に全く自信が無い。
会社をクビになりたくないです。
 
しかし、建主は
監督の「
長年の経験をしている」という言葉を信用し
ミハルを疑い始めたのです。
 
どのような信頼関係でKビル新築工事が終るのか・・・
どんな建物が出来上がるのか・・・
 
恐怖です。
 
被害はこれだけではありません。
私が毎日現場に出掛けると
他物件の設計業務が手につきません。
 
最悪です。
 
まさか、こんな監督が担当するとは・・・
 
ミハルにとっては災難です。
 
参考 「運の良い家造り」
 
先が見えません。
 
( 以後、監督と呼ぶ )
 
建主に報告するべきなのですが
この偽監督の無責任な言い訳では
混乱を引起すだけです。
 
さらに建主の社長は
長年付合いのある友人の紹介で
業者を決定した。
 
言葉だけを信じ面談や監理者の意見は
聞くことはしませんでした。
 
建主と友人の信頼関係が問題となります。
 
建主に配慮したミハルは直接
業者に監督交代の申し入れをした。
 
 
今日まで
こんな調子で監督をしてきたのでしょうか。
恐ろしいことです。
 
あなたの家の工事にこの監督が
担当するかもしれません。

 
監理者の
ミハルは、工事内容を
見張るだけではありません。
 
建主の信頼関係も
見張る(守る)のです。
 
つづく
 

| | コメント (0)

「狙われてれる家の値段-1」

激安住宅建築は存在していたのか。
住宅建築が私には考えられない
安い値段で家が建つというのです。

家の建て方 経験17-1
「 心理作戦 」
この激安値段が事実なら私もこの技術を
取り入れなければ時代に乗り遅れてしまいます。
  
 
この経営方法を展開している○○住宅会社・社長は
もの静かな優しい人柄のように見え
誠実な感じです。
  
この社長から非常に重要な
テクニックを聞くことが出来ました。

 
「これでミハルも大繁盛まちがいなし!」です。
 
宣伝広告と見積マニュアルは
○○コンサルタントが作成したもので
素人相手の心理作戦だといいます。
 
素人が興味を持つ言葉や専門用語を並べ立て
マニュアル通りに実行する。
 
画像やチラシでこの現代的背景を最大限に
利用する作戦が成功の秘訣らしいのです。

特に「企画だから」の文句が有効だと言います。
 
すると、最終的には一般施工価格以上
契約が成立するというのです。
儲かる 」と言います。

見事な心理作戦です。

これも戦略として考えれば「 よし 」でしょう。
 
しかし心理作戦とはね~
 
一昔は、誠実性や人物が
重要視されたものですが・・・。
 
建築を志す者は技術作戦なのでは・・・
あなたにはどちらが必要ですか?
 

自作自演の広告と素人相手の心理作戦で
本当に安い値段で安心な家が建つのでしょうか。
  
ちなみに、ミハルの心理作戦は
ありのままを伝えて信頼して頂くことです。
 
あなたが建てる家にどんな心理作戦が
必要なのでしょうか。
 
家の値打と誠心はあなたが選ぶのです。
 
 つづく
 

| | コメント (0)

「狙われている家の値段-2」

信じられない安い予算で家が建つ。
耐震、あれもこれも含んでこの値段。
 

「狙われている家の値段1」からお読み下さい。
 家の建て方 経験17-2
「 誘い文句作戦  」
○○保障付、追加工事費なし
当社の経営理念のなんだらかんだら。
この誘い文句で効果は、有るというのです。
 
「派手な誘い文句を見ると素人は連絡をしてくる。
この情報で、家を建てたい人のリストが作成できる」
と言う。
 
考え方によっては、私のブログも、
その一つかもしれません。
しかし、一緒には・・・。
あなたは、どう思います?

 
建主に必要なことは、派手な宣伝文句より
立派な技術だと思うのですが。
 
あなたは、技術=宣伝文句だと思いますか。
    
宣伝の下手なミハルは
派手な宣伝文句が書けません。
「誘い文句作戦」は諦めます。

このブログで事実をお伝えするだけです。

あなたには、誘い文句で家の価値を
決めてほしくはありません。
 
家の値段と真技は、あなたが選ぶのです。
 
つづく
 

| | コメント (1)

「狙われている家の値段-その4」

安い家造りはアンケートによって可能になる。
職業や年齢などであなたの家の値段は
決められるのだ。

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-4
「 セールストーク絞り込み作戦 」
アンケートで予算や年齢、家族構成
勤務先など必要な情報を聞き出し
価格を操作する。
 
アンケートの情報を基に
 「○○コンサルタントのマニュアルに従って
  誘導方式やセールストークを絞り込む」と言う。
 
ここで注目したいのは
アンケート情報は建主に対し
知識の提供や相談を受ける目的でない事です。
 
個人情報を聞き出し
建主の地位と立場、心理を見抜き
狙いを定めて
値段を吊り上げるためものだという。


 企業として考えれば仕方がないのかな~
 
しかし、アンケートとは優しいフレーズです。
注意、注意! です。
 
ミハルのセールスは
建主の話をよく聞いて建主の立場で
業務を行うことです。
 
アンケートは、あなたを狙っている。
 
家の虚報と正報は、あなたが判断するのです。
 
私が真似できないのはここからだ。
家の値段はこうして吊り上げる。
 
つづく 
 

| | コメント (0)

「狙われている家の値段-6」

安い住宅建築のセールスポイントは
デッドスペースを作る事だそうです。

 
「狙われている家の値段1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-6
 

「 不合理作戦 」
打合せもせずに平面プランを作成し
初回見積りで安価企画なる見積りを見せる。
 
「 計画プランは合理性を欠き
敷地には無駄なスペースがあってもよい 」と
言うのだ。
 
確かに「この設計でこの価格」なのです。
なんだか オカシイ ですね。
 
そして、コミュニケーションが出来上がったころ
無駄をなくすためのプラン変更を建主に提案する。
 
安価企画から「合理的な」を勧めて
価格を吊り上げる

最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
コミュニケーションを利用した心理作戦である。
   
現に、この会社、基本プランを
一日で作成するそうだ。
 
ちなみに、ミハルはどんな小さな建物でも
1週間以上の時間を要する。
 
建築設計はそんなに甘いものではありません。
 
ミハルの建築設計とは
プランや予算は無駄がなく合理的なものを
建主にプレゼンテーションをすることだと
考えるのですが。

但し、デザインや建主の希望によっては
無駄と思われる必要な空間や仕様があります。

 
建物はあなたの一生の財産ですから。
 
家の値打と真技はあなたが選ぶのです。
 
 
つづく
 

| | コメント (0)

「狙われている家の値段-7」

激安住宅は、わざと造り上げた
不満だらけの家がコツだそうです。
 

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい
家の建て方 経験17-7
「 せっかくだから作戦 」
まだ、その家にはふさわしくない
小さな窓やバルコニーが配置してある。
これを 「 企画 」 というらしい。
 
ミハルは、建主の気持ちを取り入れ
建主の望みにふさわしいプランが
家の設計だと考えるのですが。
 
さらにコミュニケーションが深まったころ
外観図を見せる。
 
すると、建主は 「 せっかくだから 」の思いから
窓やバルコニーを大きくし
建物の形を(屋根等)を変更するという。
 
ここでまた、安価企画から変更になり
価格が吊り上がる。
 
最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
 
これも見事な心理作戦である。
 
建物の外観デザインや住空間のイメージは
建主との打合せにより
当初からおおむね取り入れるもの。
 
あなたは家をせっかく建てるのですから。
 
 
ここから先は、現実的なものとするため
建築基準法を守らなければならないのだ。
 
吊上げ作戦はまだ続くのです。
 
つづく 
 

| | コメント (0)

「狙われている家の値段-8」

激安住宅であっても諸官庁の
許認可を受けなければなりません。
契約と建物を現実のものとするには
どのような手法で行うのか。
 

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-8
「 責任転嫁の法規作戦 」
完成予想図らしき図面を見せられた建主は
この時、夢見て酔っています。
そして、業者に情も移っています。
 
ここで
「法律で価格が上がってしまうという説明をする」
と言う。
 
 防火地域だから網入りガラスの値段が・・・。
 防火指定で外壁の値段が・・・。
 3階建てだから構造材が・・・。
 何だかんだで値段が・・・。
 
値段が上がるのは法律の責任という転嫁をします。
 
 「 時間を掛け、心理的に誘導をして最終的には
  相場以上の価格で契約にこぎ着ける 」
 と言う。
 
建築計画は当初から
法を順守したものが最低条件のはずです。


こんな建築セールスを「企画」なんて
建主をバカにしていると思いませんか。
 
あなたは、法律を盾に建物と家族を守って下さい。
 
つづく
 

| | コメント (0)

「狙われている家の値段-9」

「口は禍の門」といいます。
「安い」の文句だけでは禍の門です。
 

「住いの値段1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-9
「 ズルズル作戦 」
「追加工事費はありません」の文言。

あたりまえである

最終的に価格をズルズルと吊り上げて
契約をしているのだ。

 
最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
 
「追加工事費はありません」は
たしかに響きのよい言葉です。
 
 
今までの話を聞いた後に
私にも仕事の誘いがありました。
 
数回足を運びました。
行くたびに、手数料は変えずに
巧妙な話術でズルズルと仕事内容を増やすのです。
  
そして、偽名を使っているこの設計担当者は
まだ一度も取引の無いミハルに
設計のノウハウや法規をズルズルと聞くのです。
 
これって「 ズルイ 」ですよね。
 
私はズルズルにストップです。
  
工事の実態は、監理者も監督もいません。
自社職人がズルズルと工事をしています。
 
この業者にプロが存在したのは
○○コンサルト会社とカメラマンだけでした。
 
あなたは「安い」の禍にズルズルと
引き込まれるのでしょうか。

 
つづく
 

| | コメント (1)

「不幸な人が出ないよう-1」

「狙われている家の値段-2」のコメントです。

技術=宣伝は最悪ですね。
建て主には立派な技術者。同感です。
 
ミハルさんみたいな人と知り合いになった人は

幸運です。
そうではない人はリスク高いですね。
 
でも現実はそんな内情を考える1級建築士を
知らない人が殆どと思います。
 

運任みたいな感じでしょうか。
 
現在、友人も6月完成予定で新居建築中ですが
幸いながら今の所の問題は聞いてません。
 
不幸な人が出ないよう
ミハルさんも宣伝が必要だと思います。
ブログがそうかもしれないですけどね。
 
ブログ通して不幸な家が建たない様に祈ります。
 
友人もプログ読んでるみたいですが
実例写真が見たいと言ってました。
無理でしょうか?


家の建て方 経験18-1
「見る、視る、聞が大切」
コメントありがとうございます。
 
なにより、Msさんの友人の家が無事
完成されることを心より願っています。
 

「ミハルさんも宣伝が必要だと思います」
とあります。
  
設計者である私の宣伝は
経験による実話をブログにすること。
 
設計監理を行なった
建物を見ていただくこと。
お施主さんに会って話を聞くこと。
 
を基本にしてきました。
 
見る、視る、聞く、を大切にし
納得(安心)してからの依頼を望むからです。
 
しかし、Msさんが言うように
ミハルの宣伝や広告は必要だという
建主が数人おりました。 

この機会に、あまり目立たぬような
宣伝広告のようなものを作ってみます。
 
つづく
 

| | コメント (0)

「不幸な人が出ないよう-3」

建主の建築行為の流れと
建主が知り得ない不正と瑕疵が
このブログで伝えたい事です。

家の建て方 経験18-3
「こういう建主が、危ない」
又、これから当事務所に依頼される方は
このブログを読んでからとなります。
 
そして、工事終了後も読むことでしょう。
 
その時、ネット上に依頼主の建物の不正工事が
画像で公開されることは不愉快と察します。
 
小さな「思いやり」です。
  
もし、掲載するのであれば
不正の無かった数少ない建物から掲載します。
 
 
この記事をどう信じるかは読者の自由です。
 
建主の殆どは
「自分だけは、大丈夫」が、基本的な考えです。
 

見張る人は
「こういう建主が、危ない」

ミハルの長年による確かな経験です。
 
今、伝えたい事は
このブログを読んだ事によって
救われた建主が数人おります。
 
事実として受け止めてください。
 
コメントと暖かいご支援
本当に感謝しております。
 
       K建築設計事務所
               ミハル

| | コメント (1)

「不正工事と裏切、許しません!-5」

繰返される無責任な悪事は常識なのか。
参考
「 工事によるマンション耐震偽造 」
「 5階建の罠 」
「 一戸建て住宅の耐震偽造工事 」と同様です。

経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験-5
「100パーセントに変更!」
鉄骨製品検査(規格部材の確認)です。
下請け業者は都内です。
しかし、製作場所は地方でした。
よくあることです。
 
D社長:「 いつも頼んでいる鉄骨屋だから
      安心して下さい」
 
こんな姿勢の業者管理が問題を引き起こすのです。
 
部材は規格通りなのですが
製作工場が指定グレードではありません。
  
鉄骨製作は、孫請まで下りていたのです。
  
契約条件と見積要綱に従っていない事を指摘した。
 
 
監理者(ミハル)が業者に与えた指示と条件。
 
製作場所は設計図に従うこと
検査合格後でなければ
現場への搬入を拒否する。
 
溶接加工は指定グレードにて作製。
 
検査も数回目の事です。
 
溶接のビートが荒いことにミハルは注目。
 
製作場所を変えたことで
鉄骨会社が3社絡むことになった製品は
品質が落ちた可能性があります。
 
監理条件を変更した。
 
社内(鉄骨業者)超音波探傷検査を
70パーセントから100パーセントに変更。
 
第三者超音波探傷検査を30パーセントから
100パーセントに変更。
 
追加検査費用は請負業者が負担する
という内容のものです。
 
この条件に対し
D建設の異議申し立てはありませんでした。
 
溶接検査は無事終了。
 
結果、数箇所の直しがありました。
 
「工事建物が建築専門雑誌に紹介された」
言っていたD社長ですが。

  
これが5回目の裏切です。
 
検査はものだけを見るわけではありません。
ミハル設計は業者の姿勢も検査の対象です。
 
ミハル見張る必要のない信用度の高い
建設業者のはずでしたが。
 
完全な裏切です。
 
覚悟しなさい!
 
100-1=99  ?
 
つづく
 

| | コメント (0)

「不正工事と裏切、許しません!-7」重要

この様な不正工事が横行していることに
建設会社のD社長は気が付かない。
経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験19-7
「各階、全てやり直し」
床版施工検査です。
 
特別な指定がない限り標準施工で可と
監理者は考えています。
 
ところが、常識と標準が守られない工事が
ミハルの監理建物では多く発生します。
 
運が悪いのでしょうか。

参考
「運の良い家造り」
 
床版の止め金具が手の力だけで動きます。
 
施工手順を逆にした為
基準通りの溶接ができていません。
 
本来、床版止め金具は先に取付けます。
 
しかし、ALC職人は床版止め金具を後付けした。
手間賃かせぎを優先し
作業の楽な手順としたため基準を無視したのだ。
 
安易な方法で造ったのです。
 
 
溶接には基準角度があり
後施工では、この角度を維持しながらの
工事は不可能です。
 
この状態では地震時に床がズレ落ちてしまいます。

 
これを見破ったミハルは
「 各階、全てやり直し 」pout
 
床版を全て取り外し
金具を付け直しさせた。
 
大直し工事になりました。
 
下請業者の「儲けるはずが」・・・
 
もちろん、監督はいます。
D社長も二日に一度は現場に来ています。
 
監督も社長も知識が無かったのでしょうか。
知識が有ったのは、ズルした下職だった。
 
ミハルに
見張られた床工事は無事完了しました。
 
「工事建物が雑誌に紹介された」
言っていたD社長ですが。

これが7回目の裏切です。impact


許しません。

100-1=99  ?
 
つづく
 

| | コメント (0)

「緊急に安心な家を,不安です-1」

「注文建築方式の住宅を買ったのですが
不安でたまらない」

家の建て方 経験20-1

まず先に
「同様な被害者が出ないように」という
ミミさんの願いから記事の公開をします。

ご協力に心から感謝します。
 

「3週間後の引渡」
ミミさんは自分の職場仲間に、この問題を相談した。
そして、ミハルのブログを読んだ。
 
問い合わせの連絡がきました。
   
ミハル: 「 読んだ感想は?」
 
ミミさん: 「 吐き気がしてきた 」

  
ミミさん宅へ。
 
素人ながら、ミミさんは訴える。
 
 「打合せや連絡をするのですが
   双方の確認がなされない状態で工事が進んだ。
     本当に安心な家が建ったのだろうか」
 
この意味は「一事が万事」ではなかろうか
というものです。
 
注文建築方式の注意点は
売買契約後に第三者の監理者存在せず
売り手の都合で工事が進められることです。
 
あと3週間で引渡しといいます。
 
常識人であるミミさんは
打合せや確認などは常識的に
行われる工事と思っていたのです。
  
しかし、販売元の工務店はこれを実行しないようです。
 
我慢も限界だという。
 
マイホームを夢見て
注文建築方式である家を購入した。
純粋な気持ちで、更地の状態で
契約を結んだのです。
 
不安だと思います。
 
あと3週間といえば
外装と内装はほぼ終わり、余すところ
器具付けと外構だけのはずです。
 
相談が遅すぎます。
 
    
話を聞いて判断できたことは
・ 相談できる設計者はいない
・ 売主の工務店に建主の気持ちが伝わらない
・ 契約は成立している
・ 建主は素人。造ってしまえば・・・
 
このような原因が建主を不安にさせている。
 
問題です。
 
「見えない家造り」と同様に
偽工務店や偽大工もいます。
 
建主のミミさんにとっては
一生、住む家です。
こうなっては建物全てが不安です。
 
私は、現場を視なければ、ミミさんの要求する
「安心です」は答えられません。
 
相談は間に合ったのか。
 
つづく
 

| | コメント (1)

「緊急に安心な家を,不安です-3」

工事進行状況は予想通りです。
器具付けと外構は完了していません。
現段階での調査になります。
 

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験20-3
「誰が行なう検査か」
専門知識が無くとも
検査方法を伝える事によって
部位によっては視ることが可能です。
 
ミハル: 「二つの目より六つの目で見ましょう」
 
説明しながらの検査です。
建主は、ミハルの検査方法を見ています。
いつか必ず役に立ちます。
 
床鳴り、床の傷
壁クロスの傷・・・・・・などを発見。
  
私は、その他の専門知識を必要とする部分を視た。
 
そこえ、工務店の事務員が来る。
 
ドアーの開閉時の安全確保。
玄関ポーチのコンクリートに鉄筋を入れる。
他・・・・・・・・・・。
 
専門知識の無い事務員に
理解できる問題点のみを伝えた。
 
一回目の検査終了ですが
最終段階ではない状況で無責任に
「安心です」は言えません。
 
本来であれば、問題点を伝えるではなく
ダメ工事の是正を確約させます。
 
当事務所は設計監理者ではありません。
建主、業者の双方が承諾した検査員でもありません。
 
今の所ですが
ミハルには強制力がありません。
 
工務店に対して建主が強くなるしかありません。
 
建主の交渉となります。
 
ミハルは嫌われることも覚悟の上
一生懸命、建主のネジを巻いた。
 
 
不動産屋は「検査をして引き渡す」と
言っているようです。
 
危険です。
「検査」という響きのよい声だけで終りそうです。
  
検査は、誰がどのように検査するかが大切。
 
検査の名の下では
誰が行なっても「検査」です。
 
仲介不動産や工務店の検査など
当てにならない事を説明した。
 
果たして、業者は最終検査を行なうのか。
 
つづく
 

| | コメント (1)

「緊急に安心な家を,不安です-6」

大きな瑕疵工事がある状態で安心な
引越しはできません。
とりあえず建物本体の調査報告です。

「緊急に安心な家を不安です-1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験20-6
「ぎりぎりセーフです」
 
建物のサッシュは2重ガラス。
 
床下の断熱材の取付け施工が丁寧なことから
外壁、屋根の断熱材の工事も信頼できる。
 
役所の中間(構造)検査を受けているので
大きな欠陥は無いと判断できる。
 
基礎は、ベタ基礎で鉄筋が施されている事が
推察できる。他現場写真確認。
この工務店の標準工事としているようだ。
 
構造本体のみの工事は基本通りの施工を。
基準法のみ常識です。
 
利益のみを追求している同地域の分譲住宅より
建物の構造本体は良い。
 
見える仕上げや設備などの工事は今一つですが
目に見えない部位は標準と判断。
 
ただし、人の良さそうに見える工務店社長は
根っからの悪党ではないが
なかなかのタヌキです。
 
あの手ののらりくらりは故意です。
 
言うべき事は、何回でも言う。
強く言う!

諦めてはいけません。
  
 
ここで「一まず安心です」を伝えた。
 
但し、契約金のみの支払いとし
追加工事の代金は引越しが終わり
30日ほど経ってからにすること。
ミハルの常識です。
 
主たる相談はぎりぎりセーフです。
 
 
この工務店社長の常識
自分の都合で、安心できるような説明と
責任ある行動を行なわない。
 
仲介契約が成立してしまえば
建主の気持ちを察する必要はない。
これが不動産屋の常識となります。
 
  
まだ、少しの残工事と是正工事があります。
 
つづく
 

| | コメント (1)

「緊急に安心な家を,不安です-7」

常識では考えられません。
その1週間後、是正工事にまた間違いが。

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験20-7
5つの常識」   
第三者の設計者がいない建主は
強くならなければ軽視されてしまいます。
 
ここで、また
建主の常識人であるミミさんのネジを巻いた。
 
建主は、借家の解約期限が迫っているため
多少の瑕疵や残工事があっても
引渡しを受け、引越しをしなければなりません。

 
本来、完成品に支払われるべき残金ですが
全額を支払いました。
 
是正工事が残っています。
家の完成を待たずして、やむなく引渡しです。
 
責任感の無い工務店の対応に不安が残るなか
後日、引渡しが終了したようです。
 
なんという不動産屋と工務店でしょうか。
 
 
最終的にここでは

建築基準法の 常識 (検査は構造のみ)

ミハルの    常識 (安い価格で安全な建物)

建主の     常識 (代金等価の正当な建物)

工務店の    常識 (手を掛けずに儲けたい)

不動産屋の  常識 (責任無しで儲けるのみ)
 
五つの常識が存在しています。
 
自分の常識相手の常識と思ってはいけません。
常識は、人や立場によって異なるもの。
 
耐震偽装事件を含め、この常識の違いで
被害者となっている建主が多いことは確かです。

 
ミミさんとあなたは、建主の常識を貫いて下さい。
その為には、必ず見張る役のミハルが必要です。
 
  
電話での会話です。
ミハル: 「ミハルの設計と監理を
          理解できる人が少ない」
 
ミミさん: 「もったいない」
 
嬉しい一言でした。

 
 
これで終わりと思いましたが、またトラブルが・・・。
 
つづく
 

| | コメント (1)

「緊急に安心な家を,不安です-8」

住んで落着くころになると一つか二つは
小さな瑕疵が見つかるものです。
 

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。

「業者の威嚇」   
家の建て方 経験20-8
 
この直し工事を工務店に連絡をしているのですが
返事が来ません。
 
「仲介である不動産屋を通して」と言います。
 
1時間ほどで終る瑕疵工事の直しもしぶります。
残金をもらう事だけを考え、業者としての責任を
先に考えようとしません。
 
 
追加工事の代金は未払いですが
通常では問題になりません。
  
 
やっと工務店が来たと思ったら

強硬な態度(凄んで)で威嚇されたといいます。
 
不動産屋も立会っていましたが何も言わず。
 
建主のミミさん「恐かった」と言います。
 
不条理なはなしです。
 
この状況では、工事代金を全額支払ってしまうと
常識違いの工務店は
責任ある工事を最後まで行ないません。
 
 
依頼は建物調査だけでしたが乗りかかった船です。
この相談者を守らなければ・・・。
 
この狂的な態度に我慢が出来ないミハルは


 
「私が話をする!」
 
 
 つづく
 

| | コメント (1)

「家造りの命は基本プラン-1」

基本プランはゼネコンT常務と設計部が1年以上の
時間を掛けて作成した5LDK + 3LDKです。
 

家の造り方(家の建て方) 経験21-1
「プランニング」
  

建主は、大手ゼネコンT常務の親戚です。
職業は、もと国に関係し建築の基本的な注意点は
理解しているという。
 
確かな情報を入手しやすい立場にいたのです。

 
 
今回の建築は
これらを含めゼネコン設計部がプランニングを
していることで安心のお任せコースです。
 
ミハルの立場はT常務と設計部の立場を配慮し
実施設計と監理を請け建物を完成させることに
あります。
 
今回の実施設計とは基本プランを本に外観と
内装のデザイン・構造・設備等を意味します。
もちろん、多少の変更は考えられます。
 
 
T常務とゼネコンは、この先、一切関与しません。
 
 
計画建物は、地下1階、地上3階だ。
地階にはドライエリアを兼ねた広めの庭がある。
 
納得した上のプランのはずです。
 

 
しかし、打合が進むと建主(奥様)は
「こんな家を建てる必要があるのかしら」
いつもうんざりした様子です。
 
 
敷地が広く地階の必要が無いと考えられるのですが
意味不明の無駄が非常に目立つプランです。
 

 
地階を造る事で必要以上の工事費が掛かるので
概算工事費は地上2階建て(同容積)の
約二倍以上です。
 
この設計プランを施主は望んでいません。
 
スッキリとしない状態で
ミハルが設計監理することは問題です。
 
しかし、相手は大手ゼネコン。
ミハルが設計変更をしたならば
彼らの立場は無くなり設計業務は断られる。
 
そして、今後の設計紹介も無くなる。
 
困りました。
 
つづく

| | コメント (0)

「家造りの命は基本プラン-2」

建主の思いが伝わっていない他設計者の
プランによって私が悪名を上げる事は
避けなければならない。
 

「家造りの命は基本プラン-1」からお読み下さい。
 

家の造り方(家の建て方) 経験21-2
「問題ない! 任せた!」
 
この建築プランはミハルのものではありませんが
書類上、実務上、基準法上の設計監理者は
私になります。
 
最終責任からは逃れられません。 
 
建主が望まない設計と分かった以上
このまま進める訳にいきません。
 
再検討をお願いた。
 
すると建主は
「参考にミハル設計プランも頼む」
 
とんでもない事に・・・。
 
 
ミハルの業務解任を覚悟の上、引き受けました。
設計責任の大きさを考えれば
解任でもでもよいと思った。
  
 
さて、プランニングです。
 
建主の心は十分ミハルに伝わっています。
自信はあった。
 
地上2階建(5LDK + 3DK)
概算総工費は、前プランの約2億2千万円に対し
9千5百万円を提出。
 
 
建主: 「庭は広く、地階が無いのに
       部屋数と広さは変わっていない
       殆どの要望を取り入れてある・・・・」
 
驚いていました。
目を疑うように何度も図面を見ていました。
 
建主: 「どうしてこんなに・・・・・」
      
  
ミハルは何も言うことができません。
 
   注:設計者が自己満足のみを追求し
     シンボリックというか目立つ設計をしたがると
     訳の分からない費用が掛かる設計が
     出来てしまいます。
     設計者の選び方に注意が必要です。
 
 
ここで私の立場を説明した。
 
「解任の可能性が・・・」
 
建主: 「わしから説明しておく。ぜひ頼む
     問題ない! 任せた!
 
 
ミハルは、本来の力を発揮できる
設計者になってしまったのです。
 
 
結果、建主は新しいプランに喜び
打合せが楽しく進みました。

 
雰囲気は良くなったのですが
 
建主はクリスチャンでアメリカなどにも行き
茶道を広め、教えをしています。
 
打合せの前には必ず賛美歌を合唱します。
 
ミハルも一緒に賛美歌です。
音痴がバレバレでした。
 
どうしよう・・・・。
 
雰囲気作りに努力した結果ですので
お許しを・・・。
 
 
つづく
 

| | コメント (0)

「数多くのプランから-2」

飾っていてはボロが出る。ありのままで面談しよう。
 

「多くのプラン-1」からお読み下さい。
 

家の造り方(家の建て方) 経験22-2
「間違いなく建ちます」
和室に通された私は、正座をして礼をしました。
 
私の設計の進め方や
ポリシーなどは話しません。
 
家とは無関係な趣味などを
駄洒落まじりに話した。
 
面談終了です。
 
 
これで建主の気持ちが決る。
役不足の私は覚悟ができています。
 
いつもの様に挨拶をして
玄関を出ようとしたとき
 
高価な手土産を手渡され
見送りをしていただいた。
 
 
これは合格です!
設計依頼決定のしるしです。
 

 
完成後に聞いたことですが
面談時の駄洒落が気に入ったそうです。
 
  
さて、設計業務の開始です。
 
業務が進むにつれて問題が出てきました。
 
まず先に問題になったことは
施主の社員(相談役)が基本プランを
作成しています。
 
他、このような超大企業の社長ともなると
数多くの他社設計プランを見ています。
 
しかたがありません。

 
しかし、ミハルの責任を果たすには
他者のプランではダメです。
 
私の設計を条件とした。
納得のいく業務を行なう為です。
 
ダメならこの業務、諦めます。
 
 
第一回目の基本プランです。
社員(相談役)、図面を見て驚いています。
 
社員(相談役):
 「このプランを見せたら
 
『おまえは、いったい今まで何をやっとったんだ』と
 
言われる。本当に建つのか?」
 
ミハル:「間違いなく建ちます」
 
 
T常務:「本当に大丈夫か?」
 
ミハル:「私は設計マジシャンです」
 
 
建主に基本プラン提出。
 
気に入っていただいた。
 
間取りは決まりました。
 
と思いましたが・・・


つづく

| | コメント (0)

「数多くのプランから-4」

建物の設計は「空間の立体的利用」
ものを言う事があります。

「数多くのプランから-1」からお読み下さい。

家の造り方(家の建て方) 経験22-4
「夢は叶えてこそ夢」
 
私の設計した建物を見に来た
近隣住民の方々が
「自分もこの様な空間の家が建てられる」
喜んだといいます。
  
違法行為や隣地境界線ぎりぎりに建てた
訳ではありません。
 
建主と心を通い合わせ
一生懸命努力した結果です。
 
 
「家を造る」この目標の達成には
多少の失礼があっても
その家族の一員になり一緒の夢を持ち
お互いの理解を深める事が大切です。
 
 
時間の使い方は設計者によって違います。

数多くの人が、数多くの基本プランを作成し
選べば良いというものではありません。

 
会社人でない私は、家族の一員となって
建主の満足いくまで設計打合せをします。



基本は、建主の「夢は叶えてこそ夢」です。
私は、この目標を忘れていません。
 
 
建主の喜びは、私の想像を超えるものでした。
 
ミハルは大役を果たす事ができたようです。
 
つづく

| | コメント (0)

「ビル・マンション管理の不正工事-2」

大手××マンション管理会社からは
何の提案もありません。

「不正-1」からお読み下さい。
 
家の建て方 経験23-2
「何のことだかサッパリ分からない」
 
住人側と管理会社の会話では
全ての工事部位が
塗装 = オイルペイント(OP) と
考えているようです。
 
柱、梁は   ウレタン系塗装材
屋根上面は フッソ系塗装材
屋根裏面は塗膜の劣化が見られるが
今回の修繕を必要としていない。
 
素人集団である委員は、三八六氏の説明を
「何のことだかサッパリ分からない」です。
 
 
そして、ほぼ限界まで塗装を施さなかった原因の
もう一つは
「 誰かが言い出すまで黙っていよう 」で
十数年も放置されてきたのです。

ちなみに、三八六氏は
数年前に中古物件を購入して

このマンションに住んでいる。
 
この状況で耐用年数の少ない塗装材種では
数年で、また同様の現象が現れ
管理費の節約になりません。
修繕費の大きな無駄使いになります。
 
これらの説明の無い大手××管理会社の
言いなりではダメです。
「何のことだかサッパリ分からない」
利用されてしまいます。 
 
あなたは、これらの判断が出来ますか?
 
あなたのマンション(建物)修繕には
工事仕様を
見張ろうとする
専門知識を持つ三八六氏のような人が

必要ではありませんか?
 
つづく
 

| | コメント (0)

「ビル・マンション管理の不正工事-4」

「合い見積もりを取らないなんて非常識だ!」
現任の大手管理会社の指名に反対したのは
いつも他力本願の人間です。
「不正工事-1」からお読み下さい。

家の建て方 経験23-4 
「 選ぶ理由 」
 
S氏は三八六氏に向かって言った。
 
しかし、工事業者は現任の大手管理会社に決定した。
 
それにしても、ほかの人は
何を理由に現任の大手管理会社を選んだのだろう?
  
 
その後、住人側の会合の時です。
 
管理会社の作成した綿密な工程表と
車移動表を見て三八六氏は言った。
 「依頼先が違った場合
この繁雑な書類等の作成は
いったい誰がやるのだ! 」
 
S氏を含めた全員が沈黙だった。
 
建築工事は段取りが必要です。
この段取りは、仮設や手配だけではありません。
現場状況による、近隣対策、工程表の作成
工程管理、作業手順・・・・・・・・・があります。
 
今回のケース
これらの問題を総合的に考えなければ成りません。
 
 
あなたは、これらの判断が出来ますか?
 
あなたのマンション修繕には
 誰が必要なのでしょうか?
 
つづく
 

| | コメント (0)

「ビル・マンション管理の不正工事-8」

寂しいことに
「 ありがとう 」を言う人が1人だけだった。

とても悲しいことですが、三八六氏は
この状況を予知していたそうです。
「不正-1」からお読み下さい。
 
家の建て方 経験23-8
「むなしさだけが残る」
このマンションの住人であるR氏
建物管理に協力をしています。

その行為は、動作も見え
も見える物として残ります。
 
そして、手数料は支払われています。
 
ここの住人の多くは
目に見えない監理業務は無償であり
目に見える行為には手数料が必要と考えています。
 
しかも、費用を支払うなら三八六氏ではなく
他の設計屋に頼むと、遠まわしに話します。
 
ツルむ」が心配なのか
それとも、「あいつだけ得して」なのでしょうか。
 
これも「発言しない訳」の一つです。
「 不正工事-3 」参照
 
協力が当然のような態度をとられた上
在らぬ疑いを持たれては
「むなしさだけが残る」三八六氏は言う。
 
 
三八六氏の決断
「もう二度と修繕委員は引き受けない」
 
 
設計・監理の
設計は図面の紙が存在します。
目に見えます。
少し救われるような気がします。
それも使わなければ、ただのゴミです。
 
監理行為は目に見えにくいもの。
終ってしまえばなにも残りません。
ゴミにもならない。
 
もちろん、ミハルの業務となれば
報告書は作成しますが。
 
「目に見えるもの」ここに重大な落とし穴が
あるようです。
 
 
「目に見えるものを優先する」
この事が障害となり、あなたのマンションは
無駄使いをしていいませんか?
 
特に、値段交渉による下った数字
目に飛び込んできます。
工事内容が下ったのでは、もともこうも無い。
 
 
手抜き工事や悪徳に対し
必要の無いお金を支払っていませんか?
 
特に、薄めた塗料でも修繕後の壁などは
目に飛び込んできて綺麗に見えます。
 
 
どのような工事でも三八六氏のような人が必要です。
 
あなたのマンションは工事を見張る役の
三八六氏に代わる人が必要です。
 
最後となりますが
この舞台となったマンションの三八六氏は
ミハルが見張ると同じように
不正をミハローです。 
 
 
おわり
 

| | コメント (0)