家の建て方 はじめに

「必ず参考になります」
「必ず大切なことが分かります」
 
「安心な家造り」には大切なことがあります。
しかし、残念ながらあまり知られていません。
 
建築を考えているあなたにとって
これを知る事が重要なことです。
 
また、あなたから見れば私は
「どこの馬の骨ともわからない設計事務所」です。
   
ですから
「耐震構造です」だとか「住みよい家です」
などと当り前のことを書くことはしません。
 

「これは手抜き工事だ」
「これは悪徳だ」
   
「あなたは、これを見破ることが出来ますか」
   
設計監理者である私は、手抜き工事や悪徳を
日常のごとく見てきました。

あなたの「安心な家造り」は、手抜き工事と悪徳を
「させない・見破る・許さない」

の三原則を守る事で可能になります。

私の記事をぜひ一度読んでみてください。

過去の記事(目次)

「転ばぬ先の杖」ということわざがあります。
「馬買わずに鞍買う」ということわざもあります。
 
一度、お話を聞いてからでも遅くはありません。
連絡お待ちしております。

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過去の記事(目次)

ミハルと建築(正しい家の建て方 分かります)

トップページ

「 家の建て方 はじめに 」
「 木造住宅 耐震偽造工事 」   組織ぐるみの悪行
「 薄めていた外装工事 」     ビル改修工事の陰謀
「 ショールーム酔い症候群 」   選び方に注意です
「 住宅建築の基本 」        安心な家ではありません
 

「 工事によるマンション耐震偽造 」 組織ぐるみの悪事 
「 5階建ての罠 」          構造工事、悪事を謀る
「 一戸建て住宅の偽造工事 」  知識の無い業者
「 運の良い家造り 」        運を知らされない建主
「 販売成績だけの設計プラン 」  心のない小細工

「 家はこうやって建てる 」    ベストコンビネーション

「 住いの安心な工事契約 」   工事費の持ち逃げはさせません
「 覚悟と偽装事件-1~4 」   設計監理者の心構え
「 安心になった家造り-1~3 」  最も良い家の建て方
「 ミハルの自己紹 」平凡人です

「 建築の安心な取引-1・2 」   安心な支払い取引方法
「 住いの悲劇-1・2 」     家造りのまやかしと悪夢
「 住いの悲劇-3~9 」
「 望まない家-1・2 」    設計者を選べなかった設計
「 見えない家造り-1~3 」   ダメな監督は代えて

「狙われている家の値段1~10」建主の心を欺いて吊上がる値段 
「不幸な人が出ないよう-1~3」
「数々の不正工事と裏切、許せません!」1~11最重要
「緊急に安心な家を,不安です1~10」無責任な住宅販売
「家造りの命は基本プラン1~3」設計は気持ちが通じる

「数多くのプランから1~5」   信頼

「ひと と 竹とんぼ
 
 
 
  



 

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「木造住宅 耐震偽造工事」

家の建て方 経験1
この事例、どこかのドラマみたいですが

設計監理見張る )の重要性を痛感した
ミハルの実体験です。

「手抜き工事」
木造3階建(2×4工法)
1階が設計基準に無い工法で造られていたのです。
    
監理者は、建設業者の名義です。
建物は、私が設計したことから
監理補助という立場で依頼されていた。
連絡があれば検査に立会うのです。
 
3階部分も形となる頃、検査の連絡があり
現場に行くと
「こんな工法は存在しない」
建替えるしかないのです。
 
建物を、支える土台部分が極めて細く
3階建の建物が、宙に浮いている状態です。
この工事では、建物本体の重さだけで
崩壊の恐れがあり、極めて危険です。
 

  詳細は多くの専門用語とその解説が
  必要となるため省略します。
 
業者の監理者は下請業者に任せっきりで
設計図との照合作業を行っていなかったのです。
 
私は、設計者であり、監理者ではありません。
強引に建替を進めれば今後の取引は無くなります。
 
しかし、私も建築士のはしくれであり
目標は正しい設計監理者であることです。
 
この惨事を見過ごす訳にはいきません。
私を含めた話合いを申し入れたのです。

「手抜き工事の責任を取る者がいない」
現場には、多数の人間がいました。
背広を着てパリッとした誠実な感じです。
 
私は、この関係者の複雑さに驚きました。
 
現場立会い者は以下の通りです。
輸入商社 → コンサルタント 2人
  ↓        ↓
元請建設業者 3人
 ↓
下請け業者  3人

合計8人に対し、私は1人です。
 
手抜き状況を説明しました。
平然とした態度です。
無責任さに我慢できず私は、怒鳴った。
「あんたら、なにやってんだ!」
 
話合いです。
私の見解は
「解体して、建替えをするべきである」
 
建設業者
 「監理は依頼していない」
 
コンサルタント
 「なんで監理者でもない人間の言うことを
  聞かなきゃならない」

この無責任な発言は、
利益のみを優先しているのです。
建主とその家族の、生命を脅かすことに
責任を感じていない
 
8人を敵にまわし
3時間以上の話合いをしましたが
結論は出ませんでした。
責任を取ろうとする者がいないのです。 
 

「手抜き工事に対する私の決心」
現状のまま進行する可能性がありました。
 
私の立場は、監理補助ですが
監理を目的としています。
手抜き工事をさせないことです。
 
設計者である私は
道義的責任と自覚を持って
努力しなければなりません。
 
私は、手数料を諦めることも覚悟の上
強制的に建替えをさせる決心をして
建設業者の取締役に、抗議をしました。

「・・・解体、建て替えをしなければ
施主に知らせます」

 

  参考
  建築士法 第十八条-4
  建築士は、工事監理を行う場合において、
  工事が設計図書のとおりに実施されて
  いないと認めるときは、直ちに、
  工事施工者に注意を与え、工事施工者が
  これに従わないときは、その旨を建築主に
  報告しなければならない。
 
取締役が部下に下した命令は
「全て、
ミハル設計(私)の指示に従え」
 
手抜き建物は全て解体されました。
 
この後、私は妥協することなく「
見張る役」を
竣工まで行いました。
 
私は建主に、事実を知らせていません。
知れば、この建物全てに不安を持ち
家を建てたという楽しい思い出が消えてしまう
からです。
 
業者は、おとぼけです。
建主は、事実を知らされません。
 
私が、拘わっていなかったら・・・・・。
  

「手抜き工事を防ぐ方法はあるのか」
建物は現場製作なので小さなトラブルが
起きることはあります。
電化製品のようにはいきません。
 
しかし、手抜き工事は別ものであり
許すことは出来ません。
造り替えなければならないのです。
 
この事例
商社、建設業者共に自社ビルを持ち
数百人の社員がいた。
 
看板やセールストークは
参考程度でよいのです。
 
建物を建てるとき、手抜き工事を防ぐときは
不正を許さない設計監理者にめぐり合い
相談することが肝心です。
 
そして、設計監理者を選ぶ基準は
「誠実な感じ」ではダメです
「誠実」であることです。
 
後ろめたい点がない私は
この家族と時折食事をします。
 
一方、この建設業者からの設計依頼は、
その後一度もありません。


この現場が、最初で最後となりました。
誠実に業務を行った結果としては残念です。
 
経験1おわり
 

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「薄めていた外装工事」

家の建て方 経験2
「この建物だけでしょうか?」 
建物は、10年ほど前に私が設計監理をした
6階建商業ビルで、リニューアル工事の設計監理を
依頼されたときの出来事です。
    
建物診断を行い
工事範囲と工法の確定をした。
 
オーナーは私に
業者の選定を任せました。
 
工事を依頼した建設業者(元請)は
私が、絶対の信用を置いています。
 
決して、ズルして金を儲けようなどと
考える経営者ではありません。
安心でした。
 
業者から、工事終了の報告と
検査依頼の連絡がありました。
 
現場は、すでに足場が外されています。
 
しかし、私は手抜き工事見抜いたのです。
 
原因を調査しました。
 
結果、とんでもない事実が・・・。

 

私は、オーナーに事実を報告しました。
 「今更ながら・・・ミハルさんはさすがだねー
     黙っていれば分からないのに」
 
私が、業者と共謀していたら
それで済んでしまうのです。
 
本当に驚いた表情でした。
 
手抜き工事は
聞取り調査と書類調査などによって
突き止めたのです。
 
一つ目の原因
元請業者の下職(吹付業者)が利益追求のため
材料を薄めて使用していたのです。
 
オーナーは、値引き交渉をしないで
工事の取決めをしました。
 
元請業者も、下職に対して値切りをしていません。
 
  絶対の信用関係にあるこの元請業者は
  注文書を私に見せたのです。
  値切りがないことを確認しました。
 
しかし、この思いは下職に伝わっていない。。
  
業者も騙されていたのです。

手抜き工事を見逃していたら
耐用年数を待たずにまた
リニューアルを行う事になります。
 
リニューアルは新築と違い
足場工事費の割合が高くなります。
 
このため、耐用年数が短くなると
吹付工事の差額だけではありません
仮設工事の重複で、損害はさらに
大きくなります
  
この工事では、耐用年数の6割程度で吹替えを
するようになり、足場と吹付け工事の
損害合計額は120万円ほどになるのです。
 
リニューアルだからと私は簡単に考えていません。
 
「二つ目の原因」
業者は下職と長年の付合いです。
このため馴れ合いが生じ不注意になる。
結果、手抜き工事となります。
 
工事は
全面吹き替えを実行して無事終了。
 
多額の工事には、内容があり
金額が多くなるほど手抜きは
巧妙になるのです。
 
それだけに、監理者の専門知識と
経験が必要となります。
 
この事例
監理者が、存在した現場の出来事です。
なにか疑問です。
この現場だけなのでしょうか???
 
経験3 おわり
  

  

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「ショールーム酔い症候群」

家の建て方 経験3-1
「システムキッチンが・・・」 
システムキッチンが出入り枠から
はみ出してしまいました。
 
もちろん、設計図面上は、
はみ出ていなかったのです。
 
入り口の枠に並び、システムキッチン
幅225cmが取り付く予定でした。
 
設計者である私は、入り口の枠幅が65cm
必要な根拠として次の3つを説明しました。
 
  1. 人の出入りがスムーズ
  2. 入居時の冷蔵庫の搬入がスムーズ
  3. LD側から見た意匠の問題

建主と十分検討した結果
設計図は存在しています。
 
システムキッチン発注時期のことです。
 
建主が
「もう一度ショールームで再確認したい」
3度目のショールームです。
 
家は、完成に近づいて建主の夢は
膨らむばかりだと思います。

奥様は、ウキウキしている様子です。
 
こんな建主を見ていると
私も幸せになります。
 
建主は、大きめの幅240cmの
システムキッチンを見始めました。
 
少し大きくなるだけで使いやすさと
豪華さは増します。
ショールームの華やかな
雰囲気も手伝って、うっとりと
酔っている様子でした。

「これは、あぶない」と思ったその時です。
 

「ショールーム酔い症候群」
建主は、幅広のシステムキッチンを
希望したのです。
 
出入口から15cmはみ出してしまいます。

私は、前述の3つの説明を繰り返ししました。
 
建主: 『私はどうしてもこっちにしたいの!』
 
「ショールーム酔い症候群」に
掛かってしまったようです。
 
   建主は、夢と希望で胸いっぱいです。
   ショールームの豪華絢爛な陳列にうっとり
   として飲み込まれてしまう事があります。
 
   その結果、周りの忠告や意見を
   聞き入れずにとんでもない買い物を
   してしまいます。
   これを私は「ショールーム酔い症候群」
   と呼んでいます。
 
私の説得は振り切られ、発注です。

システムキッチンが取付いた
時のことです。
 
出入口から15cmはみ出した
システムキッチンを見た建主は
不満そうな顔で・・・?・・
 
   
参考
   建主は、工事が進むにつれて具体的な形を
   見ると気が変わり、変更する事があります。
   しかし契約上、問題が発生します。
   このケースでは
   配管工事が設計図に基づいて
   施工されていて、キッチンと配管の
   変更に伴う増額や工事の遅れが
   発生します。この問題を解決しなければ
   なりません。
 

「はみだしたシステムキッチン」
 「こんなのいや
   はみ出して格好が悪いわ」 
 
この時、建主はショールーム酔い症候群から
醒めたのです。。。
 
現場はこのまま進行し、家は竣工しました。
 
数年が経ち、訪た時のことです。
「実家が、建て替計画をしている。
紹介するから宜しくお願いします」
 
言葉だけでも、嬉しい一言でした。
 
最終的には
少し問題が残るキッチンになりました。
しかし、設計監理者として
はっきり説明、説得をしたことを
建主が認めてくれていたと思います。

  この事例は建主の気持を
  否定するものではありません。
  長年の夢が叶うのです。
  夢の上にまた夢を持つことは
  仕方がないことです。
  気持ちは十分わかります。
  
  その上で私の伝えたい事は
  建主は専門家の意見を
  受け入れる用意と冷静さが
  必要だということです。
 
私は昨年、軽ワゴン車を買う予定でしたが
普通ワゴン車を買ってしまった。
重症の「ショールーム酔い症候群」に
掛かってしまったのです。
家族からは、×です。

 
このような事例を私は、多く見てきました。
次回は、別件のショールーム酔い症候群を
一部紹介します。
 

 

家の建て方 経験3-2
「大きな鏡」
工事中に建主は、ショールームで見た
高価で少しし大きめの鏡を追加したのです。
取付け場所はトイレです。
 
設計では、小さめの鏡だったのですが。
 
取付いたトイレのドアーを開けた瞬間
ギョッ。
住宅のトイレには、大きすぎた鏡でした。
 
建主自ら小さな鏡に、また変更。
そして、大きな鏡は納戸の・・・。
 
鏡のデザインに引かれてしまい
よく考えずに、追加依頼したといいます。
「ショールーム酔い症候群」でしょうか。
 
建主は
工事が進むにつれて
「せっかくだから」の思いが強くなるようです。
この気持ちが、ショールームに足を運ばせて
しまうのでしょう。
 
そして、ショールームの華やかな陳列に
うっとりしてしまい、思わぬ買い物をしてし
まいます。
 
私自身の経験です。
自分では使いこなせないビデオデッキを
買ってしまい、家族からは×××でした。
 
私も注意と用心が必要です。

「取付かないキャビネット」
ショールームで見た
埋め込み型キャビネットをトイレの
壁に取り付けるというのです。
 
この壁は
仕上げ工事をすれば終了の状態で
中には配管もあります。
 
埋め込み型なので、壁を壊し配管を
やり直すことになります。
時間と費用が多く掛かるのです。
 
建主は、この事を知らずに業者に注文しました。
業者は、取付けの可否を確認しないで発注したのです。
 
設計者への相談はありませんでした。
 
建主の話では、便利さにうっとりしてしまい
設計者に相談することも
忘れてしまったといいます。
 
「ショールーム酔い症候群」です。
 
結局、他の場所に取り付けました。
 
仕方がないと思いますが、私に相談があれば
買わずに済んだかもしれません。
でも、気持ちはよく分かります。
 
私も、置く場所を考えずに必要のないキャンプ道具を
買ってしまい家族からはまた×××です。

経験3 おわり
 

 

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「住宅建築の基本」

家の建て方 経験4
「ズサンな基礎工事」
住宅建築の欠陥工事です。
必要な下地と型枠を省略し、
工事を行った結果
 
基礎コンクリートの厚さが足りない
鉄筋のかぶり厚さが少ない

   型枠:コンクリートを打ち込み
      成型するためのせき板
 
建物の安全を無視したズサンな工事です。
 
このような建築業者に
なぜ依頼してしまったのでしょうか。
 
2社の合見積です。

A工務店と
B工務店(建主の友人の紹介)
 
見積は,B工務店が少し安い。
 
建主には、価格だけではなく面談も含め
総合的に判断することを伝えてあります。
  
A工務店の面談
  注文建築のみ
  セールストークはありません。

B工務店の面談
「木造だから大丈夫」が
主なセールス内容でした。
 
私は、次の3つの理由により
A工務店を推薦した。
 
  1.B工務店は注文建築の経験がない
  2.「木造だから大丈夫。」の発言
  3.監理行為を理解していない
 
しかし、建主は友人との関係を
大切にして、B工務店を選びました。
 
監理業務と注文建築の
難しさを説明したのですが・・・。
 

  私は
  建主の気持ちを否定しません。
  建主は、純粋に友人との関係を
  大切にしました。
  この点については賛成です。

しかし「安心な家作り」と、私の監理業務には
拘わりないことです。
 

「安心な家はできたのでしょうか?」
工事着工からトラブル続出です。
設計監理者の指示を
業者は何一つ守らないのです。
 
その結果、前述した
問題のズサンな基礎が完成してしまいまた。
  
   ※ 工事の進行と内容を確認し
     建主の利害を代行する立場
     設計監理者です。
 
問題を解決するには
基礎の造り替えと監理の重要性を
業者に理解させることです。
 
私は、建主に現状を報告し、問題解決の協力を
申し入れしましたが、建主は友人との関係を理由に
「基礎はこれでよい」というのです。
 
監理業務は、建主の協力と理解
必要なときがあります。
  
この状況で、私は責任ある業務が出来ません。
監理者解任の申し入れをしました。
建主はこれを承諾し、監理者は業者側に
変更され工事は行われたのです。
  

竣工後、建主を訪れると打合せに多くの時間を費やし
仕事にならなかったといいます。
 
仕方がないと思います。
建主は
 
図面の読み方
専門用語
打合せ手順
現場納まり(基準の型)
が分からないのです。
 

こんな状態が続いたようですが
なんとか、形のある家は建ったのです。

それにしても
見積通りの材質なのでしょうか。
家の安全性は、
設計図通り確保されたのでしょうか。
疑問が残ります
       
また、建主の利害を代行する立場
監理者(私)であることを理解して
ほしかったと、私は思います。
  

  参考
  当事務所の監理形態は
  常駐監理と非常駐監理の二種類です。
   
  常駐監理は、建主の費用負担が多くなるため
  基本的には採用していません。
  非常駐監理は、週1回の打合せと検査。
  その他必要に応じて検査立会いを行います。
 
経験4おわり
 

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「工事によるマンション耐震偽造 」

家の建て方 経験5-1
これはフィクションではありません。ドキュメントです。
「お前だけが設計屋じゃない」
建設業者は、私が事務所開設した時からの付合いで
この業者から設計監理を依頼される事もあります。
安心して建築工事を依頼しました。
 
しかし、偽造工事は行われていた。
 
検査時期になっても連絡が無い怪しい動きを
感じる時があったのです。
 
設計監理者である私は、工事進行条件を伝えた。
「各種検査終了後でない製品(鉄骨柱)は
  現場搬入を認めない」

そして、検査の日。
そこには予想もしていない事態が
待ち受けていたのです。
 
打合せは、設計図に指定した
グレード工場で行われた。

しかし、検査は別の鉄骨会社に
連れていかれたのです。

この工場、指定したグレードではない。
 
下請です。
 
初期段階の検査を受けずに
設計耐力より、3割以上低い3階建
共同住宅
鉄骨柱は製作されていたのです。

  参考
  鉄骨会社は通常、建設会社の下請です。
  鉄骨は、製作段階での検査が数回必要です。
  私は、この検査は必ず行う。
  設計図には
  鉄骨工場グレードと検査内容が明記してある。
  鉄骨業者には基準が設けられ
  R・M・Hグレードに分かれています。
 
この偽造工事、四つの鉄骨会社が絡むという
とんでもない状況が発覚したのです。
 
鉄骨工事の流れはこうです。
建設業者
   〔現場担当者はグレードを無確認で発注〕
  ↓
鉄骨会社(ノングレード)
〔指定グレードに依頼〕
  ↓
外注鉄骨会社(指定グレード)
   〔利益追求のため下位グレードの下請に発注〕
  ↓
下請け鉄骨会社(下位グレード)。
 
要するに鉄骨製作は、ひ孫業者まで落ちていたのです。
 
監理者(私)が業者に与えた指示と条件。
 
 製作場所は設計図に従うこと
 新規材料にて再製作すること
 検査合格後でなければ
 現場への搬入を拒否する。
 
極上のものを作れと言っている訳ではない。
基準や条件を守り、建築業界の標準なもので
検査に合格すればよいのです。
 
私は、無理を指示しているつもりはありません。
 
二日後、建設会社の取締役から連絡があり
怒鳴りあいです。
 
「 お前だけが設計屋じゃない・・・ 」
設計監理者に責任を擦り付けようと考えた上
目をつぶれというのです。

家の建て方 経験5-2
「私は、負けない!」
どんな理由があろうと偽造工事は許せません。
 
前述のように私はこの時期、この業者から設計監理を
依頼される事がありました。
喧嘩をすれば仕事が無くなります。
 
しかし、私は覚悟を決めました。
 
「人が印を押せないものは私も押せない
 指示に従わない場合は、建主に報告し、
 しかるべき行動をとる」

 
この建設会社を信用していたのですが残念です。
 
結局は、多くの人間が関係する建築では
誰かが、金に目が眩み、どこかで冷静さを
失うことがある。
 
手抜き業者の片棒をかつぐ訳にはいかない。
私は、ペテン師ではない建築士なのです。
 

「私は、勝った」
鉄骨の溶接表面を見ると、外観はそれなりです。
肉眼では内部まで見ることが出来ません。
しかし、何かがおかしい。
私の経験からくる直感です。
 
私: 「溶接は基準通りですか。」
工場側: 「基準通りです。」
 
嘘だ。
   
日ごろ、監督だけではなく職人の
話をよく聞くよう心掛けています。

職人も、私と同じ建築技術者です。
一生懸命仕事をする職人は
自分の造ったものに自信があります。
話は正直なのです。

問題は、金が絡む経営者にあるのです。
 
私も監理業務には自信があります。
すかさず職人に聞いた。
 
職人の説明から、偽造工事が判明したのです。

  
3階建ての鉄骨柱12本は、鉄クズになり
新規鉄骨柱にて、無事完了しました。
 
しかし,業者はこの損金穴埋めのため
別の手抜きが予想されます。
 
手抜き工事を食い止めるために抜き打ちで
何度も現場に私は出向いたのです。

竣工まで監理に費やした時間は、予定の2倍以上です。

建主の目には見えない監理業務見張る役)が
とても大切なことが分かって頂けたでしょうか。
  
よくいわれる言葉があります。
「設計屋さんは、背広を着て現場に来るだけで
何もしない。」
 
たしかに私は、作業服を着て現場で
作業をしている訳ではありません。
「見る、考える、見抜く」が監理者の業務です。
 
この事例
耐震偽造事件の出来事ですが
建築はいつも多額の工事費が絡んでいます。
現在でも安心してはいけません。
  
つい先日、この事例を
建築計画中のお客さんに伝えたところ
「最近、本物という人がいないのよねー」と言う。
 
よい言葉だと思います。
監理者は本物でなければならない。
 

ミハル(私)は、これからも設計監理者として
本物を目指して見張る役を頑張ります。

関連記事
「5階建ての罠」
「一戸建て住宅の偽造工事1」

 
経験5 おわり


 

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「5階建ての罠」

家の建て方 経験6-1
「5階建て偽造工事」 
建主には大手ゼネコンに勤務する
現役監督(現場所長クラス)の信頼できる
「相談役」がついています。
  
この相談役の関係者から私に
設計監理業務が依頼された。
 
設計監理者以外に相談役が存在する事で
5階建のビルは問題なく建設されると
誰もが安心していました。
 
私の工場検査も数回目のこと。
 
検査の結果、目視できる部分はOK。
ところが、超音波探傷検査をする前ですが
柱内部の目視できない部分に重要な構造部材が

施工されていない事を発見。
 
私は、偽造工事を指摘した。

   詳細は、多くの専門用語とその
   解説が必要となるため省略します。
  
鉄骨業者は「不正は無いと思います」
と、おとぼけです。
私は「いずれ分かる。その時は・・・」
 
建設業者と鉄骨業者の関係者は
驚きの色を隠せず黙ったままです。

この鉄骨業者、認定グレードを持った大きな
工場でかなりの実績がある。

 
この状況から、看板の後ろに隠れ巧妙な偽造工事と
偽装書類の作成によりこの不正を見抜かれる
事がないと考えたのだ。
 
見抜かれた事になにか不思議な表情です。

私も、不思議に思います。
設計監理者の検査合格が工事条件に
なっているにも係らず偽造工事をしていたのです。
 

これは何を意味するのか・・・。

よく、書類にハンコウを押してあれば
大きな会社だから
資格があるから
 
誰それさんの紹介だからと、考える人が・・・。

安心してはいけません。

建物は看板や資格ではなく人の心が造るのです。

    参考
    鉄骨会社は通常、建設会社の下請である。
    鉄骨は、製作段階での検査が数回必要です。
    私は、この検査は必ず行う。
    設計図には
    鉄骨工場グレードと検査内容が明記してある。
    鉄骨業者には基準が設けられ
    R・M・Hグレードに分かれています。

家の建て方 経験6-2
 重苦しい雰囲気のなか検査は進み
ほとんどの個所で偽造工事が見つかったのです。

私は、今後の処理と対応を至急検討するよう指示し
返事を待った。
 

いつも思うことがあります。
「目先の損得に惑わされてはならない」
この重要なことがなぜ分からないのか。

危険な建物を造ってしまうことを
感じる能力がないのです。

詐欺のような工事はやめてもらいたい。
不愉快である。

言うに言えない不快感をおぼえた。

「過剰監理などではない。手抜き工事だ」
建築基準法を守るのが過剰監理である訳がない。
手抜き業者に加担するつもりはありません。
私は「詐欺師」ではない「建築士」なのだ。
 
またいつものせりふです。
「直さなければ、施主に知らせます」
 
後日、建設業者から連絡があった。
「指示に従います。」
 
監理者(私)が業者に与えた指示と条件
 補修等の加工は一切認めない
 指摘箇所は、新規材料にて再製作すること
 必要な検査は全て行う。
 
その後、数回の検査を実行し、不正の無い
鉄骨部材は完成しました。
 
後は、建物の竣工まで頑張るだけです。
 
この鉄骨業者は、会社経歴、パンフレットは
それなりに立派なものです。
 
しかし、手抜きをして金を儲けようとした。
責任感がまるで欠けています。
 
前述しましたが
建物は、その仕事に従事する人の心が造るのです。

 
パンフレットに記載された美辞麗句ではありません。
仕事も人も見かけじゃない、中身です

「あなたは、これを見破ることが出来ますか」

それでは、どうして目には見えない
不正工事を見抜けたのか。
 
私がまだ駆け出しのころの事です。
日ごろ、職人と話をするよう心掛けている私は
不正(手抜き)工事を見抜く秘技を彼らから
聞くことができたのです。
職人には専門書には書かれていない
技術があるのです。詳細は企業秘密。

不正を見抜くにはチャンスがあり
これを逃さないためには行動力が必要です。
これを実行することによって、私ならではの
責任ある監理が可能なのです。
 
その後、新規構造部材により5階建のビルは
無事に竣工できました。
 

私は、これからも設計監理者として
責任ある行動力を大切にしてゆきます。

これから建築を計画されている方は
被害に合わぬ前に、ぜひ一度ご相談ください。
連絡お待ちしております。

関連記事
「工事によるマンション耐震偽造」
「一戸建て住宅の偽造工事1」
 

経験8おわり
 

 
  

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「一戸建て住宅の耐震偽造工事」

家の建て方 経験7
「私はだまされません」
建主の強い要望により、木造であればとても
良い家を造るという評判の○○工務店に
工事は決まった。
 
鉄骨造の経験はあるようですが、第三者の
設計監理者による経験がありません。
  
設計監理の意味が理解されているのだろうか。
不安を感じます。
細心の注意が必要です。
 
工務店の社長に、鉄骨検査は必ず行うことを
伝えところ
「わしは、みっともない工事はせん。
検査などいらん」

 
やはり、監理業務については理解されて
いないようです。
 
私は、今までに多くの不正工事を見て来たことと
安全な建物であることを証明するには
かならず検査が必要であることを説明した。
  
しかし、純粋な職人のプライドがある工務店の社長は
「無理な値切をした訳じゃない。
手抜きはしないだろう」

 
職人として、一生懸命に工務店を築き上げてきた
社長です。下職や職人を疑う気持ちなど
更々ないのです。
 
数回目の工場検査です。
 
まだ超音波探傷検査の前段階なので
私の、経験と直感で検査は進んだ。
 
鉄骨柱の目視可能な部分は基準通りのもの
であり、全体の形も設計図通りだ。
 
しかし、私はだまされません。
疑問な点を見つけ出し鉄骨工場側に質問をした。
 
私: 「設計通りに製作をした形跡が見られない」
 
鉄骨工場側: 「手抜きはしていない」

私: 「偽造工事だ」
  
柱の中に隠れてしまう目には見えない
部分に主要な構造部材がありません。
このままでは、構造計算通りに梁の力が
柱に伝わりません。
家の建て方 経験6と同内容の不正工事です。
  
すると、鉄骨職人の親方が
「設計屋さんよ、バラして見るかい。
何でもなかったらアンタが責任を
取ってくれるだろうな」

凄みながら大声で威嚇をするのです。
珍しくひねた職人でした。
 
工場側は、職人の言い分を盾に
手抜き工事は無いと言い切ります。
 
今まで、こんな調子で検査を潜り抜けて
建物を造ってきたのでしょうか???
それとも、この建物だけなのか???
 

恐ろしいことです。

以下は、別件建物の工場検査の参考画像です。
前もってけん制していたため
不正はありませんでした。

Burogi2_2 Burogu3 Borogu_1_1

                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
「専門知識と経験」
しかし、私には威嚇や脅しは通用しません。
武道で修練した気合で勝てるのです。
 
 「不正が無いのなら工事続行を認める。
  ただし、私が依頼する検査機関で
  欠陥が発見された場合、これに伴う
  損害賠償責任は取ってもらう」
 
見つからないと自信を持っていた
偽造工事が発見されたのです。

 
顔が青ざめ慌てた様子でした。
工場側
 「指示通りに、直します」
 
鉄骨業者は、偽造工事を認めたのです。
 
私の指示は、全て新規材料にて再製作すること。
必要な検査は必ず行う。
 
検査から帰る車内での会話です。
 
私: 「検査の必要性が確認できて何よりです」
 
人の弱みに付け込む下職業者に
工務店社長の心は
  「自分は、こんな事をした経験がない。
   こういう下職と出くわした事もないから
   分からなかった・・・」
 
その後、必要な検査は行われ、3階建の住宅は
無事に上棟が出来たのです。
 
工事や設計監理に不慣れで躯体工事の
ほとんどが手取り足取り状態の
○○工務店でしたが
ミハルは「真面目な職人気質」だけを信じ
監理業務を遂行し建物を完成させる事が
出来ました。
 
見張る役と教える役は
 

「大変だった」
 
多額のカネが絡む建築では
多種多様の下職業者によって造られます。


家の建て方 経験7-2

人の良い元請業者であっても
これを悪用される事があります。
 
「ひとの心を食い物にする悪いやつ」がいるのです。

近年、人を信じる優しさを逆手に人を騙す工事が
後を絶ちません。とても残念に私は思います。
 
この問題は、業者体系に関係ないものです。
たとえば、人の良さそうな営業マンでも
実際に現場で造る人は違うということです。

 
建主が素人であることに付込んだ
安価な宣伝と泣き落し文章の心理作戦で
いい加減な設計施工の危な~い業者を
私は知っています。
 
移り変わりが激しいこの時代に、建主が
信用できる業者にめぐり合うことは至難の業。

建設業者とは無関係の専門知識と経験を持った
第三者の監理者が必要です。
 
家の建て方 経験5・6・7はどれも
別の建設業者であり、鉄骨業者は
認定グレードを持った別々の工場です。
 
これから家を建てるあなたが
何かを感じたのであればもう一度
家の建て方 はじめにを読んでみて下さい。
 
そして、相談のある方はコメント欄に
連絡先をどうぞ。

関連記事
「工事による耐震偽造」
「5階建ての罠」

 
経験7 おわり
 
  

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「運の良い家造り」

家の建て方 経験8-1
「知らされない事実」
いくつかの実体験を伝えてきましたが
私の設計監理する建物は
不正工事が多く発見されます。
 
私は、運が悪いのでしょうか。
 
私が設計監理をすると
8
0パーセント以上の工事で
不正工事が発見されます。
他に聞いたことがありません。
 
本当に、私は運が悪いのでしょうか。
 
そして、不正工事があったことの
ほとんどが建主には知らされていません。 

当然です。
これが仕事ですからと、諦めたい。
 
時に、私の監理業務が
理解されないのでは、と
不安になる事もあります。
  
努力は誰にも知られないまま終るのです。
当然と言えば当然です。
 
しかし、誰かに分かって
欲しいと思う時があります。
 
胃がねじれるような思いで
不正と戦っている事を。
 
特に、報酬を頂く建主には。
 
本当に、本当に私は、運が悪いのでしょうか。

これから家を建てる人は
この「知らされない」という事を
知ることがとても重要なことです。

それでは、なぜ建主に知らせないのでしょう。
理由は三つあります。
 
一つ目
設計監理者である私の建主に対する想い。
 
  建主が知ることによって
  「建物全てが手抜き工事では」
  という疑いを持ってしまい
  一生に一度の大事業の楽しい思い出が
  壊れてしまうからです。

二つ目
私の業務は家の建て方 経験1の参考で
お伝えしたように

  建築士は、工事監理を行う場合において、
  工事が設計図書のとおりに実施されて
  いないと認めるときは、直ちに、
  工事施工者に注意を与え、工事施工者が
  これに従わないときは、その旨を建築主に
  報告しなければならない。

業者が直せば建主に報告しなくてよいのです。
 

家の建て方 経験8-2
「知らされない理由」
三つ目
建設業者等の身勝手な都合。
 
  工事代金の清算が速やかに行われない。
  建物のメンテナンス業務の依頼が無くなる。
  仕事の営業に(紹介者等)に影響を及ぼす。
  是正工事による損金の埋合わせは・・・
  など最悪です。
 
一般的に、知らされない理由は
このような事です。
 
ですから、あなたは不正事実を知らずに
家を建てる事ができるのです。
 
そして「事実を知らされない」ということは
不正を

見抜かなくても
見抜くことが出来なくても
黙認しても

同様のことが言えます。
 
運が悪いのでよいのでしょうか。
 
「運の良い家造り1」を読んで下さい。
そして、あなたはどちらの
「運が良い」家造りを選びますか。
 
世の中の常識は建主側の常識。
現実は、知らされていない非常識な
トラブルが多いということです。
 
常識や運の良いことばかりを考えていると
その気持ちを利用されてしまうのです。
注意が必要です。
 
多くの不正を見抜く「運が悪い」が
監理者として重要なことと信じ
私は、これからも邁進します。
 
経験8 おわり
 

 

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「販売成績だけの設計プラン」

家の建て方 9-1経験
「大きくなった設計」
「○○ハウスメーカーと契約をするので
ミハル(私)さんに相談してから契約をしたい」
 
相談だけです。
 
過去に、建主の親の会社建物を設計した
経緯があり、仕方がありません。
人間関係が大切です。
 
プラン図と見積りを私に見せて建主は
 「この内容でどう思う?」
 
返事ができません。答えようが無いのです。
私の知りたい建物の情報が記載されていません。
敷地状況を見た訳でもないのです。
 
知り得たことは
建物が小さめであること
打合せが少ないこと
契約が主たる目的であること
予算が厳しいこと

私は、この少ない情報で重大な契約の
是非を判断できる状況にはありません。
 
無責任に話をこじらせ入り込む事は避けたい。
このまま契約を勧めるのが無難であると思った。
 
ところが建主は、
「ミハルさんのプランが見てみたい」
建築基準法で建てられる本来の
大きさを知りたいようです。

私の設計プランを提出することになって
しまったのです。
仕方がありません。
ここでまた人間関係です。
 
建築基準法の制限により,希望する
大きさの家は建たない可能性があります。
 
たとえ仕事にならなくとも
私を忘れずに頼ってくれたことを嬉しく思い
引き受けました。
 
プランを送った翌日
「同じ敷地でどうしてこんなに違うの?」

私: 「販売成績は関係ない。
         業者規格のプランを作成する必要もない
         純粋な努力から生まれたプランなの」

 
○ ○ハウスメーカーの
2DK+納戸(納戸:2帖)に対し
私の計画プランは3DK+納戸(納戸:4帖)
になりました。
もちろん、延べ坪が多くなったのです。
 
私の、大きくなったプランが
すっかり気に入ったようすです。
 
しかし、重大な問題が残ります。
建主の予算では、どうグレードを下げても
私が責任を持てる家は不可能なのです。
 
建主は、建築可能である建物の大きさを
知らないで建てるより、知って諦めるほうが
納得いくことでしょう。
建主にしてみれば重要なことです。
 
無理な状況では、設計だけではなく
業者の決定にも問題が残ります。
 
今までの信頼関係を大切に考えた私は
建主の親へ先に連絡をした。
「予算上無理です。無責任に請けられません」
 

「売るためだけの設計」
以前に私の監理業務を見ている親は
設計者が建設業者を選んでよいという。
「?・・・」
足りない予算は、わずかな金額だから
親が貸すというのです。
予算上の問題は解決しました。
 
そして、建設業者は私の設計監理で家を
建てた事のある工務店を推薦した。
 
待ちに待った工事着工です。
 
日に日に工事が進むなか、
建主は、他の現場を通りすがりに
見るようです。
木材の太さなど素人でも違いが
分かるようになったといいます。
 
大喜びです。
現場では目に涙をうるませたこともあるそうです。
 
違いが分かって頂けたことに私も嬉しく思います。
 

家はそれぞれの人間関係によって
無事竣工となりました。

心の通い合った人間関係を作る
努力をしないと
「いいものを造ります」の
当り前のセールストークだけで
「家造り」が終わってしまう事があります。
 
「売るため」のセールストークより
設計者が「建主を思う」こと
この姿勢が家造りには必要な
ことではないでしょうか。

そんな設計者とめぐり会うことが
大切なことだと私は思います。
 
 
7 1_2 

                                               

                                                                                             

経験9 おわり
 

 

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「家はこうやって建てる」

いつも不愉快な話ばかりですので
今回は、心暖まる楽しかった事例を記事にします。

家の建て方 経験10
「乾杯」
「引越しも終わり、落着いたのでミハル(私)さんの
設計した家で酒でも飲もう」
 
建主から嬉しい誘いがありました。
私は感無量です。
 
設計監理、工事全てが順調に進み無事竣工と
なった建物です。
もちろん打合せなどに多くの時間を
費やした結果です。
 
玄関が大理石貼りの吹抜けがある家は
LD(16帖)の横に4帖の畳敷きがある。
あぐらをかいてテレビを見ながら
一杯飲むためのスペースです。

ご主人の夢だったのです。

他に客室も設けられていますが
2階の和室で食事をするのです。

この部屋は、茶道を趣味としている
奥さんの 「長年の夢を叶えたい」
ご主人の 「夢を叶えてあげたい」
が現実となったものです。
 
水屋を施した和室は落着いた雰囲気です。
この部屋で3人が

「乾杯」
 
陶芸が趣味の建主は、定年退職をした後に
家の建替えをした。
  
建主: 「陶芸は心を込めて形あるものを作る。
私はその喜びを知った。今度、生まれてきたら
ミハルさんと同じ職業をやる」
 
建主と設計者が、同じ方向を目指し
信頼関係を育てながら
竣工を迎えた瞬間です。
 
家造りに大切なのは
「心を込め、心を通わせながら造ること」だと
趣味を通じて理解してくれていました。
 
こんな「家造り」の思い出を
残せたことを、私は幸せに感じます。
 
私独自の考え方ですが、家の建て方には
同建対建があります。

同建とは
 設計者と建設業者は建主の気持ちを
 理解するよう努めます。

 建主が、設計者・建設業者の業務と立場を
 理解するよう努めます。

 この努力によって提案や相談をくり返し
 人間関係を深め3者が
 「家は一緒に造るもの」と考え行うものです。
 
対建とは
 設計者は功名とプライドを重視し設計をする。
 建主は契約や権利のみを重視する。

 建設業者は契約通りであれば工事中に
 提案などを行わない。
 家は3者が「立場と権利そして金で造るもの」として
 行うものです。
 
当事務所では、下記5つの理由により
同建の手法を基本に考えています。
 
  私は、功名の夢は見ていない。
  建築家である前に建築士です。
  心配や不安を解消しやすい。
  良い結果をもたらすことが多い。
  家は人のが造るもの。
 

経験10おわり
 

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「安心な工事契約」

家の建て方 経験11-1
「安心ですか?」
どうも世の中が不穏な気がします。
  あってはならない耐震偽装設計
  保証責任のあるマンション会社の倒産
  そしてまた耐震偽装事件
  多発するリホーム詐欺事件
 
被害者は増えるばかりです。
これはどう見てもただ事ではありません。
えたいの知れない恐ろしさを感じます。
 
「住いの建築」でも恐ろしい不誠実な
出来事が起きています。
 
建築途中である相談者の話しよると
信用していた近所の○○工務店に
家の建て替を依頼した。
ところが、旧家屋の解体工事が終っても工事が
なかなか始まらないので工務店に行ってみた。
すると工務店はもぬけのからだったという。
 
倒産のようです。
工事依頼した○○工務店が契約金
数百万円を持ち逃げしたのだ。
契約金が工務店の逃走資金に
なってしまったのです。
 
問題は、工事契約の際に契約金額は
どのようにして決めたのか。
また、工事代金はいつ支払うのか、と
いうことです。
 
それでは、どのような方法や
考え方があるのでしょうか。
 
この事例では問題点が3つあります。
 

家の建て方 経験11-2
「なんだか変だ」
 
1つめ

設計監理者が存在しない。
設計監理者は○○工務店の下請であって
監理は建築確認申請の便宜上のものであった。
したがって、監理者は事実上存在していない。
 
業者にまかせっきりで
設計事務所を選んでいないのです。
  
設計事務所にはいくつかのタイプがありますが
ここでは下請を主な業とする設計者だった為
設計等の手数料は○○工務店から支払われます。
 
このことで設計監理者は○○工務店の
都合の悪いことは言いません。
このような設計事務所だけとは思いませんが。
 
  
すると、建主は相談する相手がいないため
工事契約について、特約条項を設けることもできず

「なんだか変だ」も気がつかないのです。
これでは、経営難の○○工務店に有利。
 
「あなたは相談できる人がいますか?」
 

家の建て方 経験11-3
「建主が不利にならないためには」
2つめ
契約金の支払い方法を業者の指示に従った。
通常は総工事費を3回か4回に分け
支払うのが一般的です。
例えば、
契約時 3分の1
上棟時 3分の1
完了時 3分の1です。
 
しかし、私が設計監理をするとこうではない。
 
契約金の支払いで問題なことは
まだ何も工事が進んでいないのに数百万円
もしくは千数百万円を支払う事にある。
これでは建主が不利です。
 
私は、建主・業者・設計者の話合いにより
双方に損の無いよう支払条件を決め
これを実行するのだ。
 
契約金に必要な事は、業者の工事準備に
掛かる費用程度と考える。
私の経験によれば、信頼できる業者は
契約金が必要以上に多くなくとも応じてくれる。
 
契約書があっても安心はできません。
逃げられたら損をするのはあなたです。
 
「あなたは相談できる人がいますか?」
 

家の建て方 経験11-4
「人間関係?」
3つめ
建主は油断をする。
近所という理由だけで家の建て方の
全てを○○工務店に相談をした結果
思わぬ所で災難に会ってしまいました。
 
 家を建てるときは、業者より先に
信用できる設計監理者を立てることが賢明です。
 
 これによって監理者と建主は
面談や見積を含め(経験4参照)総合的な
判断によって業者の決定が可能となる。
近所であろうと親戚であろうと
倒産はありうるのです。
 
「あなたは相談できる人がいますか?」
 
2006・11・23の家の建て方 はじめにを
 もう一度読んで下さい。
「身近な人が悪徳不動産にだまされ・・・・・・・」
 
この不動産屋、千○県のある駅前で
堂々と営業をしていた。
不動産屋の経営者は、
社員である事務員の血縁関係を
利用しその親戚関係を狙っては
嘘の上にまた嘘をつき不法をくり返し
素人である買主から金を騙し取っていたのです。
  
警察に相談した。
騙されたほうが悪いという内容の返事であった。
 
そして、被害者はもう1人いた。
2名の被害者が県庁の宅地課に相談した。
「人の縁故関係を専門にする悪徳不動産だ。
徹底的に処罰する」と、言っていた。
証拠書類、被害内容の提出が終わり
これから・・・・・。
 
ところが、担当者は、ある日突然
被害者を無視し始めたのです。
「県庁に来てもお話はしません」
 
「何かがおかしい」
 
明らかな詐欺であり不法行為なのだが。
 
「何かがおかしい」
  
被害に合ってしまってからでは救われません。

「何かがおかしい」
 
このように、災難は未然に防がないと・・・。
だれも助けてはくれないのです。
 

家の建て方 経験11-5
「安心です」
工事着工後の代金支払い方法は
設計監理者が工事出来高を確認し
見積の内容からこの出来高金額を
算出して支払えばよい。
 
出来高清算の方法を取るのです。
見積書はフルに使うのだ。
 
こうする事で、不正防止及び
建主と業者の信頼関係を保つことに
効果的なのです。
 
建主は、不正工事があれば直すまで
支払いを止めればよい。
 
業者は、出来高の支払いが無ければ
工事をストップすればよい。
 
この出来高清算方式は工事中に業者が
倒産しても被害が少ない。
 
月々の出来高であれば過剰支払いが
ないので安心です。
過剰支払いをすると予算を別件に使われる
ケースがあり最終的にはおかしな事に・・・。
  
 
さて、私の出番です。
予算が無くなった家は、設計変更をしましたが
無駄のないプランとし、家そのものの大きさは
変えませんでした。
外部、内部その他の仕様を変え
予算に無理のない状況で
設計図面は作成した。
 
後から替えられる物はそのとき
夢を叶えればよいのです。
 
建物本体の構造はそう簡単にはいきません。
 
相談者の工事契約は新規施工業者に
事情の説明をし、出来高清算で契約となった。
 
そして、家は無事竣工!
 
知り合いとか、派手な宣伝広告の業者を選び
契約の上にあぐらをかいてという姿勢では
自分を守れないのです。
 
残念なことに、建築業関係の
不誠実の害は住む人にいたる。
 
あなたには、何が必要なのでしょうか。
 
経験11 おわり
 

 

 

 

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「覚悟と偽装事件1 」

( 耐震偽装事件について-1 )

姉歯氏といい、水落氏といい
いったい何が目的だったのでしょうか?
私は、どうしても
設計者と施主が結託したのではないか
と、思ってしまうのですが。

上記、Kさんのコメント。
 
私には、分かりません。
参考に私の経験事例を3件紹介します。
  
参考事例1
合法な設計図を作成するのですが
実際には建物の大きさや用途を
一部変えるという違反行為があります。
これを承知することが業務依頼の条件に
なります。
  
依頼主は、建主、業者さまざまです。
この時、このほとんどが
曖昧な言葉
ものを言います。
 
意味は、暗黙の了解の上で
請負えという内容のものだと私は
理解しています。
 
この依頼に責任範囲を明確にせず
なにも言わず設計業務を請負って
しまえば設計契約は成立します。
 
もちろん、構造は論外ですが。
 
しかし、問題が発生した場合、偽装事件のように
   工事停止
   取り壊しの費用
   造り直しの費用
   責任の問題
などについてトラブルが予測できます。

私は 「・・・これらの責任は取れません」
と答えます。
 
すると、二度と電話が鳴ることはありません。
ものごとを言葉にしてしまうと設計依頼を
断られてしまいます。
 
これは、責任転嫁を謀ることを目的とした
だと、私は考えています。
  
依頼される側の立場としては、
断れば誰かが請ける。
仕事を取られてしまう。
そんな焦りが出てきます。
 
この時、目先の事だけを考えずに
設計監理者としての自覚を持って
毅然とした態度を取ることが重要です。
  
「設計者としての使命」
この目的を忘れてはなりません。
 
設計者としての目的を忘れてしまい
見張る立場が、見張られる立場になるような
仕事をするくらいなら辞めてしまう。
 
設計者は、この覚悟が必要です。

つづく

 

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「覚悟と偽装事件 2」

2回目のKさんのコメント

正直にはっきり言います。
自分(の実家)が、こうだった、ということであり、
ミハル先生の批判をするものではありません。
 
工場兼用住宅、僕が中3の時両親が
建てた家です。(某住宅メーカー:地元工務店」)
一、二階の連絡はスチール製の外階段です。
土地が狭かったので
建ペイ率ぎりぎりに建てました。
建築確認等の検査が済んでから
階段の踊り場を、プラスチック波板で
覆ってもらい、二階には屋根もつけて
洗濯機を置き、一階部分は物置兼作業場
にしました。
承知の上で基準法違反を犯しました。
10年以上経って、風呂場を新設し
DKと居室を増床するため
兄嫁の父親(大工)に増築してもらいました。
元々、敷地の道路側に小型自動車が
駐車できるスペースが確保してありました。
ここにスチールの支柱を立てて
二階だけ増床したのです。
元々建ぺい率いっぱいに建てたのだから
これも基準法違反と知っていました。
 
下層の市民の家ってこんなもの
じゃないかな、と思います。
監理を頼むという発想は
生まれてこないのではないかと
思ってしまうのです。

 

 
批判とは思っていません。
コメントに感謝しています。
 
「何が目的だったのでしょうか?」に
私の経験を記事にしました。
  
Kさん宅のように「責任は自分に有る」という
考えで依頼する人は非常に少ないのです。
 
前記事の曖昧な言葉に注目して下さい。
 
違反等の行為の際、問題が発生すると
建主や業者は責任の転嫁を謀ります。
 
その結果、私の資格上の責任と
是正費用等についてトラブルになります。
 
そこで 「トラブルが発生した場合、建主の方で
      責任の対処願います」
と条件を付けると断られるのです。
 
ようするに、曖昧な状態の契約が目的であり
責任範囲を決める事はしません。
 
設計者は、これに巻き込まれてはならないと
いう事です。
 
私の体験です。
建主は、馬主で大金を稼ぎました。
建築を威圧とギャンブル感覚で
不法を可能にしようと考えています。
 
建主は 「 法律は関係ない
       金ならいくらでも払う 」と言う。

高級住宅街の建ペイ率50パーセントに対し
90パーセントの要求をしてきたのです。
 
私は、この依頼に困惑しました。
 
建主に責任関係を説明すると
次回の打合せから居留守です。
 
この時、もの言わず曖昧な状態を
維持していたならば
居留守は無かったかもしれません。
  
社会ルールを基準とした話合いが
この建主には、ご法度なのです。
 
このような依頼者は自分だけの都合を優先し
設計者の立場を軽視します。
 
しかし、トラブルが発生すると
 「プロに依頼したのだから
 素人の私には分かりません」
などと言い逃げるケースです。
 
私も看板を背負って生きています。
それゆえに、仕事欲しさにもの言わず
流されてしまうと大きな問題を
抱えることになります。
   
設計者は、「社会ルールを守る」という
前提に基づいた冷静な判断が必要ではないかと
考えます。
 
数回の断った経験と断られた経験より。

「覚悟と偽装事件1」
「覚悟と偽装事件3」
「覚悟と偽装事件4」

 

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「覚悟と偽装事件 3」

( 耐震偽装事件について )

設計者の間でも、じゃま者は消せなのか。
 
前々回のKさんのコメント関連。
参考事例2
 
大手ゼネコン設計部から図面作成を依頼された。
 
打ち合せには
ゼネコンの意匠設計・構造設計・営業担当の3名
そして、ミハルの4人です。
 
基本設計は意匠担当が計画したもので
この建物にふさわしくない構造です。
壁が妙に厚く面積に1割以上の
デッド スペースがあります。
 
営業担当 「なんだ! これは」
 
意匠担当 「私の設計」
 
そこで私は、デッド スペースが無くなる
工法を提案した。
 
営業担当 「その通り」
 
構造担当は意匠担当の顔を見ながら
困った表情で
「いゃー 」
 
この一言のあと
意匠設計・構造設計・営業担当の3名は
沈黙です。
  
なんだか分かりますか?
 
社員同士のプライドをかばいあっているのです。
 
結局、デッド スペースを解消せずに進めることに。
   
そして、設計方法を教えた見返りとして
この業務終了後、二度と電話が鳴ることが
無いことで決着です。
  
プライドを傷つけてしまったらしい私は
じゃま者は消せの対象になったのです。
  
依頼者側の言いなりで
もの言わぬ目的を持たぬ人間が
必要とされているのです。
 

姉歯氏といい、水落氏といい
いったい何が目的だったのでしょうか?

と、Kさんのコメントあります。
 
私には、分かりません。
察して下さい。
 
代わりにミハルの目的をお伝えします。
設計者は、その使命を果たすために
覚悟を決め、もの言うことです。
  

「覚悟と偽装事件1」
「覚悟と偽装事件2」
「覚悟と偽装事件4」

 

 

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「覚悟と偽装事件 4」

( 耐震偽装事件について )

「 あなたからは大変なことをしたという
感じが伝わらなかった・・・・ 」
の言葉を覚えていますか。
  
Kさんのコメント関連3件目です。

  
参考事例3
あるマンションの出来事です。
修繕工事において建物の鉄筋を切除するという
とんでもない工事を、住人である修繕委員の
三八六さんは発見した。
 
業者に顛末と今後の対策を文章にて
提出しるよう求めました。
 
しかし、書類の提出がありません。
鉄筋を切除した状態にも拘らず
修繕委員会の承認を得ずして
工事代金は支払われたのです。
  
三八六さんは、ほかの役員や数人の住人に
この不正支払いについて総会で取り上げる
べきであると伝えた。
 
しかし、誰ももの言わぬ。
     
三八六さんは一人で総会の議題に取り上げた。
 
このマンションではよく「ツルむ」という
言葉を多く発言する数名の人がいます。
 
しかし、「ツルむ」発言の数名は、もの言わず。
住人も、もの言わず。
 
しかし、耐震偽装事件の話は尽きない。
 
自分だけは嫌われ者にはなりたくないという
無責任な「現代社会の悪い癖」
表れてしまったのではないでしょうか。
   
東京地裁は、耐震偽装事件を
「 わが国建築業界史上最大級の不祥事 」と
位置づけました。
 
最小の不祥事を社会が黙認している結果
その慣れが積み重なったような気がします。
 
建築制度の問題でしょうか。
一人の人間の問題なのでしょうか。
 
私は違うと思います。
建築制度や資格の内容を変えても目先のこと。
問題の解決にならない気がします。
  
裁判長の
「 あなたからは大変なことをしたという
感じが伝わらなかった・・・・ 」
とあります。 
 
三八六という人の廻りには
「 大変なことだ 」と言う人がいなかった。
 
疑問を持ち、文句を言う人もいなかった。
  
最近では、なんとか還元水という高価な
水を飲んでいたえらーい人も
曖昧な文言だけ。
これを正す同組織人はいない。

「もの言わぬ人は賢い」という言葉を
耳にしたことがあります。
しかし、正しく生きることに
つながるのでしょうか。

疑問です。

耐震偽装事件の原因の一つは
正しく生きるという意識が欠落した
もの言わぬ「現代社会の悪い癖」
積み重なったものだと、私は考えています。

「覚悟と偽装事件1」
「覚悟と偽装事件2」
「覚悟と偽装事件3」

おわり

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「安心になった家造り1」

「家を建てるには
   何から進める事が懸命なのかな?」
私の小、中学校の同級生である
相談に来ました。
 

家の建て方 経験13-1
「一生懸命の説明」
同級生であっても普段の付き合いはありません。
 
私の実績など知らないのです。
 
単に情報を集めに来たのかもしれません。
私も同級生相手にセールストークなど
するつもりはありません。
情報の提供のみと諦めていました。
 
頼ってきただけでも嬉しく思った私は
 
設計監理と建設業者は分けること
設計者は看板の大きさではないこと
建設業者は建主と設計者の伝えたい事が
理解できること。
 
設計事務所、建設業者の種類、見分け方など
色々な事を一生懸命説明した。
 
: 「ふるくから親の付き合っている
            業者でもだめか?」
 
今までの記事の内容を聞いてもらい
私: 「基本的な方法の道を進むべきだ」

   建主 → 設計監理者
    ↓     ↑ ↓
      建設業者
 
何か思索を思いついたような感じで
うなずきながら「ありがとう」の一言を残し
嬉しそうな様子で帰っていきました。
 
何かの役に立てくれれば
それでよいと思った。
 
この、真面目で奥さん思いのいい奴です。
きっと良い家を建てるでしょう。

つづく
 

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「安心になった家造り2」

「まだ家の建て方で分からない事でもあるのか?」
数日しては、また私を訪れて来ました。

「安心になった家造り1」のつづき
 

家の建て方 経験12-1
「得した業者選び」
突然
「・・・おまえに、全部まかせる」
一流メーカーでないことが不安なのか
一か八かの賭けみたいな顔して
彼は言った。
 
同級生の設計依頼は、初めてなので
眠れないほど嬉しく思いました。
 
そして、三ヶ月が経ち設計図は完成。
ショールーム打合や建主との打合せに
多くの時間を費やした結果です。
 
あとは業者の選定です。
: 「 ミハル設計が自信もって紹介できる
            業者ならそこにする 」
 
私の推薦する工務店に家を
建ててもらうには順番待ちがあります。
 
順番を待っていたのでは一年以上先の
工事着工となります。
 
私は工務店に頼みました。
 「設計者の顔を立てて今回だけ・・・」
なんとか次の工事に入れてもらった。
 
その後、友人はその工務店の
評判を耳にするのです。
 
Y: 「 『いい工務店にした。普通だったら
一年以上は待たされる 』 と言われたよ」

地域住民から聞いたそうです。

決まった工務店に大喜びです。
 
評判の工務店を紹介したことによって
 
一か八かの賭が、安心と信頼に変り
「得した業者選び」に喜んだのです。
 
つづく
 

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「安心になった家造り3」

安心な家造りに必要な事は
設計者選びだけではありません。
 
業者にいる監督や職人の技量で
施工センスの全てが決まります。
看板文字の内容ではありません。

「安心になった家造り2」のつづき

家の建て方 経験12-3
「弟が喜んじゃって」
この家の材木は質もよく、良いものを使っています。
工務店の社長は、良い材木を選ぶ
持っているのです。
 
この工務店は通り掛かりに見つけました。
過去に、私との工事関係はありません。
工務店作業場での職人の真剣な仕事ぶりと
材料の良さに目を引かれ気に留めておいたのです。
 
話を聞けば、工事費は一般的な価格であり
けして高い訳ではありません。
但し、一年ほどの順番待ちがあります。
   
家は、手抜き工事もなく無事竣工しました。
打合せ上の小さなトラブルはありましたが。
 
1階には、音楽好きな奥さんのために
ピアノ教室用の12帖の防音室があります。
 
2階は、日当たりの良いLDKで
チークのムク材フローリング張り。
 
木造2階建てながらペントハウスが有り
屋上が存在する。
 
Yは、私には何も言いません。
竣工後の乾杯もありませんでした。
 
何か不満でもあるのかと思い
Yのお兄さんに聞くことにしたのです。
 
私: 「Yくんはあまり嬉しくないのでは?」
 
思わぬ質問に目を丸くして
Yのお兄さん: 「弟が喜んじゃって、喜んじゃって
           自慢している」
 
この事例は特別です。
建主と設計者の間には紹介者は
存在していません。
同級生同士の純粋な人間関係にあります。
 
建主と信頼関係を育てながら
進行させるのが私の基本です。
 
この姿勢を感じたYは、美辞麗句ではなく
私の「一生懸命の説明」を選んだことによって
「得した家造り」が可能になったのです。
 
その一年後、友人は別件建物の
設計監理を私に紹介してくれました。
親、兄弟が住むビル(総工費3億)です。
 
同級生の依頼に対し、いつものように
全身全霊を尽くした結果でした。

経験12 おわり
 

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「 ミハルの自己紹 」

「 ミハルの自己紹 業務編」
 
そう、ミハル先生のおっしゃるとおり
近所とか縁故の工務店に直接行ってしまうよね。
ミハル先生のような建築士さんが
どこにいるのかわからないし、
頼むと、お金をたくさん取られそうだし
とにかく、「敷居が高い」って感じ!だったけど、
このブログ読んで
「目からウロコ・・・」だよね

 
上記コメントが有りましたので
ミハルの自己紹介を簡単にします。
 
「自己紹介 業務編」
事務所の所在は、東京都は多摩川の近くで
自己所有建物です。
 
性別 : 男

 
 1級建築士
 1級建築施工管理士
   
設計事務所開業25年以上です。

 
仕事で行ったことのある場所は
 
福岡県: 設計図解説・工事契約立会
熊本県:建物調査・測量
兵庫県: 宅地造成設計・建物設計
山梨県: 建物診断・検査
神奈川県: 設計監理
千葉県: 設計監理
群馬県: 建物診断・検査
埼玉県: 設計監理・建物診断
茨城県: 設計監理・建物診断
岩手県: 建築相談
東京都: 設計監理
 
依頼の内容にもよりますが遠方でもOKです。
 
建主
一般サラリーマン、大手会社社長や重役
建設会社社長、中小個人企業、店舗経営者
 
設計監理経験建物
個人住宅、共同住宅、商業・一般ビル
工場・教会・・・
 
建物構造
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
 
デザイン
語りだしたら終わりが無いようなもの。
立地条件や建主の要望によってデザインや
機能が変わります。
 
建主がメンテナンスに苦しむような
奇抜すぎるデザインは避けています。
 
基本的には相談無料(初回)。
  
手数料は、工事費に対して何パーセントと
実働予測日数計算の方法があります。
どちらに依るかは建物種類、構造、規模
そして、建主との面談によって決めます。
 
高価と思われがちですが私の実働日数及び
他経費を差引くとそんなに良いものでは・・・。
(記事からも分かるように)
 
工事見積は、ミハルが作成した設計図と
見積要綱によって依頼し、設計監理者が
見積査定をする事で適正価格になります。
 
設計施工業者の見積を鵜呑みにした場合とでは
この差額で設計監理料が補えるケースが
私の場合多くあります。
 
又、建築工事では、本工事費の3~5%の
追加工事費が考えられます。
追加査定により、追加分と本工事分の
区分けや単価査定を行うので
不当な工事費の支払を防ぎます。
  
設計者は建主の情報にかなり深いところまで
入りこみますが、秘守義務は守ります。
 
以上がミハルの自己紹介 業務編です。
 

「 自己紹介 個人編 」
好きなこと
スポーツ・駄洒落とビール。
 
普段はサイクリングやジョギング
バドミントン、ハイキング
などでメタボと戦っています。
   
年齢は・・・二十歳以上の子供が2人います。
時々、娘とミックスダブルスの試合に参加します。

息子とは空手の素振りを一緒にします。
スピードは負けてしまいます。
 
 
 
施主さんによく言われる言葉
「ミハルさんは図面を持っていて
はじめて設計士ですね」

これって設計士に見えないってことですよね。
何に見えるのだろう?
 
聞いてみたことがあります。
怖いという内容ではなかったので一安心です。
 

嬉しかった言葉
お客さんと面談の時
 ミハル: 「立派な事務所ではありません。
        それで宜しければ・・・」

 建主: 「私たちは長年苦労して
        この歳でやっと3階建てが建てられる。
        そう簡単に立派な事務所を
        持たれては・・・中身ですよ」
 

偽装事件の時
  スポーツ仲間の言葉
  「やっとミハルさんの出番が来たね」
 
  長年付合いのある監督の言葉
  「ミハルさんの時代がやって来た」
 

工事建物が雑誌などで紹介されている建設会社の
社長の言葉。
( 私の現場監理では
ほとんどの工事で問題があった )

「ミハルさんのような人は、100人に1人だと思う」

これって、喜んでいいのか悲しむべきなのか?
考え方によっては、もしかして変人?

  

ブログで嬉しかったこと
ミハル: 「文才が有りませんので気持ちが
       伝わらないのでは?」
 
B氏: 「経験や注意を文章にしてもらって
     十分伝わって来た。分かりやすい。
     私の職場では文章は上手だが仕事は
     全くダメなのがいる」

やはり、文章はダメということですよね。

   

E氏 ( 建物診断と耐震補強設計の依頼主 )
       「まるで正義の味方だね。本当なの?」
 
ミハル: 「 事実をお伝えしています」

    

嫌いな言葉
「儲ける」 

利益は働きの後から付いてくるもの。
「 報酬 」の言葉なら納得。

お金は働いて貯めるものと考えています。

ごく普通の平凡人です。
 

ミハルの自己紹 おわり

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「建築の安心な取引1」

私の知人Mは、
整骨院(接骨院)の開業予定のある友人に
相談を受け、ミハルブログを読むことを進めた。
 

家の建て方 経験13-1
「 建築の安心な取引方法が分からない 」
 
ブログを読んだ後
「 面談の上、設計監理の依頼をしたい 」という
連絡があった。
 
院長の実家は、建築経験はあるが 
建築工事に関る全てを業者に任せた結果
欠陥が直るまで10年も費やす
かなり不満の残る結果に終ったという。

院長の相談内容は
建築工事の安全な取引方法を
教えって欲しいというものです。
 
不安なようです。
 
私は、漠然とした会話の内容から
不安要素を聞き出し、これを解消しなければ
なりません。
 
不安は次のようなものでした
  1.適正価格で取引がしたい
  2.手抜き工事はされたくない
  3.お客さんが入り易いデザインにしたい
  4.工事に対する費用の配分が分からない
  
貸し店舗(現場)は、非常に雑な造りであり
目視できない部分の修復にどの程度の
費用が掛かるのか予測困難な状況です。
 
見えない工事内容を
設計図書に記載する事はできません。
又、業者は工事の正確な見積は困難です。
 
通常の改装工事であれば
目に見えない部分は予想負担費用を
含めた見積になりますが、この方法では
業者が全ての工事内容に安全率を掛けた
見積となります。
 
特に、今回のように一目で「雑である」を
業者も見抜くはずです。
価格の掛率(危険負担費)はかなり多く
高額な見積が予想されます。
D1 2  

 在来クロスを剥がすと穴だらけ
 天井と壁は大きな隙間
 コンクリート床は全面デコボコ

 
業者は、うまく行けば工事をしなくとも儲かりますが
予算が組込まれていない工事は見せ掛けだけの
手抜き工事に成りかねません。
 
これでは安心な取引にはなりません。
 
ミハルは、この改装工事の進め方の
あら筋を説明した。
 
つづく
 

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「建築の安心な取引2」

自分の夢だった整骨院を開業するのです。
限られた予算ですが上品で安心感があり
患者さんに不自由の無い空間を望んでいます。
その上で、安心な工事取引を願っています。

「 建築の安心な取引1」のつづき
 


家の建て方 経験13-2
「 この費用で造れるとは思わなかった 」

安心な工事取引には、業者に何もかも
押し付けるような考えでは騙し合いになって
しまいます。
 
1.適正価格で取引がしたい
  設計図及び見積要綱は改修工事の標準な
  ものを作成する。
  
 設計監理者は、工事進行状況に合わせ
 現場を視に行き、現場員の話を聞きながら
 工事費の増減をすることにした。
 
2.手抜き工事はされたくない
 ミハルが見張るで、答えです。
 
 目視できない部分に欠陥が発見された場合
 業者には増額と減額対象を明確にし
 手抜きの無い工事を条件とし見積を指示する。
 この方法によって、建主も施工業者も安心して
 契約が結べるようにした。
 
3.お客さんが入り易いデザインにしたい
 
 現場周辺の地域性を調査し
 地域にとけこんでいながらも
 院長のイメージにつながる様
 清雅なデザインにした。
 
4.工事に対する費用の配分が分からない
 
 限られた予算です。
 あれもこれも満足、という訳にはいきません。
 重要度の高いものからピックアップし
 グレードを下げてはならない部分や
 造るべき工事の選択をした。

歪みのひどい床、壁、天井は
仕上げのみを施す工法では
品格を保てません。
 
上記1の作業を行うため、私は工事種別毎に
現場に出向き工事内容をチェック。  
業者と検討し追加工事の内容を明確にした。
 
内装や家具のデザインは
院長に説明しながらの作業になりました。
  
てこずったのは、床の色決めです。
ミハルが進める色はショールームやサンプルで
説明したのですが気に入らないのです。
 
仕方がないと思います。
素人は、30cm四方の見本でイメーが出来ません。
   
 
しかし、私の経験から「 これしかない 」と判断。
5回以上の打合せで院長を説得した。
( 半ば無理強いだったかもしれません )
 
床が貼りあがった時の院長は
 「 あれっ、こんな感じになるとは 」
 喜んでいます。

 優しく暖かみのあるデザインの床は
 施術室を安心感のある雰囲気にしたのです。

そして、完成後、院長は笑いながら

 「インテリアの打合せはしたが

     私が決めたものは何もない ハハハー」
 
満足している様です。
 
さて、追加工事費の清算です。
 
現場状況の工事写真と監督の説明。
監理者の現場確認資料を基に査定し、
これを院長に報告。
増減を明確にし、正当な金額で無事清算。
 
工事金額は通常の取引価格より
18パーセント以上の
節約ができたと思います。
( ミハルの経験より )

院長の言葉
 「 私もこの費用で造れるとは思わなかった 」

      1

      5

                         

  

                            

開院後、私は膝、監督は背中の治療に
この整骨院にお世話になっております。
 
経験13 おわり
 

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「住いの悲劇 7」

新築なのに大規模修繕が必要になるのか。

家の建て方 経験14-7
「直しても、直しても雨漏りが止まらない」
 
直してもまた違う場所から雨漏りがするようです。
 
また連絡がくる。
JK: 「 雨漏りが止まらない。
     どうしたらいいか教えてほしい 」
 
ミハル: 「 何も答えられない 」
 
冷たいようですが
私は、設計監理者ではない。
 
どのような話合いで設計が進められて、
どういう状態で工事契約がなされたのか
全く分からないのです。
 
仮に、契約書とは別に特別な信頼関係や
口頭による曖昧な約束があったのかもしれません。
前記事「覚悟と偽装事件1」
 
           「覚悟と偽装事件2」 参照
 
 
有効的解決方法(私の見解)は、
外壁、屋根等の外廻りをほぼ全面的に
造り直す方法しかありません。
 
事は重大だ。
 
今の段階で、これ以上この問題に
私が立ち入る訳にいきません。
 
契約当事者同士が解決に向かって
努力するしかないのです。

もう一度 「 家の建て方 はじめに 」
お読み下さい。

 つづく

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「住いの悲劇 6」

新築の家は雨漏りが止まらない。
 

「建主の悲劇 5」のつづきです。

「建主の悲劇 1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験14-6
「 設計監理者の存在 」
 
業者の手により補修をしたが、また連絡がくる。
 
JK: 「 雨漏りが止まらない。
     業者に指導して欲しい 」
 
前述したようにミハルは選ばれなかった設計事務所。
相談もここまでが限界です。
 
監理者でない私は
業者に対し指導的立場に有りません。
報酬の問題でもありません。
 
この様な異常事態になってからでは
責任や保証等の法律関係のトラブルに
巻き込まれてしまいます。
 
建主には、この一級建築士を選んだ責任
あるのです。
自分で業者に訴え続ける方法しか無いのです。
 
 
しかし、JKは
 「 どうしても・・・ 迷惑は掛けないので
  相談だけでもお願いします 」
 
 
工事内容は雑で、特に水周りは問題です。
現場監督に聞いてみましたが
漏る場所が分からない。
直す方法も分からないという。
  
足場は既に外れている。
この状況では目視による調査となります。
バルコニーのルーフドレイン廻り
アルミサッシュ廻りが・・・
とにかく水廻りのデキが悪い。
 
漏水検査方法と補修方法を指示した。
結果、雨漏りが止まった個所がある。
又、雨漏り水量も少なくなりました。
 
足場の無い状態では
これ以上の調査は不可能です。
 
請負者が設計施工責任で調べるしかないのです。
 
しかし、現場ではこの設計監理者と
Hインテリアコーディネイターに
会ったことがありません。
 
「建主の悲劇 2」で会った時の
この両名のトークは素晴らしいものでした。
あれはお芝居だったのだろうか。
 
つづく

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「住いの悲劇 8」

新築の家は
外部の雨仕舞(雨水の浸入を防ぐ部分)
のみが原因ではない。
前述したように、この業者
「施主のいうことなら何でも聞いてくれる」
ここに重要な問題があるようです

 

家の建て方 経験14-8
「家の建て方を分かったのが遅かった」

私の判断は
1. 強度やバランスを無視した設計であり
  許容変形量が限度を超えている。
2. 施工技術、知識が標準を満たしていない。
  
 
このため、亀裂や剥離が次から次へと生じ
そこから雨が漏ると考えられます。
又、雨漏りだけの問題でもありません。
 
もう私が立ち入る問題ではない。
 
 
私の大予言は当たったのです。
 
この後
ミハルの設計監理であるほぼ同規模、同予算の
建物をJKさんに見せる機会がありました。
そのときの言葉です。
 
「 ミハルさんを信用すれば・・・
 家の建て方を分かるのが遅かった 」

 
「家は造る人の気持ちが形になる」を友人に
20年間伝え続けた私は少し寂しい気がしました。
 
あれから数年が経つ。
 
その後、JKさんとA設計事務所は
どのようになったのか
私には知らされていません。
 
知らされているのは「 雨が漏る 」
 
JKさんは、私の事務所開設以来の友人で
人柄も良く優しい人間です。
 
素人であるJKさんは、この業者をプロと信じ
一生住む家を頼んだのです。
 
A設計事務所は、設計施工の責任を果たす事で
JKさんの「信じてくれた思い」に答えて
欲しいものです。
 
設計施工のプロでありながら
お金儲けに目が眩み
建物の安全を二の次にし
「 客(素人)のいうことは何でもきく 」では・・・
 
安心な家造りは
専門家としてはっきりとものを言う
設計者を選ぶことだとミハルは信じています。
 
なんとなく、ミハルがビルを持てない理由が
分かってきたような気がします。
 
つづく

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「住いの悲劇 9」

このような悲劇を起こさないためには
どのような事が大切なのでしょうか。
 

 「建主の悲劇 8」のつづきです。

家の建て方 経験14-8
「 誰なのだろう 」
 
建物は誰が造るのか。
 
「 家の建て方 大失敗 2 」に記載した
設計者の所有するビルではありません。
立派なパンフレットでもありません。
 
建物は誰が設計するのか。
 
構造物である以上、窓や吹抜け等に限界があります。
基本的にデザインは構造や設備などを
考慮しながら設計者が行う。 
 
 
工事監理は誰が行うのでしょうか。
 
現場監督は工事管理です。
職人は現場作業員です。

インテリアコーディネイターは外注の人間です。
ここの場合、責任は発生しません。

監理は建築士資格者が行います。
できれば第三者が好ましい。


よくあるケースですが  
○×□ーディネーターなどの様に
ヨコモジネーミングに最高の環境と
建主は仕掛人が作った作戦に
うっとりしがちです。

建築設計監理を専門の業としていない人間に
任せっきりで良いのでしょうか。
 
見せ掛けだけなら
最近の食料品偽装事件も同じ事のような気がします。
 
 
家は
名や組織でなくが造るもの。
設計者にしても業者にしても人物だと
ミハルは思います。
 
未熟者の私も、この人物を目指します。
 
経験14 おわり

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「 望まない家-1 」

建主が納得しない家が建ちそうです。
家の建て方 経験15-1
「 一生住む家なのに 」
建主(ご主人)が勤務する会社の
友人(建築士)によって
基本プランが作成されています。
 
私の業務は
この基本プランを引き継ぎ
実施設計、監理者として建物を完成させる事です。
 
打合せが日に日に進みました。
 
しかし
建主の奥さん、不満な発言が目立つのです。
 
私の直感です。
建主はこの設計を望んでいない。
 
望まない状態で延べ85坪の家が
建てられる可能性が出てきました。
  
私の行動しだいで
望まない家が建ってしまうのです。
引継ぎとはいえ、私は設計監理者です。
責任は重い。
 
私は不安に思い聞いてみました。
 
建主(奥さん): 「 この設計では不満です 」
 
ご主人の友人に遠慮があり
納得いく打合せが出来なかったというのです。
 
複雑な上下関係の中で時間が
通り過ぎていたのです。
 
建主(奥さん)は
「ミハルさんの設計プランを・・・」
 
最終決定プランとして引き継いだのです。
できない相談です。
 
不満が何処にあるのかを聞きました。
「 打合せに気を使い思うように話せませんでした。
ただただ夢が消える。一生住む家なのに・・・
 
設計は
打合せの雰囲気が大きく影響します。
建主が話しやすい状況を作り
気持ちをよく聞き、時間を掛けて進めるものです。
 
組織内の利害関係が背景にあることで
意思の疎通が損なわれていたのです。
  

つづく
 

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「 望まない家-2 」

設計者を選ぶことが出来なかった奥さんは
私の打合せ手法を好み
設計プランを練り直したいと言います。

「望まない家-1 」のつづきです
 

家の建て方 経験15-2
「建主と同じ方向を見る」
 
奥さんの強い要望で設計プランはやり直しです。
 
駄洒落などを交え趣味や夢を語りながらの
打合せは楽しそうです。
私も、この家に夢を持ちました。
 
同職業である前任者の存在と痛みは忘れません。
この努力を無駄にしないためにも
一生住む人の喜ぶ家を目標に努力した。
 

設計者の私に要求されることは
建主と同じ方向を見ることです。

お互いの気持ちを理解する事による
この手法が
「 建主の気持ちが住む家 」を可能にするのです。

私は建築士としてこれを実直に行うことが業務です。
 
打合せが順調に進み、建主(家族)の納得いく
設計図は完成された。
 
 
そして、工事も無事終了。
 
長い道のりでした。
それだけに喜びもひとしおです。
 
竣工後の建主
  「点数で言うなら90点は
   あげられる。お世話になりました」
ニコニコしていました。

学生時代、こんな点は取ったことが無い。
ミハルもニコニコです。

残り10点は少し気になりますが
建主は、大満足のようです。
 
この一年後、建主から連絡がありました。
「 子供達の家をお願いします 」
  
住宅3棟は無事完成した。
 
経験15 おわり

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「 見えない家造り-1 」

建物は設計事務所が造る訳ではありません。
監督、各種専門の人間によって造られます。

家の建て方 経験16-1
「 ちんぷん かんぷんの監督 」
建築は家電製品と違い現場製作です。
マニュアル通りには行きません。
 
一定の品質を目指すためには
ミスや問題になることを予測、協議した上で
未然に解決する必要があります。
 
この役目を行うのが
監督と監理者の仕事です。
 
Kビル(住宅・店舗)新築工事が始まり
定例打合せのため週一度は現場に行くのですが
監督は毎日のように私を現場に呼出します。  
 
この監督
問題の予測が全くできず出たとこ勝負です。
ハトが豆食べているようなポツリポツリの
一貫性の無い質疑内容と打合せだ。
 
見ていないと何をするか分かりません。
打合時に指示をするのですが
内容が把握できないようです。
 
ちんぷん かんぷんの監督です。
 
たとえば
天井埋め込みクーラーを壁に跨いで付けては
下職に責任をなすり付け
監督責任から逃れようとします。
 
基礎工事の段階から全てがこの様な状況です。
 
建主の前では 

  「 何でも設計図通りやっています 」
  「 どんな工事でもミハル先生の指示通りです 」
  「 社長(建主)のビルはいい加減に造りません 」

などと言います。
 
その上、手違いがあると

設計図が解りづらいから。
ミハル設計が業務怠慢で見張らないから

などのような表現をします。

ミハルの設計監理は工事だけではなくなり
監督の技量と人格まで見張る役に
なってしまいました。
 
どんなに手順を伝え指示をしてもダメです。

今日まで
こんな調子で建物を造ってきたのでしょうか。
恐ろしいことです。
 
あなたの家の工事にこの監督が
担当するかもしれません。

 
監理者の
ミハルは、工事内容を
見張るだけではありません。
 
監督業務も
見張るのです。
 
 
つづく
 

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「 見えない家造り-2 」

誰がみても人の良い優秀な初老の監督に見えます。
 家の建て方 経験16-2
「 先が見えません 」
この監督、毎日、朝早く現場に来ては掃除をし
建主には、お世辞交じりでペコペコし
建主の前では監理者にヘコヘコします。
 
へりくだりの大芝居を打つのです。
 
毎日のように私を現場に呼出す理由が分かりました。
責任をなすり付ける。
監督業務に全く自信が無い。
会社をクビになりたくないです。
 
しかし、建主は
監督の「
長年の経験をしている」という言葉を信用し
ミハルを疑い始めたのです。
 
どのような信頼関係でKビル新築工事が終るのか・・・
どんな建物が出来上がるのか・・・
 
恐怖です。
 
被害はこれだけではありません。
私が毎日現場に出掛けると
他物件の設計業務が手につきません。
 
最悪です。
 
まさか、こんな監督が担当するとは・・・
 
ミハルにとっては災難です。
 
参考 「運の良い家造り」
 
先が見えません。
 
( 以後、監督と呼ぶ )
 
建主に報告するべきなのですが
この偽監督の無責任な言い訳では
混乱を引起すだけです。
 
さらに建主の社長は
長年付合いのある友人の紹介で
業者を決定した。
 
言葉だけを信じ面談や監理者の意見は
聞くことはしませんでした。
 
建主と友人の信頼関係が問題となります。
 
建主に配慮したミハルは直接
業者に監督交代の申し入れをした。
 
 
今日まで
こんな調子で監督をしてきたのでしょうか。
恐ろしいことです。
 
あなたの家の工事にこの監督が
担当するかもしれません。

 
監理者の
ミハルは、工事内容を
見張るだけではありません。
 
建主の信頼関係も
見張る(守る)のです。
 
つづく
 

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「 見えない家造り-3 」

建設業者側は
「指示しました」
「注意しました」連発です
偽監督の交代をしません。
家の建て方 経験16-2
「 監理業務の恐ろしさ 」
また毎日のように電話が・・・。
 
結局、私は週3回以上現場に出掛けたのです。
それでも、偽監督は当事務所を
毎日訪れて来るというあり様です。
  
設計監理者である私は
不安を残す建物にしないために
完成まで不安な毎日を過ごしたのです。
 
今日まで
こんな調子で建設会社経営を・・・。
無責任なことです。
 
監理業務の恐ろしさを痛感させられました。
 
Kビル新築工事は無事、竣工を迎えましたが
最終的にミハルは建主に嫌われてしまったようです。
 
建主は最終設計監理の手数料を支払わないと
言い出したのです。
 
偽監督のへりくだり大芝居が原因です。

ミハルが監理者である立場を利用し
初老の監督を威圧した上、手抜き監理を
していると建主は考えているようです。

 
毎月の出来高清算という契約の設計監理手数料は
残り20万円という大金でしたが仕方がありません。
承諾しました。
 
設計業務の紹介者は
「 事実を建主に伝えるべきだ。私から話す 」
と言います。
 
しかし、 「運の良い家造り」
一つ目を理由に断りました。
 
 
安心な住宅建築を目指すためには
監理者と有能な監督が不可欠です。
 
建主の知らないところで
問題事が起きることがあります。
これを解決しなければなりません。

 
あなたは、有能な監督の担当を
業者に約束させてください。
  
それと 
監理者は必要ないと思われがちですが
より良い建物を目指すには必ず
行動力ある監理者が必要です。
 
建築工事では他にこの重要な役目を
する人はいないのです。
 
ミハルも行動力ある監理者を目指します。
 
あなたの家の工事にこの監督が
担当するかもしれません。

 
経験16 おわり
 

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「狙われてれる家の値段-1」

激安住宅建築は存在していたのか。
住宅建築が私には考えられない
安い値段で家が建つというのです。

家の建て方 経験17-1
「 心理作戦 」
この激安値段が事実なら私もこの技術を
取り入れなければ時代に乗り遅れてしまいます。
  
 
この経営方法を展開している○○住宅会社・社長は
もの静かな優しい人柄のように見え
誠実な感じです。
  
この社長から非常に重要な
テクニックを聞くことが出来ました。

 
「これでミハルも大繁盛まちがいなし!」です。
 
宣伝広告と見積マニュアルは
○○コンサルタントが作成したもので
素人相手の心理作戦だといいます。
 
素人が興味を持つ言葉や専門用語を並べ立て
マニュアル通りに実行する。
 
画像やチラシでこの現代的背景を最大限に
利用する作戦が成功の秘訣らしいのです。

特に「企画だから」の文句が有効だと言います。
 
すると、最終的には一般施工価格以上
契約が成立するというのです。
儲かる 」と言います。

見事な心理作戦です。

これも戦略として考えれば「 よし 」でしょう。
 
しかし心理作戦とはね~
 
一昔は、誠実性や人物が
重要視されたものですが・・・。
 
建築を志す者は技術作戦なのでは・・・
あなたにはどちらが必要ですか?
 

自作自演の広告と素人相手の心理作戦で
本当に安い値段で安心な家が建つのでしょうか。
  
ちなみに、ミハルの心理作戦は
ありのままを伝えて信頼して頂くことです。
 
あなたが建てる家にどんな心理作戦が
必要なのでしょうか。
 
家の値打と誠心はあなたが選ぶのです。
 
 つづく
 

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「狙われている家の値段-2」

信じられない安い予算で家が建つ。
耐震、あれもこれも含んでこの値段。
 

「狙われている家の値段1」からお読み下さい。
 家の建て方 経験17-2
「 誘い文句作戦  」
○○保障付、追加工事費なし
当社の経営理念のなんだらかんだら。
この誘い文句で効果は、有るというのです。
 
「派手な誘い文句を見ると素人は連絡をしてくる。
この情報で、家を建てたい人のリストが作成できる」
と言う。
 
考え方によっては、私のブログも、
その一つかもしれません。
しかし、一緒には・・・。
あなたは、どう思います?

 
建主に必要なことは、派手な宣伝文句より
立派な技術だと思うのですが。
 
あなたは、技術=宣伝文句だと思いますか。
    
宣伝の下手なミハルは
派手な宣伝文句が書けません。
「誘い文句作戦」は諦めます。

このブログで事実をお伝えするだけです。

あなたには、誘い文句で家の価値を
決めてほしくはありません。
 
家の値段と真技は、あなたが選ぶのです。
 
つづく
 

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「狙われている家の値段-3」

安い住宅建築の実態は写らない部分に
大きな意味が隠されているようです。

 
「狙われている家の値段-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-3
「 写らない作戦 」
広告媒体はプロである
○○コンサルタントに全てを任せる。
 
コンサルタント会社に所属するプロカメラマンが
撮影した画像は綺麗に見える。
  
立地条件や法規の無関係な家の図を描いて
バーゲンセールのような文字で価格を描く。
 
実体の無い予想図を数多く表し
実績があるように見せかけ
会社規模を大きく見せる。
 
 「 プロコンサルトがこれらの作用を利用した
  広告は見栄えがする
と言う。
 
これは納得。
 
しかし、写真や図では

  職人の腕前は写らない

  内部構造なども写らない

  使用した材質は写らない

  価格吊上げ方法も写らない

  検査方法と回数が写らない

  施工精度が写らない

  そして、造る人の心は写らない

写らない作戦です。
  

それにしても高価なコンサルタント会社や
プロカメラマンの手数料はどこから
出てくるのだろう。

 
私には信じられない安い予算で
家が建つのに・・・?
 
見えないモノだらけ。
会社の・・・も見えません。
 
なんだか話がおかしかったですよ~
 
少しだけ分かってきました。
見えない、写らないが
安い工事費の宣伝につながりそうです。
 
ミハル
見抜く見張る見せるが業務です。
 
あなたの家に必要なものは
安全と品質の証明が
写し出される事ではないでしょうか。
 
家の値打と心技は、あなたが選ぶのです。
 
 
つづく
 

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「狙われている家の値段-その4」

安い家造りはアンケートによって可能になる。
職業や年齢などであなたの家の値段は
決められるのだ。

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-4
「 セールストーク絞り込み作戦 」
アンケートで予算や年齢、家族構成
勤務先など必要な情報を聞き出し
価格を操作する。
 
アンケートの情報を基に
 「○○コンサルタントのマニュアルに従って
  誘導方式やセールストークを絞り込む」と言う。
 
ここで注目したいのは
アンケート情報は建主に対し
知識の提供や相談を受ける目的でない事です。
 
個人情報を聞き出し
建主の地位と立場、心理を見抜き
狙いを定めて
値段を吊り上げるためものだという。


 企業として考えれば仕方がないのかな~
 
しかし、アンケートとは優しいフレーズです。
注意、注意! です。
 
ミハルのセールスは
建主の話をよく聞いて建主の立場で
業務を行うことです。
 
アンケートは、あなたを狙っている。
 
家の虚報と正報は、あなたが判断するのです。
 
私が真似できないのはここからだ。
家の値段はこうして吊り上げる。
 
つづく 
 

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「狙われている家の値段-5」

激安住宅建築のあやしいー文句は
「あれも・・・も含んでこの値段」だ。
このほとんどが通常の取引で常識的なもの。
 

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい
家の建て方 経験17-5
「 ハッタリ作戦 」
素人に対し「あれも・・・も含んで」の
用語を並べるだけで効果がある」と言う。
 
特別に含まれているものは
低価格品のもが1つあるだけ。
 
通常の建築取引を知らない素人の建主は
甘い言葉に疑問を持たず信じるようです。
 
実際にはオプションばかりでした。
 
しかし、このハッタリの効果が表れ
建主は値段が安いと思い込み
知らずしらずのうちに
多くの追加をするそうです。
 
建主のスキを狙ったハッタリ作戦です。
 
ハッタリが建築技術なのでしょうか
ミハルには真似できません。
 
ハッタリは、いつか分かりますが
家が建ち終わった後では遅いのです。
 
あなたの家にハッタリが住み付いてしまう。
 
家の真と偽はあなたが選ぶのです。
これが値打ちとなります。

つづく
 

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「狙われている家の値段-6」

安い住宅建築のセールスポイントは
デッドスペースを作る事だそうです。

 
「狙われている家の値段1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-6
 

「 不合理作戦 」
打合せもせずに平面プランを作成し
初回見積りで安価企画なる見積りを見せる。
 
「 計画プランは合理性を欠き
敷地には無駄なスペースがあってもよい 」と
言うのだ。
 
確かに「この設計でこの価格」なのです。
なんだか オカシイ ですね。
 
そして、コミュニケーションが出来上がったころ
無駄をなくすためのプラン変更を建主に提案する。
 
安価企画から「合理的な」を勧めて
価格を吊り上げる

最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
コミュニケーションを利用した心理作戦である。
   
現に、この会社、基本プランを
一日で作成するそうだ。
 
ちなみに、ミハルはどんな小さな建物でも
1週間以上の時間を要する。
 
建築設計はそんなに甘いものではありません。
 
ミハルの建築設計とは
プランや予算は無駄がなく合理的なものを
建主にプレゼンテーションをすることだと
考えるのですが。

但し、デザインや建主の希望によっては
無駄と思われる必要な空間や仕様があります。

 
建物はあなたの一生の財産ですから。
 
家の値打と真技はあなたが選ぶのです。
 
 
つづく
 

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「狙われている家の値段-7」

激安住宅は、わざと造り上げた
不満だらけの家がコツだそうです。
 

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい
家の建て方 経験17-7
「 せっかくだから作戦 」
まだ、その家にはふさわしくない
小さな窓やバルコニーが配置してある。
これを 「 企画 」 というらしい。
 
ミハルは、建主の気持ちを取り入れ
建主の望みにふさわしいプランが
家の設計だと考えるのですが。
 
さらにコミュニケーションが深まったころ
外観図を見せる。
 
すると、建主は 「 せっかくだから 」の思いから
窓やバルコニーを大きくし
建物の形を(屋根等)を変更するという。
 
ここでまた、安価企画から変更になり
価格が吊り上がる。
 
最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
 
これも見事な心理作戦である。
 
建物の外観デザインや住空間のイメージは
建主との打合せにより
当初からおおむね取り入れるもの。
 
あなたは家をせっかく建てるのですから。
 
 
ここから先は、現実的なものとするため
建築基準法を守らなければならないのだ。
 
吊上げ作戦はまだ続くのです。
 
つづく 
 

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「狙われている家の値段-8」

激安住宅であっても諸官庁の
許認可を受けなければなりません。
契約と建物を現実のものとするには
どのような手法で行うのか。
 

「狙われている家の値段-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-8
「 責任転嫁の法規作戦 」
完成予想図らしき図面を見せられた建主は
この時、夢見て酔っています。
そして、業者に情も移っています。
 
ここで
「法律で価格が上がってしまうという説明をする」
と言う。
 
 防火地域だから網入りガラスの値段が・・・。
 防火指定で外壁の値段が・・・。
 3階建てだから構造材が・・・。
 何だかんだで値段が・・・。
 
値段が上がるのは法律の責任という転嫁をします。
 
 「 時間を掛け、心理的に誘導をして最終的には
  相場以上の価格で契約にこぎ着ける 」
 と言う。
 
建築計画は当初から
法を順守したものが最低条件のはずです。


こんな建築セールスを「企画」なんて
建主をバカにしていると思いませんか。
 
あなたは、法律を盾に建物と家族を守って下さい。
 
つづく
 

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「狙われている家の値段-9」

「口は禍の門」といいます。
「安い」の文句だけでは禍の門です。
 

「住いの値段1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-9
「 ズルズル作戦 」
「追加工事費はありません」の文言。

あたりまえである

最終的に価格をズルズルと吊り上げて
契約をしているのだ。

 
最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
 
「追加工事費はありません」は
たしかに響きのよい言葉です。
 
 
今までの話を聞いた後に
私にも仕事の誘いがありました。
 
数回足を運びました。
行くたびに、手数料は変えずに
巧妙な話術でズルズルと仕事内容を増やすのです。
  
そして、偽名を使っているこの設計担当者は
まだ一度も取引の無いミハルに
設計のノウハウや法規をズルズルと聞くのです。
 
これって「 ズルイ 」ですよね。
 
私はズルズルにストップです。
  
工事の実態は、監理者も監督もいません。
自社職人がズルズルと工事をしています。
 
この業者にプロが存在したのは
○○コンサルト会社とカメラマンだけでした。
 
あなたは「安い」の禍にズルズルと
引き込まれるのでしょうか。

 
つづく
 

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「狙われている家の値段-10」

激安建築の重要な検査は誰がするのでしょうか。
設計監理者がいないのに。
 

「住いの値段1」からお読み下さい。
家の建て方 経験17-10
「 検査合格作戦 」
この会社の説明によると
□△民間検査機関は、監理者の立会い無しでも
すぐに検査を終えて帰ってしまうそうです。
 
そして
仕上げ材料や設備工事等、検査対象内容に
関係ない部分は見ません。
たとえば「薄めていた外装工事」
の事例のように塗装材料を
薄めていようと関係がありません。
 
しかし、業者は

「 検査合格 」と建主に報告します。
これが実際の家の値打ちとなります。
 
自作自演の広告は作り手の自由なのです。
偽名を使った設計らしき人間が
十分な検討も行わずプランを考え
監理者が存在しない状況で
この業者の職人によって
家は建築されています。

最終的には
1坪当り30万円代の広告に対し
70万円前後の契約を結ぶという。
 
もの静かな優しい人柄のように見え
誠実な感じのこの経営者は
非常識で無責任な人間でした。
 
この業者が本当に責任ある家を
建てられるのでしょか。
 
まだまだ伝えたい事はありますが
「 住いの値段 」家の建て方経験17を
お伝えするのは止めます。
 
私は工事費を吊り上げる事が
業務ではありません。
合理的な建築を建主に提案する事が業務です。
       
 
「安もの買いの銭失い」
の格言ぐらい、あなただって先刻ご承知のはずです。

しかし、あなたは 
「安もの狙いの手抜き買い」
「安もの狙いのボッタ買い」
を知りません。
 
後できっと後悔する、という予感を
かんじながら、手をのばしてしまいます。
 
あらためて「損」と「得」を考えてください。
 
 
「踊るアホウに見るアホウ」
これは楽しいと思います。
 
しかし
「踊らされるアホウ」には
ならないようにしたいものです。
 
そして、ミハル
「弱みにつけこむアホウ」
見張られるアホウ」には
なりません。
 
 

 
家の値段と値打はあなたが決めるのです。
 
家の建て方 経験17 おわり
 

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「不幸な人が出ないよう-1」

「狙われている家の値段-2」のコメントです。

技術=宣伝は最悪ですね。
建て主には立派な技術者。同感です。
 
ミハルさんみたいな人と知り合いになった人は

幸運です。
そうではない人はリスク高いですね。
 
でも現実はそんな内情を考える1級建築士を
知らない人が殆どと思います。
 

運任みたいな感じでしょうか。
 
現在、友人も6月完成予定で新居建築中ですが
幸いながら今の所の問題は聞いてません。
 
不幸な人が出ないよう
ミハルさんも宣伝が必要だと思います。
ブログがそうかもしれないですけどね。
 
ブログ通して不幸な家が建たない様に祈ります。
 
友人もプログ読んでるみたいですが
実例写真が見たいと言ってました。
無理でしょうか?


家の建て方 経験18-1
「見る、視る、聞が大切」
コメントありがとうございます。
 
なにより、Msさんの友人の家が無事
完成されることを心より願っています。
 

「ミハルさんも宣伝が必要だと思います」
とあります。
  
設計者である私の宣伝は
経験による実話をブログにすること。
 
設計監理を行なった
建物を見ていただくこと。
お施主さんに会って話を聞くこと。
 
を基本にしてきました。
 
見る、視る、聞く、を大切にし
納得(安心)してからの依頼を望むからです。
 
しかし、Msさんが言うように
ミハルの宣伝や広告は必要だという
建主が数人おりました。 

この機会に、あまり目立たぬような
宣伝広告のようなものを作ってみます。
 
つづく
 

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「不幸な人が出ないよう-2」

実例写真については、考えていません。
「住い(家)の値段-2」のコメント関連です。

家の建て方 経験18-2
「不正の無かった建物の中から」
一言で建築といえども
内容は複雑で、細部にわたる専門知識と用語を
知らなければ、その本質的な意味が伝わりません。
 
たとえば
建築業務にチリという用語があります。
何だか分かりますか?
 
ごみのチリではありません。
建築界では、ごく初歩的な用語です。
 
その物のデザイン上、納まり上
とても大切なものです。
 
 
雑誌や簡単な説明で理解ができるようであれば
どなたでも経験豊建築士になれます。
 
又、見る目はあっても
視る目は建主にありません。
 
実際に、建主が見たらOK。
 
ミハルが視れば
当事務所の設計建物と
他社設計施工の相談建物は
やり直しが必ず有ります。
 
たとえ、建主が見て瑕疵を発見できたとしても
それは、さ細なものであり
重要なものではありません。
 
又、これらの解説をしながらの記事は
時間を含め実務に障害が生じます。
 
ミハルの設計と監理の重要性が
理解できて戴ければ満足です。

このブログを読んだことで
考え方を変えた人が数人おります。

あまり目立たぬ宣伝で
さらに相談をしやすくなれば幸いです。
 
つづく
 

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「不幸な人が出ないよう-3」

建主の建築行為の流れと
建主が知り得ない不正と瑕疵が
このブログで伝えたい事です。

家の建て方 経験18-3
「こういう建主が、危ない」
又、これから当事務所に依頼される方は
このブログを読んでからとなります。
 
そして、工事終了後も読むことでしょう。
 
その時、ネット上に依頼主の建物の不正工事が
画像で公開されることは不愉快と察します。
 
小さな「思いやり」です。
  
もし、掲載するのであれば
不正の無かった数少ない建物から掲載します。
 
 
この記事をどう信じるかは読者の自由です。
 
建主の殆どは
「自分だけは、大丈夫」が、基本的な考えです。
 

見張る人は
「こういう建主が、危ない」

ミハルの長年による確かな経験です。
 
今、伝えたい事は
このブログを読んだ事によって
救われた建主が数人おります。
 
事実として受け止めてください。
 
コメントと暖かいご支援
本当に感謝しております。
 
       K建築設計事務所
               ミハル

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「数々の不正工事と裏切、許しません!-1」

建築専門雑誌に幾つもその実績が紹介されている。
見張る役など必要ない信用度の高い
建設業者のはず。

家の建て方 経験19-1
「 業者の実績 」
名の通った設計事務所の工事が多く
仕事は見積価格だけではなく
このD建設の信用だけで依頼される事もある。
 
D建設のF社長は、高校を卒業後、上京。
真面目で大変な努力家です。
一級建築士も取得。
下請業者や職人からも信用されています。
 
ミハルも過去に
建築に対する姿勢をこの社長から
学んだ経緯があり、そのを知っていました。
    
良い建物を造るためには
努力を惜しまない素晴らしい建築人です。
  
この建物の工事を初めて依頼するのも
その高い技術力と人間性を信頼するからです。
 
建主には、面談と実績、見積を含め紹介しました。
 
D社長、建主の前で
   「 この道40年の経験があります。
    ミハルさんを裏切るような事はしません 」

 
このD建設なら安心です。
 
大きな建物は小さなミスでも
その損害額は大きくなります。
 
2社の見積でしたが、ほぼ同額だったので
安心してD社長に工事依頼を決めた。
 
工事の始まりです。
 
アースドリル工法による杭工事です。
 
穴を掘り、鉄筋をカゴ状に製作し
コンクリートを流し込みます。
 
長さ25mの杭は、鉄筋を基準に従い
繋ぎながらの作業になります。
  
この時、監督は鉄筋の定着長さの確認
写真cameraによる記録を取らなければなりません。
 
しかし、監督にはその様子がありません。
記録を杭業者に任せっきりです。

責任感がまるで欠けています。
 
「ミハルさんを裏切るような事はしません」
言っていたD建設社長。
 
これが1回目の裏切です。impact
許しません。 

100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-2」 重要

こうなると業者は、都合のよい部位の
写真を撮り、不正工事の可能性があります。

経験19-1からお読み下さい。
家の建て方 経験19-2
「手抜き検査」
杭工事、最初の1本目の事です。
 
ミハル:「 検査と記録を取るように 」
 
監督:「 いつも頼んでいる杭屋だから大丈夫 」ng
 
 
分解写真のような懇切丁寧に記録を
残せといっている訳ではありません。
 
ミハルは工事を中断し検査をした。
鉄筋の定着長さが足りません。
 
 
これはどう見てもどうみても 
D社長と監督の業務怠慢です。
 
この無責任な工事が取り返しのつかない
事態になることを知りながら
内容確認や検査を怠っているのです。
 
「建築雑誌に幾つもその実績が紹介されている」
 
自負の上に魔物が住み付いているのでしょうか
業者として責任ある行動をせず
楽をして金儲けをしようと考えたのだ。
 
ミハル: 「 全ての杭配筋の確認と記録を取ること。
       安全証明が無い状態では
       支払いの許可はしません 」annoy
 
この後、全ての杭は施工基準通りに終了。ok
   
実績を信用されたD建設は
建主と監理者を安心させる工事進行を
目指して欲しいものです。
 
「 この道40年の経験があります 」
と言っていたD社長です。
 
ミハル見張る必要のない信用度の高い
建設業者のはずでしたが。
 
これが2回目の裏切です。impact
 
40年の経験という言葉の上に
安心は存在しないのか。

許しません。 
 

100-1=99  ?
 
つづく
  

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「不正工事と裏切、許しません!-3」重要

まさか、鉄筋を間違える事はないだろうと思った。
このD建設会社の得意な構造
鉄筋コンクリート( RC )です。

経験19-1からお読み下さい。
家の建て方 経験19-3
「小さなミスが大きな損害」
基礎の配筋検査です。
  
地中梁(地中梁)の配筋検査です。 
 
事務所検査の前に通常行なわれるべき
業者による事前チェックを行なっていません。
  
ミハル:「社内検査は済んでいますか?」
 
監督:「 いつも頼んでいる鉄筋屋だから 」ng
 
任せっきりで何もしていないのです。
なんと無責任な。
 
ミハルにしてみれば
いつも頼んでいる鉄筋屋だから心配なのです。
 
こんな時に、事故は起きるものです。
信用できない工事の検査は
一日掛かりになりました。
 
そして、大切な大梁の主筋が
2本足りない地中梁を発見。annoy
 
とんでもない事です。
こんなミスが大事となるのです。
  
私は、D社長を呼出し
監督の指導を徹底する事。
社内検査を行った後に設計事務所の検査を
受けることを約束させた。
 
自社(D建設)の経歴を自負した結果
自主検査も実施せず基本を怠っているのです。
 
「 この道40年の経験があります。
ミハルさんを裏切るような事はしません 」

言っていたD社長ですが。
 
ミハルが見張る必要のない信用度の高い
建設業者のはずでしたが。
 
これで
今まで本当に建物を建ててきたのでしょうか。
 
これが3回目の裏切です。impact

許しません。  

100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-4」

予算は含まれている。
だが、なぜ工事は施されないのか。

経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験19-4

「予算と儲け」
仮枠検査です。
基礎工事の仮枠工事がいい加減です。
設計強度が出ません。
 
建物外周廻りの仮枠が施されておらず
掘削した土側面を仮枠代わりにしようとしています。
 
これでは、安全なコンクリート打ちは不可能です。
コンクリート打設バイブレターを使用すると
土が崩れ落ちコンクリートに混入。
 
健全な基礎コンクリートにはなりません。ng
 
見積に反映されているのですが。
 
 
このD建設
得意な構造は鉄筋コンクリートです。
十分な経験と知識が有りながら
肝心な工事を手抜きしていたのです。
 
 
儲ける事ばかりを考え
安全な工事の目的を忘れているのだ。
 
 
ミハル:「コンクリート打ちは延期
      仮枠、鉄筋をバラし、外周廻りを
      全てやり直し」
 
直しは、深夜に及ぶ2日間の工事となりました。
 
工事建物が幾つも雑誌に紹介されたほどの
建設会社なのですが。
  
ミハル見張る必要のない信用度の高い
建設業者のはずでしたが。
 
これが4回目の裏切です。impact
 
雑誌では基礎の内部は見えません。
素人のあなたにとっては
見えないものばかりの雑誌ではないでしょうか。
 
100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-5」

繰返される無責任な悪事は常識なのか。
参考
「 工事によるマンション耐震偽造 」
「 5階建の罠 」
「 一戸建て住宅の耐震偽造工事 」と同様です。

経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験-5
「100パーセントに変更!」
鉄骨製品検査(規格部材の確認)です。
下請け業者は都内です。
しかし、製作場所は地方でした。
よくあることです。
 
D社長:「 いつも頼んでいる鉄骨屋だから
      安心して下さい」
 
こんな姿勢の業者管理が問題を引き起こすのです。
 
部材は規格通りなのですが
製作工場が指定グレードではありません。
  
鉄骨製作は、孫請まで下りていたのです。
  
契約条件と見積要綱に従っていない事を指摘した。
 
 
監理者(ミハル)が業者に与えた指示と条件。
 
製作場所は設計図に従うこと
検査合格後でなければ
現場への搬入を拒否する。
 
溶接加工は指定グレードにて作製。
 
検査も数回目の事です。
 
溶接のビートが荒いことにミハルは注目。
 
製作場所を変えたことで
鉄骨会社が3社絡むことになった製品は
品質が落ちた可能性があります。
 
監理条件を変更した。
 
社内(鉄骨業者)超音波探傷検査を
70パーセントから100パーセントに変更。
 
第三者超音波探傷検査を30パーセントから
100パーセントに変更。
 
追加検査費用は請負業者が負担する
という内容のものです。
 
この条件に対し
D建設の異議申し立てはありませんでした。
 
溶接検査は無事終了。
 
結果、数箇所の直しがありました。
 
「工事建物が建築専門雑誌に紹介された」
言っていたD社長ですが。

  
これが5回目の裏切です。
 
検査はものだけを見るわけではありません。
ミハル設計は業者の姿勢も検査の対象です。
 
ミハル見張る必要のない信用度の高い
建設業者のはずでしたが。
 
完全な裏切です。
 
覚悟しなさい!
 
100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-6」重要

全て(百数十箇所)の工法が違います。
工法、大きさ共に間違っています。

経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験19-6
「 全てやり直し 」
この建物の床は
2階、3階は合成スラブ。
 
屋上は、床版ALC(気泡コンクリート版)です。
 
合成スラブ(床構造)は特殊なデッキプレートと
鉄筋コンクリートを合せた構造です。
 
デッキプレートは
特殊な溶接で梁に接合します。
 
D建設がミハル設計に提出した
施工要領書は正規なものでした。
 
床プレート溶接検査です。
ミハルは思った。
「こんな無知な建設業者と○○鉄骨業者なのか」
 
数百箇所ある焼抜きせん溶接工法が
点溶接です。

これでは設計強度が満たされません。annoy
 
ミハル:「 全てやり直し 」
 
検査合格が条件の工事なのですが
何を目的にこの様な施工をするのか?
 
原因を追究した。
 
またです。
この鉄骨会社とD建設は長年の付合いだそうです。
現在に至るまで、その全てを任せてきたという。
 
原因は「薄めていた外装工事」
「二つ目の原因」です。
 
何の付合いだか知らないけど
下請業者に任せっきりのD建設は
下請の管理をしていません。
  
いい加減にしてほしいものです。

数冊の建築専門雑誌で
このD建設の実績をミハルも確認している。
 
しかし、どんなに実績があろうと
ミハルは厳重な検査を行います。
 
「この道40年の経験があります」と
言っていたD社長ですが。
  
これが6回目の裏切です。impact
 

ミハルが見張る必要のない信用度の高い
建設業者のはずでしたが。

しかし、もう騙されません。

 
実績とは過去のものではなく
現在の現場が実績なのです。
 
100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-7」重要

この様な不正工事が横行していることに
建設会社のD社長は気が付かない。
経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験19-7
「各階、全てやり直し」
床版施工検査です。
 
特別な指定がない限り標準施工で可と
監理者は考えています。
 
ところが、常識と標準が守られない工事が
ミハルの監理建物では多く発生します。
 
運が悪いのでしょうか。

参考
「運の良い家造り」
 
床版の止め金具が手の力だけで動きます。
 
施工手順を逆にした為
基準通りの溶接ができていません。
 
本来、床版止め金具は先に取付けます。
 
しかし、ALC職人は床版止め金具を後付けした。
手間賃かせぎを優先し
作業の楽な手順としたため基準を無視したのだ。
 
安易な方法で造ったのです。
 
 
溶接には基準角度があり
後施工では、この角度を維持しながらの
工事は不可能です。
 
この状態では地震時に床がズレ落ちてしまいます。

 
これを見破ったミハルは
「 各階、全てやり直し 」pout
 
床版を全て取り外し
金具を付け直しさせた。
 
大直し工事になりました。
 
下請業者の「儲けるはずが」・・・
 
もちろん、監督はいます。
D社長も二日に一度は現場に来ています。
 
監督も社長も知識が無かったのでしょうか。
知識が有ったのは、ズルした下職だった。
 
ミハルに
見張られた床工事は無事完了しました。
 
「工事建物が雑誌に紹介された」
言っていたD社長ですが。

これが7回目の裏切です。impact


許しません。

100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-8」重要

取付け方法が設計図と違うため
地震時に危険な状態となります。


経験19-1からお読み下さい。
家の建て方 経験19-8
「業者として最低の知識」

この建物には鉄骨階段が取付きます。
通常の知識さえあれば問題ありません。
 
階段その物は良いのですが
構造的にまったく意味の違う取り付け方法です。

 
D社長は長年の付合いの鉄骨業者を
信用しています。
 
監督は鉄骨業者に任せっきり。
 
鉄骨業者は、最低の知識で良いはずだが

設計図と施工図を理解できなのか?

 
原因は、加工作業を省略して儲けようとしたのです。
 
ミハル:「設計図と施工図に基づいた
      取付け方法に直しなさい」pout


クレーンで階段を取り外すという大工事になりました。
 
 
これが8回目の裏切です。impact
 
「ミハルさんを裏切るような事はしません」
言っていた社長ですが。
 
D社長は自社監督責任を全て鉄骨業者に負わせ
階段を取り外しさせた。
 
「工事建物が建築専門雑誌に紹介された」
言っていたD社長ですが。

許しません。sign03
 

100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-9」重要

前回の経験が生かされなかった悪徳。
見逃す訳にはいきません。

経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験19-9
「半分です」
床工事において「ミハルが見張る」を
身をもって体験したD社長と監督
そして、下請ALC業者です。
 
もう手抜き工事はしないだろう。
 
床工事のあとの外壁(ALC版)工事です。
安心です。
 
検査結果は
 
不正工事です。angry
 
壁版取付け金物の溶接長さが足りません。
数百箇所の全ての溶接長さが規定の半分です。
 
ミハル:「各階、全てやり直し」punch
 
いったい何を考えているのだろう。
前回の教訓を生かせません。
 
工事建物が雑誌に幾つか紹介されたD建設会社。
 
建物構造本体の工事は
全ての部位でやり直しがありました。
 
どこか釈然としません。
 
善と悪正と邪の2つ対立を感じる
能力が無いのでしょうか。
 
このような事が世の中の常識なのでしょうか。
 
このことが原因でミハルの業務の重さを
感じることが出来ないのであろうか。
 
これが9回目の裏切です。impact
許しません。

100-1=99  ?
 
つづく
 

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「不正工事と裏切、許しません!-10」

不正と悪徳が表面化すると
「先生、ゴルフに行きましょう」

経験19-1からお読み下さい。

家の建て方 経験-19-10
「 危険な誘惑 」
業者はゴルフに誘います。
 
ミハルがゴルフで騙されるとミハラレルに・・・
 
ミハル: 「設計監理の現場では
          業者とゴルフに行きません」

断ります。
  
そして
「工事完了後にお誘い下さい」
 
しかし、工事完了後に誘いを受けた事が有りません。
 
今回もこのケースでした。
残念です。(笑)

 
毛針のようなものをぶら下げられても
釣られる訳には・・・・。。。
 
魚じゃあるまいし。
 
もしかして、監理行為の検査と是正指示を
何かの催促とカン違いしたのでしょうか。
 
 
「ミハルさんを裏切るような事はしません」
言っていたD社長ですが。

これが10回目の裏切です。
 
バカにするんじゃありません。
 
ミハルの知人(建設関係)から
聞いたことのある言葉です。
 
  「ミハルは、いい立場にいる。
     月2、3回はゴルフができる」
 
魔物と設計監理者は芝生の上を転がるのか。
 
私は、小太りふうですが
芝生の上を転がりません。
 
 
別件建物の最悪の誘惑事例です。
建主は、業者の巧みな誘いでゴルフに行きました。
 
そして、業者の費用でプレーをしたのです。
 
恐ろしい事です。
必ず深いところに何かの理由があるのではないか
という危険予知をしなければならないはずが。
 
この建主、タダでゴルフとは
いったい何を考えていたのだろう。

「ゴルフの話が出たら危険と思え」
ミハルが留意している言葉です。

 
100-1=99  ?
 
つづく
 

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「数々の不正工事と裏切、許せません!-11」最重要

いよいよ最終段階の清算です。
暴利は許しません。
経験19-1からお読み下さい。


家の建て方 経験-19-11
「査定結果( 悪徳 )」
本工事については、減額対象が有りません。
契約ですから記載通りの金額の支払いとなります。
 
追加工事に対して常識ある清算を望んでいましたが
やはり、予想していた事態が・・・。
 
追加工事の金額が異常です。
 
追加工事の全ての単価が高過ぎるのです。
本工事に含まれているものも有りました。
 
430万円の追加請求に対し
ミハルの査定は200万円となりました。
 
建主の前で、業者に査定結果を伝えた。
 
ミハル:「追加工事費は200万円です」
 
建設会社社長は、反論せずにうなずいた。
 
230万円を切られて言い返すことをしません。
あなたは、これが何を意味するものなのか
分かりますか?
 
 
ミハルの監理業務で思うように儲からず
ボッタクリをしようと企んだのだ。
 
誰もが優良建設と認めた建設業者ですが
結局、多額のお金が絡む建築工事では
どこかで自分を見失ってしまう。
 
今日までこの様な建物を造り
金銭をむさぼり続けてきたのでしょうか。
 
信じられません。
 
 
建築雑誌に幾つもその実績が紹介されており

「 この道40年の経験があります。
ミハルさんを裏切るような事はしません 」


と言っていましたD建設。
 
 
これが11回目の裏切です。
 
内装工事、設備工事なども不正がありました。
 
記事にするとキリがないので終わりにします。
 
 
引渡し完了後のD社長の言葉です
なにか非常に重苦しい表情で
 
 
  「 ミハルさんのような設計監理者は 
       (間)    100人に1人だろう 」

 
 
私は、返す言葉もありませんでした。
あなたは、この言葉をどのように感じますか。
 
 
100-1=99 
 
  
私だけになぜ、不正工事が津波のように
押しよせてくるのでしょうか。
 
なぜ、ミハルだけが不正に遭遇するのでしょうか。
 
100人中、たった一人の悲運な設計監理者のようです。
 
 
底知れぬ恐ろしさを感じつつも
 
「させない・見破る・許さない」
 
の三原則を守り、運の悪い設計監理者を
貫きとおします。
 
私の代わりに
あなたは、幸運な建主になって下さい。

「運の良い家造り」参照
 
おわり
 

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「緊急に安心な家を,不安です-1」

「注文建築方式の住宅を買ったのですが
不安でたまらない」

家の建て方 経験20-1

まず先に
「同様な被害者が出ないように」という
ミミさんの願いから記事の公開をします。

ご協力に心から感謝します。
 

「3週間後の引渡」
ミミさんは自分の職場仲間に、この問題を相談した。
そして、ミハルのブログを読んだ。
 
問い合わせの連絡がきました。
   
ミハル: 「 読んだ感想は?」
 
ミミさん: 「 吐き気がしてきた 」

  
ミミさん宅へ。
 
素人ながら、ミミさんは訴える。
 
 「打合せや連絡をするのですが
   双方の確認がなされない状態で工事が進んだ。
     本当に安心な家が建ったのだろうか」
 
この意味は「一事が万事」ではなかろうか
というものです。
 
注文建築方式の注意点は
売買契約後に第三者の監理者存在せず
売り手の都合で工事が進められることです。
 
あと3週間で引渡しといいます。
 
常識人であるミミさんは
打合せや確認などは常識的に
行われる工事と思っていたのです。
  
しかし、販売元の工務店はこれを実行しないようです。
 
我慢も限界だという。
 
マイホームを夢見て
注文建築方式である家を購入した。
純粋な気持ちで、更地の状態で
契約を結んだのです。
 
不安だと思います。
 
あと3週間といえば
外装と内装はほぼ終わり、余すところ
器具付けと外構だけのはずです。
 
相談が遅すぎます。
 
    
話を聞いて判断できたことは
・ 相談できる設計者はいない
・ 売主の工務店に建主の気持ちが伝わらない
・ 契約は成立している
・ 建主は素人。造ってしまえば・・・
 
このような原因が建主を不安にさせている。
 
問題です。
 
「見えない家造り」と同様に
偽工務店や偽大工もいます。
 
建主のミミさんにとっては
一生、住む家です。
こうなっては建物全てが不安です。
 
私は、現場を視なければ、ミミさんの要求する
「安心です」は答えられません。
 
相談は間に合ったのか。
 
つづく
 

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「緊急に安心な家を,不安です-2」

現段階では数回の現地調査と
電話での24時間サポートでよさそうです。
報告書は作成しなくとも問題ナシ。

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。

家の建て方 経験20-2
「力」
ミハルの調査、相談手数料は相場価格です。
 
業者の対応や工事がしっかりしていれば
必要の無いものです。
 
無駄な費用だと思った。
 
この物要りな時に、気の毒です。
 
建主のミミさんは
若くしてマイホームを手にいれるのです。
努力の結果です。
 
自分の子供と重ね合わせたミハルは
安心な家に住ませてあげたい、と思った。
  
又、ブログを読んだ上で依頼をしてくれた事を
大切したい私は「力」になるべきです。
 
ミハル: 「見積はしないで、状況による実費で
          必ず半額以下で済ませましょう」
 
内訳を記入し、正式な見積書を作成すれば
価格は高くなります。

料金に含まれていない建物以外の項目は
追加料金になります。
 
建主は、料金とにらめっこしながらの
相談になりそうです。
 
商売の下手なミハルは、半ばドンブリです。
エイ! ヤー!です。
 
 
翌日、依頼の知らせが来た。
 
週末、ミミさんご家族と千葉県の現場へ。
 
ミハルの調査は間に合うのか。
 
つづく
 
この記事サブタイトルが「力」です。
 
「力」は、ミミさんの始めてのコメントの
文末に答えたのではありません。
 
この記事は「狙われている家の値段-9」の
初めてのコメントの前に作成しておりました。
 
建主の「願い」とミハルの「安心な」の思いが
同じ方向を向いたことで偶然に「力」という
表現になりました。
 
この偶然は
建主がミハルの姿勢と業務を理解した。
 
私は、建主の気持ちを大切にする。
この2の結果です。
 
家造りと人間関係で最も大切なことです。
 

 

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「緊急に安心な家を,不安です-3」

工事進行状況は予想通りです。
器具付けと外構は完了していません。
現段階での調査になります。
 

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験20-3
「誰が行なう検査か」
専門知識が無くとも
検査方法を伝える事によって
部位によっては視ることが可能です。
 
ミハル: 「二つの目より六つの目で見ましょう」
 
説明しながらの検査です。
建主は、ミハルの検査方法を見ています。
いつか必ず役に立ちます。
 
床鳴り、床の傷
壁クロスの傷・・・・・・などを発見。
  
私は、その他の専門知識を必要とする部分を視た。
 
そこえ、工務店の事務員が来る。
 
ドアーの開閉時の安全確保。
玄関ポーチのコンクリートに鉄筋を入れる。
他・・・・・・・・・・。
 
専門知識の無い事務員に
理解できる問題点のみを伝えた。
 
一回目の検査終了ですが
最終段階ではない状況で無責任に
「安心です」は言えません。
 
本来であれば、問題点を伝えるではなく
ダメ工事の是正を確約させます。
 
当事務所は設計監理者ではありません。
建主、業者の双方が承諾した検査員でもありません。
 
今の所ですが
ミハルには強制力がありません。
 
工務店に対して建主が強くなるしかありません。
 
建主の交渉となります。
 
ミハルは嫌われることも覚悟の上
一生懸命、建主のネジを巻いた。
 
 
不動産屋は「検査をして引き渡す」と
言っているようです。
 
危険です。
「検査」という響きのよい声だけで終りそうです。
  
検査は、誰がどのように検査するかが大切。
 
検査の名の下では
誰が行なっても「検査」です。
 
仲介不動産や工務店の検査など
当てにならない事を説明した。
 
果たして、業者は最終検査を行なうのか。
 
つづく
 

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「緊急に安心な家を,不安です-4」

竣工引渡しといいながら不動産屋と工務店は
建物の自主検査(竣工検査)をしていません。

ミハルの予感は的中です。

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。
家の建て方 経験20-4

「役に立った経験」
1週間後、一部の工事を残し
建物と外構工事は完成していた。
 
本来であれば、業者側は竣工検査を行なった後
今日の施主検査となります。
 
しかし、家は建主による
竣工検査と施主検査になりました。
 
 
不動産屋と工務店は
器具類などの動作確認をしていません。

建主に任せっきりです。
見ているだけで手を出しません。

 
建主の家に対する思いを大切にしてほしいものです。

 
ミハル: 「動作確認ぐらいは行なって欲しい
黙ったままで行動に移しません。
 
話になりません。
非常に無責任です。
 
 
私は、ミミさんが行なえる
器具類の動作確認を指示。
 
ミミさんご夫婦、先週
ミハルの検査方法を見ていたので
施主検査の範囲に自信があります。
 
システムキッチンの不具合を発見
ドアー開閉時の安全確保に未完成を発見
床等の傷直しの確認・・・・・・・
 
全ての機器の動作確認が終了しました。
 
なかなかのものです。
先週の経験が役に立ちました。
 
 
さて、ミハルの出番です。
 
つづく

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「緊急に安心な家を,不安です-5」

役所の検査は済んでいますが
その程度の検査内容ではダメです。
専門家としての腕は見せられるのだろうか。


「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験20-5
「何かを感じた」
 
ミハルが建物のデキを見張る。視る。
 
基準法の確認済証の交付の確認。
外部の防水施工や構造軸組(スジカイ)
床下、他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・を確認。。。
 
 
検査の途中に分電版が
私の目に中に飛び込んできました。
 
いつもなら、視ることはしません。
不思議なくらい何かを感じた。
 
しばらくのあいだ見ていた。

 
< 打合せと確認が不徹底な業者 >
この大切な情報がミハルのセンサーを動かした。
 
なんだか怪しい。

 
通電検査をした。
誤配線を発見。

 
誤配線を発見したのは初めてです。
驚きました。
 
結果、いくつかの直し工事と残工事
他・・・・・・・・・・・・があった。。。。。

 
今後、建主と工務店が険悪にならぬよう
穏やかに是正工事内容を伝えた。
 
 
もう夜の7時過ぎです。
午後3時から始めた検査は
4時間以上を必要としました。

 
 
帰りの車中では残工事が
建主の有利になるよう工法、方法などをアドバイス。
 
    
つづく
 

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「緊急に安心な家を,不安です-6」

大きな瑕疵工事がある状態で安心な
引越しはできません。
とりあえず建物本体の調査報告です。

「緊急に安心な家を不安です-1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験20-6
「ぎりぎりセーフです」
 
建物のサッシュは2重ガラス。
 
床下の断熱材の取付け施工が丁寧なことから
外壁、屋根の断熱材の工事も信頼できる。
 
役所の中間(構造)検査を受けているので
大きな欠陥は無いと判断できる。
 
基礎は、ベタ基礎で鉄筋が施されている事が
推察できる。他現場写真確認。
この工務店の標準工事としているようだ。
 
構造本体のみの工事は基本通りの施工を。
基準法のみ常識です。
 
利益のみを追求している同地域の分譲住宅より
建物の構造本体は良い。
 
見える仕上げや設備などの工事は今一つですが
目に見えない部位は標準と判断。
 
ただし、人の良さそうに見える工務店社長は
根っからの悪党ではないが
なかなかのタヌキです。
 
あの手ののらりくらりは故意です。
 
言うべき事は、何回でも言う。
強く言う!

諦めてはいけません。
  
 
ここで「一まず安心です」を伝えた。
 
但し、契約金のみの支払いとし
追加工事の代金は引越しが終わり
30日ほど経ってからにすること。
ミハルの常識です。
 
主たる相談はぎりぎりセーフです。
 
 
この工務店社長の常識
自分の都合で、安心できるような説明と
責任ある行動を行なわない。
 
仲介契約が成立してしまえば
建主の気持ちを察する必要はない。
これが不動産屋の常識となります。
 
  
まだ、少しの残工事と是正工事があります。
 
つづく
 

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「緊急に安心な家を,不安です-7」

常識では考えられません。
その1週間後、是正工事にまた間違いが。

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。
 

家の建て方 経験20-7
5つの常識」   
第三者の設計者がいない建主は
強くならなければ軽視されてしまいます。
 
ここで、また
建主の常識人であるミミさんのネジを巻いた。
 
建主は、借家の解約期限が迫っているため
多少の瑕疵や残工事があっても
引渡しを受け、引越しをしなければなりません。

 
本来、完成品に支払われるべき残金ですが
全額を支払いました。
 
是正工事が残っています。
家の完成を待たずして、やむなく引渡しです。
 
責任感の無い工務店の対応に不安が残るなか
後日、引渡しが終了したようです。
 
なんという不動産屋と工務店でしょうか。
 
 
最終的にここでは

建築基準法の 常識 (検査は構造のみ)

ミハルの    常識 (安い価格で安全な建物)

建主の     常識 (代金等価の正当な建物)

工務店の    常識 (手を掛けずに儲けたい)

不動産屋の  常識 (責任無しで儲けるのみ)
 
五つの常識が存在しています。
 
自分の常識相手の常識と思ってはいけません。
常識は、人や立場によって異なるもの。
 
耐震偽装事件を含め、この常識の違いで
被害者となっている建主が多いことは確かです。

 
ミミさんとあなたは、建主の常識を貫いて下さい。
その為には、必ず見張る役のミハルが必要です。
 
  
電話での会話です。
ミハル: 「ミハルの設計と監理を
          理解できる人が少ない」
 
ミミさん: 「もったいない」
 
嬉しい一言でした。

 
 
これで終わりと思いましたが、またトラブルが・・・。
 
つづく
 

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「緊急に安心な家を,不安です-8」

住んで落着くころになると一つか二つは
小さな瑕疵が見つかるものです。
 

「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。

「業者の威嚇」   
家の建て方 経験20-8
 
この直し工事を工務店に連絡をしているのですが
返事が来ません。
 
「仲介である不動産屋を通して」と言います。
 
1時間ほどで終る瑕疵工事の直しもしぶります。
残金をもらう事だけを考え、業者としての責任を
先に考えようとしません。
 
 
追加工事の代金は未払いですが
通常では問題になりません。
  
 
やっと工務店が来たと思ったら

強硬な態度(凄んで)で威嚇されたといいます。
 
不動産屋も立会っていましたが何も言わず。
 
建主のミミさん「恐かった」と言います。
 
不条理なはなしです。
 
この状況では、工事代金を全額支払ってしまうと
常識違いの工務店は
責任ある工事を最後まで行ないません。
 
 
依頼は建物調査だけでしたが乗りかかった船です。
この相談者を守らなければ・・・。
 
この狂的な態度に我慢が出来ないミハルは


 
「私が話をする!」
 
 
 つづく
 

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「緊急に安心な家を,不安です-9」

業者の不当行為に反撃です。
「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。

家の建て方 経験20-9
「家は無事完成」

不動産屋に電話した。

ミハル:
 「・・・・・理不尽だ!・・・・・恥を知れ!
・・・・・・」
 
不動産屋: 「 必ず謝罪と直し工事をさせます 」
 
(会話内容は企業秘密。
      訴えるとかいうものではありません。)
 
工務店が建主に謝罪する事と
最後まで責任を持って完成させることを約束させた。
 
 
工事は終了しましたが
1ヶ月以上たって排水設備が壊れそうになりました。
  

まったくの初歩的な連絡事項のミスが原因です。
 
運よく故障は回避できました。
 
やっと、もう「安心です」

     

最近ではミハルの努力を知っていても
「お金を払うのだからあたり前」という態度の建主が
多く「ありがとうございます」
言葉を耳にすることが少なくなりました。

   
  
ミハルが請求をした時のことです。
 
ミミさんは
正座をして礼をしながら
 
「ありがとうございます」と言ってくれました。

  
ミミさんのような人間性ゆたかな人の
役に立てたことをミハルはとても
良かったと思っています。
 
ですから
困った時は、遠慮せずに連絡を下さい。
 
ご家族のご多幸を心からお祈りします。
 
 
 
最後になりますが
ミミさんより
「 毎回コメントをしたいのですが
     わざとらしく見られるのでは? 」
 
という連絡がありました。
 
 
私は
「当事務所に不満なことを含め
    今したい事、感じたこと、思ったこと、ありのままで 」と
お願いしました。
 
 
毎回のコメントは、大変な事と思います。
 
本当にありがとうございました。
 
読者の皆様には

ミミさんの「実態を伝えたい」というご厚意と勇気を
どうぞご理解くださるようお願います。
 
 
            T.K建築設計事務所
                   ミハル

つづく

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「緊急に安心な家を,不安です-10」

ここにミミさん(施主)の本文コメント以外の
連絡内容を一部公開します。


「緊急に安心な家を,不安です-1」からお読み下さい。

家の建て方 経験20-10
「無事完成まで」
 
2008/04/18 コメント欄を通じて

こんにちは。初めてコメントさせていただきます。
ミハルさんに出会ってこのブログを知るまで
姉歯事件は特殊な例だと思っていました。
 
自分には関係ない、それなりのお金を払うの
だから、責任もってやってくれるに違いないと
根拠なく信じていました。
 
ブログを読んだり、ミハルさんの話を聞いていると
本当に無知は恐ろしいし
知識があっても戦っていくのが難しい業界だと感じます。
 
安心してマイホームを建てられるようになるには
まだまだミハルさんの力が必要ですね。

 
 
2008/04/24 コメント欄を通じて
 

お世話になっております。
本日納得のいかない形ではありますが
仲介業者、工務店と連絡が取れました。
 
まだ交渉の一歩を踏み出したばかりですが
これもミハルさんにきっかけをいただいた
おかげです。引き続きご指導よろしくお願い
いたします。
  
                ミミ

  
2008/04/26 メールにて

こんにちは、ミミです。
昨日はどうもありがとうございました。
本当に心強かったです。
 
ミハルさんがいなかったら
どう対処していいかわからず
とてもつらかったと思います。
 
その時はこれで人生終わりかもくらいの
大事に思えて思考停止していましたが
主人と相談して冷静になれたので
考えを整理することができました。
 
また、仲介業者や工務店と話していこうと思います。
    
それでは失礼いたします。             
                  ミミ

 
 
2008/04/26 メールにて

メールありがとうございます。
昨日コーキングの工事がされました。
 
工務店から封書が届きましたが
中身は代金を加算した請求書と
ちょっとした挨拶の手紙で内容に脅しのことには
一切触れられていませんでした。
 
本当に残念です。
 
本日、家の周りの後片付けと側溝の補修は
本工事に含まれるものとして考えている旨
それが終了してから工事費を払うと
仲介不動産に口頭とFAXで伝えました。
 
今、向こうで話し合いがされているようで
工事をしてもらえるかどうかの連絡待ちです。
 
一度内容の確認の電話がかかってきましたが
やはりミハルさんの読みどおりです。
 
きちんとした工事がなされれば、
支払おうと思っています。
 
これ以上「支払いが先だ」とごねられる様ならば
支払いをしない方向で考えようと思います。
 
ご心配かけてすみません。
今のところ大丈夫そうです。
  
このメールの内容をブログに掲載しても構いません。
 
それではまた。                
                   ミミ


 
 
2008/05/05 メールにて
 
いろいろありましたが工事の件は
要求したところすべて終了しました。
 
ほっと一息です。
 
脅しの件は仲介のほうにはしっかり
謝罪があったようです。
 
そしてこれ以上仲介のほうからは
何もできないと言われました。
 
本当にバカバカしくなってしまいましたし
これ以上お金にこだわっていてもしょうがないので
GW明け位に支払いをして手を切って
しまおうと思っています。
 
取り急ぎ報告まで。また連絡いたします。

                     ミミ



 
2008/05/19 コメント欄を通じて

先週業者のほうから手紙で謝罪がありました。
 
そして今後もお付き合いをしたいという旨が
書いてありました。
もちろんお断りです。
  
別口からも、この業者は建てた後のトラブルが
多いと聞いてやっぱりという感じでした。
 
一時期はいつになったら業者の影から開放される
のか、そればかり考えていました。
 
一人で悶々と考えている時間が本当に不安でした。
 
でもミハルさんに相談できたおかげでそれも
随分解消されました。
 
 
今は少しずつ普通の日常を取り戻せつつあります。
 
ありがとうございます。
 
今回の一件では本当にこの業界の恐ろしさを身に
染みて感じています。
 
早期からミハルさんを知って監理をお願いしていれば
防げたかもしれません。
 
今後、このような思いをする人が少しでも
減ってほしいと心から願っています。
 
                       ミミ
      
  
おわり

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「家造りの命は基本プラン-1」

基本プランはゼネコンT常務と設計部が1年以上の
時間を掛けて作成した5LDK + 3LDKです。
 

家の造り方(家の建て方) 経験21-1
「プランニング」
  

建主は、大手ゼネコンT常務の親戚です。
職業は、もと国に関係し建築の基本的な注意点は
理解しているという。
 
確かな情報を入手しやすい立場にいたのです。

 
 
今回の建築は
これらを含めゼネコン設計部がプランニングを
していることで安心のお任せコースです。
 
ミハルの立場はT常務と設計部の立場を配慮し
実施設計と監理を請け建物を完成させることに
あります。
 
今回の実施設計とは基本プランを本に外観と
内装のデザイン・構造・設備等を意味します。
もちろん、多少の変更は考えられます。
 
 
T常務とゼネコンは、この先、一切関与しません。
 
 
計画建物は、地下1階、地上3階だ。
地階にはドライエリアを兼ねた広めの庭がある。
 
納得した上のプランのはずです。
 

 
しかし、打合が進むと建主(奥様)は
「こんな家を建てる必要があるのかしら」
いつもうんざりした様子です。
 
 
敷地が広く地階の必要が無いと考えられるのですが
意味不明の無駄が非常に目立つプランです。
 

 
地階を造る事で必要以上の工事費が掛かるので
概算工事費は地上2階建て(同容積)の
約二倍以上です。
 
この設計プランを施主は望んでいません。
 
スッキリとしない状態で
ミハルが設計監理することは問題です。
 
しかし、相手は大手ゼネコン。
ミハルが設計変更をしたならば
彼らの立場は無くなり設計業務は断られる。
 
そして、今後の設計紹介も無くなる。
 
困りました。
 
つづく

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「家造りの命は基本プラン-2」

建主の思いが伝わっていない他設計者の
プランによって私が悪名を上げる事は
避けなければならない。
 

「家造りの命は基本プラン-1」からお読み下さい。
 

家の造り方(家の建て方) 経験21-2
「問題ない! 任せた!」
 
この建築プランはミハルのものではありませんが
書類上、実務上、基準法上の設計監理者は
私になります。
 
最終責任からは逃れられません。 
 
建主が望まない設計と分かった以上
このまま進める訳にいきません。
 
再検討をお願いた。
 
すると建主は
「参考にミハル設計プランも頼む」
 
とんでもない事に・・・。
 
 
ミハルの業務解任を覚悟の上、引き受けました。
設計責任の大きさを考えれば
解任でもでもよいと思った。
  
 
さて、プランニングです。
 
建主の心は十分ミハルに伝わっています。
自信はあった。
 
地上2階建(5LDK + 3DK)
概算総工費は、前プランの約2億2千万円に対し
9千5百万円を提出。
 
 
建主: 「庭は広く、地階が無いのに
       部屋数と広さは変わっていない
       殆どの要望を取り入れてある・・・・」
 
驚いていました。
目を疑うように何度も図面を見ていました。
 
建主: 「どうしてこんなに・・・・・」
      
  
ミハルは何も言うことができません。
 
   注:設計者が自己満足のみを追求し
     シンボリックというか目立つ設計をしたがると
     訳の分からない費用が掛かる設計が
     出来てしまいます。
     設計者の選び方に注意が必要です。
 
 
ここで私の立場を説明した。
 
「解任の可能性が・・・」
 
建主: 「わしから説明しておく。ぜひ頼む
     問題ない! 任せた!
 
 
ミハルは、本来の力を発揮できる
設計者になってしまったのです。
 
 
結果、建主は新しいプランに喜び
打合せが楽しく進みました。

 
雰囲気は良くなったのですが
 
建主はクリスチャンでアメリカなどにも行き
茶道を広め、教えをしています。
 
打合せの前には必ず賛美歌を合唱します。
 
ミハルも一緒に賛美歌です。
音痴がバレバレでした。
 
どうしよう・・・・。
 
雰囲気作りに努力した結果ですので
お許しを・・・。
 
 
つづく
 

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「家造りの命は基本プラン-3」

建主とミハルが納得できる基本プラン
完成するまで3ヶ月の時間が掛かりました。
家造りの最も大切な作業です。


「家造りの命は基本プラン-1」からお読み下さい。
 

家の造り方(家の建て方) 経験21-3
 

「任せられる!」
 
設計は、茶道の先生方が集まり
御茶会と勉強会をする広い部屋がある。
 
 
桂離宮などを参考にした茶室は、銘木を多く使用し
炉が数個ある特注、特殊な内部仕様です。


外観はデザインの難しい和洋折衷の建物。
 
 
特種な建物の実施設計業務は
1年近くの時間を掛け完成しました。
 
さて、つぎは設計を形ある現実のものに
しなければなりません。
 
 
工事業者は
社員20人ほどの建設業者。
家具工場を持ちオーダー・メードの家具
手彫り家具なども作る。
 
大工職人は寺院なども手掛ける名大工。
 
鉄骨業者は信頼できる。
 
それぞれがミハルの設計と監理を
過去に経験しています。
 
心は伝わっている。

監理は通常のミハルの「見張る」でいけるだろう。
 
 
「任せられる!」
 
 
工事期間が8ヶ月を要した大屋根の家は 
無事完成しました。
 
 
家を造るあなたの任せる(依頼)ための基準は
ハッキリと分かりません。
 
ミハルが分ることは

設計スタッフが多いだけではダメ
建主の気持ちが分からなければダメ
功名だけでもダメ

 
 「家の造り方に必要なことは
   組織の大きさではない」
ことです。
 
 
最後に重大な心配が残ってしまいました。
今後、T常務からの設計業務の紹介が無くなる。
 

どうしましょう。
 
おわり

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「数多くのプランから-1」

情報の確かな人は設計の価値を知っている。

家の造り方(家の建て方) 経験22-1
「設計依頼」

「家造りの命は基本プラン」の事例で諦めていた
大手ゼネコンのT常務から連絡です。
 
設計監理の依頼だという。
 
 
施主は、なんと定年退職者が毎年100人以上の
大会社の代表取締役です。
 
 
会社取引上
大きな責任がミハルに課せられるといいます。
 
 
私では役不足のような気がします。
 
 
T常務の会社には設計部があり
数十人のスタッフがいます。
 
なぜミハルなのだろう?

 
疑問に思った私はT常務に聞いた。
  
T常務:「 数種類のプランを作成したが
      我社の設計部はノガキばかりで・・・
       上層部会議で決定した事だ 」
 
「家造りの命は基本プラン」
結果を含めてのことだと思います。
 
 
私は、この建設会社の社長の兄弟、副社長
常務、部長、他の自宅や親戚の家などを
設計した経緯があります。
 
しかし、これは個人的な関係から発展したもので
会社組織の業務とは一切、拘りありません。
 
このゼネコンの設計業務を請負った事がありません。
 
しかし、総合的な判断でミハルに決ったという。
 
 
次は、建主との面談です。
この面談で相性が合わなければ
断られます。
 
又、辞退しなければなりません。
 
建主宅へ出向いた。
 
つづく
 

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「数多くのプランから-2」

飾っていてはボロが出る。ありのままで面談しよう。
 

「多くのプラン-1」からお読み下さい。
 

家の造り方(家の建て方) 経験22-2
「間違いなく建ちます」
和室に通された私は、正座をして礼をしました。
 
私の設計の進め方や
ポリシーなどは話しません。
 
家とは無関係な趣味などを
駄洒落まじりに話した。
 
面談終了です。
 
 
これで建主の気持ちが決る。
役不足の私は覚悟ができています。
 
いつもの様に挨拶をして
玄関を出ようとしたとき
 
高価な手土産を手渡され
見送りをしていただいた。
 
 
これは合格です!
設計依頼決定のしるしです。
 

 
完成後に聞いたことですが
面談時の駄洒落が気に入ったそうです。
 
  
さて、設計業務の開始です。
 
業務が進むにつれて問題が出てきました。
 
まず先に問題になったことは
施主の社員(相談役)が基本プランを
作成しています。
 
他、このような超大企業の社長ともなると
数多くの他社設計プランを見ています。
 
しかたがありません。

 
しかし、ミハルの責任を果たすには
他者のプランではダメです。
 
私の設計を条件とした。
納得のいく業務を行なう為です。
 
ダメならこの業務、諦めます。
 
 
第一回目の基本プランです。
社員(相談役)、図面を見て驚いています。
 
社員(相談役):
 「このプランを見せたら
 
『おまえは、いったい今まで何をやっとったんだ』と
 
言われる。本当に建つのか?」
 
ミハル:「間違いなく建ちます」
 
 
T常務:「本当に大丈夫か?」
 
ミハル:「私は設計マジシャンです」
 
 
建主に基本プラン提出。
 
気に入っていただいた。
 
間取りは決まりました。
 
と思いましたが・・・


つづく

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「数多くのプランから-3」

「住みよい家を造る」この目的を達成させるには
その家族の気持ちを大切にすることです。

「数多くのプランから-1」からお読み下さい。
 

家の造り方(家の建て方) 経験22-3
「無事竣工」
建主と心置きなく打合せをして
設計するのがミハルの手法です。
 
しかし、社員(相談役)が
会社組織である上下関係のゴマすりを目的に
この設計にあれこれとケチを付けるのです。
 
 
このゴマはミハルに無用です。


 
設計監理者としての責任を果たさなければなりません。
 
業務解任を覚悟した上で建主に伝えた。
 
ミハル:「誰が住む家だか分かりません。
      これでは本来のミハルの
      設計が出来ません」
 
 
建主:「あれの言うことは気にせんでいい」
 

 
家族中心に設計は進められました。
 
住み良い家を建てるには
設計者も家族のように話し合う事が大切です。
 
建主の家族は
私の駄洒落に挑戦してくるほどになり
和やかに打合せは進みました。
 
こうした建主の協力もあって
納得のいく設計が完成しました。
 
 
手作りのシステムキッチンは
テークのムク材と人造大理石です。
 
玄関ホールの吹抜けは
昇降式のシャンデリアが取り付けられ
壁は銘木合板でデザイン。
 
防音システムのステレオルーム
ピアノ教室用の防音室 
 
カーゲートは自動開閉式
 
家は無事竣工です。
 
つづく

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「数多くのプランから-4」

建物の設計は「空間の立体的利用」
ものを言う事があります。

「数多くのプランから-1」からお読み下さい。

家の造り方(家の建て方) 経験22-4
「夢は叶えてこそ夢」
 
私の設計した建物を見に来た
近隣住民の方々が
「自分もこの様な空間の家が建てられる」
喜んだといいます。
  
違法行為や隣地境界線ぎりぎりに建てた
訳ではありません。
 
建主と心を通い合わせ
一生懸命努力した結果です。
 
 
「家を造る」この目標の達成には
多少の失礼があっても
その家族の一員になり一緒の夢を持ち
お互いの理解を深める事が大切です。
 
 
時間の使い方は設計者によって違います。

数多くの人が、数多くの基本プランを作成し
選べば良いというものではありません。

 
会社人でない私は、家族の一員となって
建主の満足いくまで設計打合せをします。



基本は、建主の「夢は叶えてこそ夢」です。
私は、この目標を忘れていません。
 
 
建主の喜びは、私の想像を超えるものでした。
 
ミハルは大役を果たす事ができたようです。
 
つづく

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「数多くのプランから-5」

家を建て終わっても建主と設計者の
人間関係は続いています。
「数多くのプランから-1」からお読み下さい。
 
家の造り方(家の建て方) 経験22-5
「信頼関係の証し」
 
建主は、ミハルをいつまでも家族として
設計監理者として大切に迎えてくれます。
 

竣工の2年後、建主のご子息さんの
結婚式に招待されました。
 
招待客のほとんどが会社取締役と
各子会社や関連会社の代表取締役ばかりです。
 
数百人の席の
中央に私の席があります。
 
各関係者は、設計事務所の名を見て
挨拶に来ます。(名刺交換です)

  
建主の私に対する配慮です。
応援をしていただいています。


こんな仕事をしていると
建主に聴かれることがあります。
「今までに設計した建主との関係は?」
 
ミハルは
  「家がある限りお付合いして下さる方と
   年賀状の付合いもなくなるお施主さんがいます。
   業務の上ですから仕方がありません
  
と答えます。
 
しかし、家を建てたときの思いは
大切にして欲しいと願っています。
 
そして、そこにミハルの誠があったことは
忘れないでいただければ幸いです。。。


今回の建主は、家の保守を私に任せています。
 
家が存在する限りのお付合いです。
 
おわり

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「ひと と 竹とんぼ」

たまには、雰囲気を変えてみます。
 
私の子供が会社に対し研修の報告書にした
内の1ページを紹介します。
 
 
「振り返ってくれた!」

 本日、年配のおじいさんが来店されました。
 
おじいさん: 「川崎区役所はどこですか?」
 
KJr: 「そこに見える道を左にまっすぐ行くと着きますよ」

おじいさん: 「え?どの道?」
 
KJr: 「あ、確かにあの交差点は分かりづらいですね。
     どうぞ、案内します!」と

言い二人で外に出て行きました。
 
KJr: 「ここです。この道をまっすぐ行って
     三井住友銀行をこえたところです」と案内しました。
 
するとおじいさんがポケットの中から何かを取り出し
組み立て始めました。
 
「はい!これあげるよ!俺の作った竹とんぼ
どこかで出会った親切なにあげることにしてるんだ
あんたにあげるよ!」と言って
竹とんぼをくれました。
 
なんだかものすごくうれしくて

「ありがとうございました。

また、お待ちしています!!」と
訳のわからない
ことを言ってしまいました。 
 
おじいさんが見えなくなるまで
その場にいようと思っていたら
10秒後ぐらいに振り返ってくれて
笑顔で手を振ってくれました。
 
商品の販売員として物を売った訳ではないのですが
「うーん、こんな接客をいつもできたら
自分自身最高だなー!」と
 
本気で思いました。
 
素敵な方に出会えた一日でした。
   
       K,Jr
 
 
おじいさんのような
ひと
現代に存在していたなんて・・・
 
おわり
 

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「ビル・マンション管理の不正工事-1」

 ビル・マンション修繕工事の
危険度100パーセントのお話です。


家の建て方 経験23-1
「無駄のない工事」
工事はマンションの屋根付駐車場の修繕です。
 
関係者は
マンション管理組合・同修繕委員(住人側
大手××マンション管理会社・同下請の塗装業者(業者側
 
そして私の知人の
三八六氏の3者です。
 
10年以上も修繕を施していない駐車場の屋根は
錆が発生し、このまま放置しておくと
あと数年で孔が開き、手遅れになりそうです。
 
三八六氏は、この危険性を総会で伝えた。

結果、修繕委員会が発足し委員が選出された。
三八六氏もその一人です。
 
 
初めに問題に感じた事は
素人集団である委員は「 塗装 」 「 ペンキ
という用語を使って話します。
 
しかし、これでは問題です。
専門知識を有する三八六氏は説明した。


 
塗装材の種類工法で工事値段が異なり
耐用年数が違うのです。
詳細な調査と知識が必要となります。
 
又、これらの説明の無い
この大手××管理会社の言いなりではダメです。
 
 
次に問題になった事は工事範囲です。

素人集団である委員は「 駐車場の修繕 」と
言うだけで構造部位による修繕と考えておりません。
 
困ったものです。
 
ここで又、三八六氏は説明した。
 
屋根を有するということは
柱、梁、屋根裏面、屋根上面が工事対象になります。
 
部位ごとに仕様を変えて

無駄のない工事とし、節約する。
 
つづく
 

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「ビル・マンション管理の不正工事-2」

大手××マンション管理会社からは
何の提案もありません。

「不正-1」からお読み下さい。
 
家の建て方 経験23-2
「何のことだかサッパリ分からない」
 
住人側と管理会社の会話では
全ての工事部位が
塗装 = オイルペイント(OP) と
考えているようです。
 
柱、梁は   ウレタン系塗装材
屋根上面は フッソ系塗装材
屋根裏面は塗膜の劣化が見られるが
今回の修繕を必要としていない。
 
素人集団である委員は、三八六氏の説明を
「何のことだかサッパリ分からない」です。
 
 
そして、ほぼ限界まで塗装を施さなかった原因の
もう一つは
「 誰かが言い出すまで黙っていよう 」で
十数年も放置されてきたのです。

ちなみに、三八六氏は
数年前に中古物件を購入して

このマンションに住んでいる。
 
この状況で耐用年数の少ない塗装材種では
数年で、また同様の現象が現れ
管理費の節約になりません。
修繕費の大きな無駄使いになります。
 
これらの説明の無い大手××管理会社の
言いなりではダメです。
「何のことだかサッパリ分からない」
利用されてしまいます。 
 
あなたは、これらの判断が出来ますか?
 
あなたのマンション(建物)修繕には
工事仕様を
見張ろうとする
専門知識を持つ三八六氏のような人が

必要ではありませんか?
 
つづく
 

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「ビル・マンション管理の不正工事-3」

素人が考えるマンション管理は落とし穴ばかり。
「不正-1」からお読み下さい。


家の建て方 経験23-3
「 選ぶ理由 」

三番目にもめた事が業者選定です。
 
三八六氏は現任の大手××管理会社を勧めた。
 
しかし
S修繕委員は数社の合い見積を取るべきだという。
 
三八六氏:「 知っている塗装業者がいるのですか?」
 
S氏 :
「 知りませんよ。どこかのペンキ屋さんで
     いいじゃありませんか 」
 
このS氏、いつも役員の仕事が煩雑になる事を
提案発言するのだが、自分では必ず行わない。
 
三八六氏は強く現任××管理会社を勧めた。
 
その理由は
 ・ マンション住人の内容を把握している。
 
 ・ 工事進行にあわせた連絡チラシを作成
 配布を速やかに行える。
 
 ・ 工事中、工程にあわせた車の
  移動計画や連絡が容易。
 
 ペンキ屋さんに依頼おした場合
 これらの作業を誰が行なうのでしょうか
 
 
 ・ 三八六氏は、現任管理会社は下請に対し
  入札形式である事の情報を入手している。
  業者は仕事が手薄になると、まず先に
  値段を安くし仕事を決めにかかります。
 
  入札金額に合せた工事は欠陥工事となりますが
  逃げられる心配がありません。

 
・三八六氏が存在することで正当な価格若しくは
 交渉により安い値段で契約できる。
  
・ 三八六氏が存在することで安心な
 工事完了引渡しが可能である。
 (三八六氏は、今までの経験から
 この管理会社の工事を信じていません
 
しかし、三八六氏はこれを発言せず
決をとるよう理事長に求めた。
 
「発言しない訳は後術します」
 
 
 
つづく

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「ビル・マンション管理の不正工事-4」

「合い見積もりを取らないなんて非常識だ!」
現任の大手管理会社の指名に反対したのは
いつも他力本願の人間です。
「不正工事-1」からお読み下さい。

家の建て方 経験23-4 
「 選ぶ理由 」
 
S氏は三八六氏に向かって言った。
 
しかし、工事業者は現任の大手管理会社に決定した。
 
それにしても、ほかの人は
何を理由に現任の大手管理会社を選んだのだろう?
  
 
その後、住人側の会合の時です。
 
管理会社の作成した綿密な工程表と
車移動表を見て三八六氏は言った。
 「依頼先が違った場合
この繁雑な書類等の作成は
いったい誰がやるのだ! 」
 
S氏を含めた全員が沈黙だった。
 
建築工事は段取りが必要です。
この段取りは、仮設や手配だけではありません。
現場状況による、近隣対策、工程表の作成
工程管理、作業手順・・・・・・・・・があります。
 
今回のケース
これらの問題を総合的に考えなければ成りません。
 
 
あなたは、これらの判断が出来ますか?
 
あなたのマンション修繕には
 誰が必要なのでしょうか?
 
つづく
 

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「ビル・マンション管理の不正工事-5」

管理会社の下請による見積を
簡単に信用してはいけません。
「不正工事-1」からお読み下さい


家の建て方 経験23-5
「工事規模の内容に応じ」

見積内容を検討するには面積や価格を
確認できる様な方法が好ましいのです。
  
三八六氏は、業者にとって有利な指名入札を理由に
現況図面の作製を工事範囲に含めるものとし
管理会社に承諾させた。
 
図面が存在することで各部位の面積計算式の確認や単価確認が容易になります。
又、材料の必要数量も確認できます。
  
会社の内容も確認せず「 ペンキ屋さん 」では
見積段階で現場調査図面は作成しません。
 
専門知識を持つ三八六氏が
作図や工事監理等を請負い
見張ろーを行なえば
安心な値段の安心な修繕が可能だと思います。
 
しかし、住人の多くは、工事の安全な取引より
三八六氏がツルむ」の心配をしています。
  
このような事情から三八六氏は表立って
見張ろーの行動が出来ません。
 
前々記事の「発言しない訳は・・・」の一つです。
 
  
工事業者を選定する際は
組織の大きさや価格のみではなく
その工事規模や状況に応じて
考えなければなりません。
 
  
見積の査定です。
 
素人集団である住人側により作成した
仕様書や見積要綱は存在しません。
 
修繕に対する設計監理の意味が理解されず
この役目をする人がいないのですから
仕方がありません。
 
 
住人側は提出された見積を見ています。
なにも言いません。
 
単価は一般的なものでしたが
「 競争の無い指名による見積 」を理由に
三八六氏は再見積を指示。
 
結果、工事金額は下った。
 
 
さて、次は工事契約ですが
大手××管理会社は住人側に
他現場の写真やスライドで説明します。
 
住人側は、画像やセールストークの迫力に圧され
安心で信頼できると思い込みます。
 
しかし、三八六氏は信用していません。
今まで伝えてきたように
工事は、管理会社の担当が施すわけではありません。
 
三八六氏:「何かが起きる」
 
 
つづく
 

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「ビル・マンション管理の不正工事-6」

マンション修繕工事の着工です。
「不正工事-1」からお読み下さい。


家の建て方 経験23-6

「見ていた!」
 
天候を考慮に入れ、車のローテーションをしながらの
工事は45日を要しました。
 
工事完了検査です。
 
立会者は
マンション管理組合・同修繕委員(住人側
マンション管理会社・同下請の塗装業者(業者側
そして三八六氏です。
 
4ブロックの駐車場を見て回った。
 
 
1ブロック目の検査の時です。
業者側は屋根の上に乗らなければ
検査が出来ないにも関らず
ハシゴを用意していません。
 
三八六氏はピンときたようです。
どうしても見なければ。
 
当マンションのハシゴを使い検査した。
 
検査終了後
マンション管理会社:「 何か問題がありますか? 」
 
素人である住民側は何も言いません。
問題ないと思ったのでしょう。
 
業者側と住民側は
このまま終ると思ったに違いありません。
 
業者側:「それでは、これで工事終了と・・」



 
その時
三八六氏:「 これは手抜き工事だ。
       容易に見える部分(柱・梁)は標準だが 
       屋根上面は標準工法でない」
 
そこに居合せた人達の表情は変わりました。
 
しばらくの沈黙のあと

「 こんな塗装工法など建築界に存在しない! 」

 
住人側と業者側は目を丸くしていた。
 
安易な工法のため塗膜が均一でない。

耐用年数を待たずにして劣化が進み
錆が発生するのです。


 
三八六氏:「塗膜が均一になるよう、やり直し 」
 
あなたに、この判断が出来ますか?
 
あなたのマンション修繕には、三八六氏に代わる
ミハルが必要です。
 
 
つづく
 

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「ビル・マンション管理の不正工事-7」

手抜き工事のダメ直し完了。
再検査です。
「不正-1」からお読み下さい。
 
家の建て方 経験23-7
「損と得」

素人である住民側は何も言いません。
問題は無いと思ったのでしょう。
 
業者側と住民側は
このまま終ると思ったに違いありません。
 
業者側:「それでは終了・・・・・」
 
その時
三八六氏:「まだ塗膜が均一でない。この様な工事で
        管理会社として施工業者として
        極めて重要な責任がある」
 
 
管理会社の担当者は
塗料メーカーや他塗装業者に相談し
知識を高め再調査したようです。
 
この後、業者側は自主的に全面の塗り直しを施した。
 
 
三八六氏の検査は合格です。
 
「もし、三八六氏が居なかったら
どのようになっていたのか。
 
ミハルの想定では、この修繕工事
一回目の検査で終っていたとすると
耐用年数の約7割で次回の修繕が必要となります。
 
工事費500万円に対し
残り3割の年数分と仮設費等などを含めると
約150万円が無駄になる。
 
こんな事が日常茶飯事です。
 
このケース、監理だけであれば
その手数料は20万円ほどです。
 
あなたのマンションにとって
どちらが安心で得となりますか?
  
あなたには、これらの判断が出来ますか?
 
管理会社の
「安心です。お任せ下さい」
三八六氏には通用しなかったようです。
 
あなたのマンション修繕には三八六氏に代わる
ミハルが必要です。
 
 
三八六氏は、この手数料を表現せずに
住人側に協力しました。
 
しかし
  
つづく

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「ビル・マンション管理の不正工事-8」

寂しいことに
「 ありがとう 」を言う人が1人だけだった。

とても悲しいことですが、三八六氏は
この状況を予知していたそうです。
「不正-1」からお読み下さい。
 
家の建て方 経験23-8
「むなしさだけが残る」
このマンションの住人であるR氏
建物管理に協力をしています。

その行為は、動作も見え
も見える物として残ります。
 
そして、手数料は支払われています。
 
ここの住人の多くは
目に見えない監理業務は無償であり
目に見える行為には手数料が必要と考えています。
 
しかも、費用を支払うなら三八六氏ではなく
他の設計屋に頼むと、遠まわしに話します。
 
ツルむ」が心配なのか
それとも、「あいつだけ得して」なのでしょうか。
 
これも「発言しない訳」の一つです。
「 不正工事-3 」参照
 
協力が当然のような態度をとられた上
在らぬ疑いを持たれては
「むなしさだけが残る」三八六氏は言う。
 
 
三八六氏の決断
「もう二度と修繕委員は引き受けない」
 
 
設計・監理の
設計は図面の紙が存在します。
目に見えます。
少し救われるような気がします。
それも使わなければ、ただのゴミです。
 
監理行為は目に見えにくいもの。
終ってしまえばなにも残りません。
ゴミにもならない。
 
もちろん、ミハルの業務となれば
報告書は作成しますが。
 
「目に見えるもの」ここに重大な落とし穴が
あるようです。
 
 
「目に見えるものを優先する」
この事が障害となり、あなたのマンションは
無駄使いをしていいませんか?
 
特に、値段交渉による下った数字
目に飛び込んできます。
工事内容が下ったのでは、もともこうも無い。
 
 
手抜き工事や悪徳に対し
必要の無いお金を支払っていませんか?
 
特に、薄めた塗料でも修繕後の壁などは
目に飛び込んできて綺麗に見えます。
 
 
どのような工事でも三八六氏のような人が必要です。
 
あなたのマンションは工事を見張る役の
三八六氏に代わる人が必要です。
 
最後となりますが
この舞台となったマンションの三八六氏は
ミハルが見張ると同じように
不正をミハローです。 
 
 
おわり
 

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